2・お諏訪さま上社本宮

2017.10.02 09:00|away-soul

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茅野諏訪探訪その2・諏訪大社上社本宮
四角っぽい形の諏訪湖の南北に二社づつ四箇所に分かれて鎮座されている、かなり特異なタイプ。

東の軍神、諏訪の宮

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御祭神は建御名方神 (たけみなかたのかみ)
いろいろな文献で見る限り、後被せ臭いぷんぷんしていますし、実際にこちらに参拝してやっぱりな、、という印象を受けました。もともとの地元在所の神様、ミシャグチ神やその他の神様が歴史的にその時々で他の宗教も吸収してきたんだろうと思います(私説)。それゆえに、建御名方(イヅモ系)であり諏訪明神で、諏訪権現さん。
ともかく、あんまりこだわりはない、ものすんごい合理的というか、そんな被せ物で揺らがない信仰があるというか、中央に巻かれろというか(あはは)

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一の柱の前で団体客用の写真撮影場所が設けられていて、入れ替わり立ち代り写真撮影。ずーーーっとお柱をぺたぺたと叩きながら昨日見たテレビの話をする人々が居たりとかして、かなりカジュアルな雰囲気。
境内に入ると相撲甚句が聞こえてきまして、

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十五夜相撲神事が行われていました。
こちら上社の奉納相撲は1817年の記録にすでに記されているそうです。



11人の青年力士たちによる「胸たたき」の相撲甚句
全員ガリガリですが(滝汗)、動きを見ていると、オールブラックスのウォークライとかハワイアンのフラを思い出した。神様に捧げる武闘舞踊なので受ける印象が似通ってくるのかもしれない、収斂進化?(あはは)



ハワイのフラ(紹介の後1分ぐらいから始まります)
私にとってフラダンスというとこちらです。非常にアスレティック。日本では女性が踊るものだと思われている節があるようですが、もちろん女性も踊りますが、腰蓑にココナツの半分割のブラジャーをつけた露出度の高い美女がハマブランカで踊るやつではない。
話はずれたが、軍神諏訪大社にはフラやウォークライや相撲甚句がとてもよく似合うように感じる。

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境内には雷電の銅像もあった。
信州出身の超大力士、雷電関の等身大像らしい。
飯嶋和一『雷電本紀』(←ジュベおすすめ本です)のイメージでものすごーーーく大きい(そんなわけないのだけれど)ように思ってたんですが、手形も存外普通よりもちょい大きいぐらい。看板を読んでみると、この銅像のモデルは横綱柏戸、佐田山、富士錦をモデルにした銅像だそうで、、。雷電本人ってわけではない(ま、そりゃそうだけどねぇ)。

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神楽殿
上社で一番大きな建物で、残念ながら諏訪にあったお神楽は現在失われてしまっているそうです。
この日は正装の人々がズラーリと座ってはりまして、龍が描かれた直径が2メートル弱の大きな太鼓が見えていました。江戸時代の作だそうです。
そんなんで、ちゃんとお参りもして宝物殿も拝見はしたんですが、落ち着いて境内を見聞するにはちょっと賑やかすぎたので、また日を改めて再訪することに(雨も降ってたし)、ともかく北参道の鳥居から入っても、東参道の鳥居から入っても、非常に悩ましい参道になっておりまして、ドキドキします。そこらへんも後日あらためることにして、東参道から出て、茅野市に向かって歩いていきます。

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途中、道沿いのしもたやに
大きなスズメバチの巣があった、、右の大きなのは使われていないようだったが左はアクティブ。

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北斗神社
祭神:天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
こういってはナニですが、土着信仰の神様の上に被さっていることの多い神様ではあります。こちらもまさにそんな感じでしょうねぇ。このちょうど奥が武居畑遺跡(たけいばたいせき)という縄文時代から中世にかけて諏訪市最大の集落があったと言われている遺跡がありまして、そういうことなんかなぁ、、と。
さらに権祝 (ごんのほうり)邸の前を通り過ぎ、

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枝突峠入口の道標
この左のほうに細い川がながれていて、川を渡ると茅野市
大祝、茅野市神長官守矢史料館、、
興奮して鼻血でそうです。

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1茅野諏訪探訪

2017.10.01 09:00|away-soul

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新シリーズはじまります。
茅野諏訪探訪 その1プロローグ



お隣の信濃、以前善光寺にお参りに行く前にいろんな文献をほじくっていたんですが、そこからずるずると諏訪大社までイモヅルってしまいまして、菅江真澄『信濃の旅』や民族図絵にたどり着き、

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”すわのみやしろ乃
かんわさハやよひ酉の日也
本社十六町ひんかしに
あゆみて十間の
殿ありて鹿のかしら
七十二にいろいろの
いろくす はたの
ひろもの はたのさものを奉りてみあへせり
耳さけたる鹿は
神のほこにかゝるといふ也
ことに日記につまひらかに
しるしたれは
こゝにもらしたり”

これです、これ、これを読んだ時ものすごく衝撃を受けました。
それとミシャグチ神にも非常に興味がありまして、気になって気になってしかたがない。
残念ながら菅江真澄が見た儀式は220年前ほどに途絶えてしまってますんですが、ともかく行かねばならんわ、と思っておりました。

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前宮の十間廊に鹿の頭75ケがズラ〜〜〜〜リと並び
もちろん鹿や獣だけでなく鳥や魚の肉もてんこもりで、大勢の神官が並んで酒を飲み肉を喰らい、脳みその和え物などをむしゃむしゃと食べる
かつては御贄柱には紅の着物を着た人間の子供も縛り付けられて、祭りの最後には神に捧げられた(殺された)という伝承も残っています。

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現在は残っていないのが非常に残念な儀式です。
実際にこの地で見聞したいと思い始めて1年以上かかりましたが、ようやく実現しました。

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信濃の旅
いやもう、感動。行く前からちびりそうなぐらい興奮

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栗も美味しい季節ですし、
お天気はちょっと大荒れ予報ですが

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カヤの実もたわわに実る
そして、よくばりにも諏訪湖といえば、茅野市

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茅野市にも来たくて来たくてたまらんかったんですたーーい。
こちらを中心にジョーモニストとしてもめちゃめちゃ盛りだくさん。もーー、見るものありすぎて大大大興奮〜〜〜。いやはや、諏訪湖はおもしろいです。
今回の旅のテーマはジョーモンとミシャグチ、この2本立てで歩いてみようと思います♪
新シリーズ、「茅野諏訪探訪・ジョーモン&ミシャグチ」スタートです

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鳥の細道

2017.06.18 09:00|away-soul
シリーズ戸隠その5
戸隠神社五社参拝を済ませ、ほっと一息

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奥社からは本格的な登山コースがあります。
登山には全く興味はないが、こういうものは全て読みたいです(笑)。興味津々で読んでいると、私よりもひと回りもふた回りも先輩な人々がスタコラサッサと登っていきます。どんだけ元気やねん。

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戸隠レスキュースクワッド敷設の登山者カード入れ
用紙と筆記用具が備え付けられていたので、そちらに名前などの情報と開始時間やプランなどを記入するようだ。まぁ、そういう情報があるとなにかあったときに有益ですわな。ジェームズ・フランコの"127HOURS"を思い出すねぇ。
私はというと、有料駐車場に車を駐車してますし、駐車場に戻れなかったらきっとナンバープレートからすぐに身元が判明するでしょう。I.D.も携帯しているし、それに参道やトレイルから外れることはないので何かあってもレスキュースクワッドのお世話になるほどの場所ではないと思う。
身の程を知っているので登りよりも慎重にゆっくりペースでくだります。

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随身門が見えてきました。
バチも当たらずに無事にお参りできました。まぁ、修験の神さんもこのご時世ですから、それなりにお目こぼししてるんでしょうな(あははは)。

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ほんとうにこの随身門を境に様相がかわります。
というのも、この随身門からネイチャートレイルが整備されていて、ボグが広がっているんですわ。ということで、まっすぐ参道を戻らずに横道にちらっとそれます。
バリアフリー歩道もあってベビーカーや車椅子でも安心

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有名なバーディングエリアで、ちょっと歩くだけでもわんさか鳥だらけ、営巣もやりまくってました。双眼鏡率高かったですし、でっかいレンズにでっかい三脚の鳥撮る人々、バーディングツアーでインタープリター付きで鳥を見ているグループも多数見られました。初心者でも誰かが三脚立ててスポットしているところを見たら鳥がいますんで、簡単だと思います。鳥の名前がわからなかったら見ている人に聞けばいいし(あははは)。ていうか、私的に衝撃を受けたのがスポットスコープで植物をスポットして植物図鑑とにらめっこしている方なんかもいました。めちゃディープ。

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ヒガラとコガラとヤマガラとシジュウカラがワンサイトで混在していてガラ天国でした。
コガラの鳴き声大好き!!!
バーディング用の双眼鏡は持たずに参拝したのですが、美術博物館用の望遠&顕微鏡兼用双眼鏡を携帯していたのでそれを使おうと出しましたが、裸眼でも見られる距離でわらわらいますし、声でI.D.できるほど鳴きまくりなので本当にお気楽バーディング♪

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カタクリも大好きな花。
コマドリが大音量で鳴きちぢってました。

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キバシリがクリープしていました。
くちばしの湾曲具合が可愛い小鳥です。

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ズームでドン
木肌と同じなのでじっとうごかんかったらまず気がつかない。
が、じっと静止していないガサガサした鳥なので実際は結構簡単に見つけられます。

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水の流れにそってぽつぽつと咲く水芭蕉が美しい。
水芭蕉、英語でいうとスカンクキャベジ(臭いキャベツ)こんな清楚な見た目なのにえぐい名前がついています。ガタではすでに育ってボーボーになっているのでボーボー巨大化状態をみると爆裂キャベジな感じではある。
しみじみといい気分であるいていると、

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水芭蕉の群生地帯に出た、、
こんだけたくさん生えていると、、確かに臭い(ひーーん)

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トレイルからめっちゃ見えてるところにオオアカゲラの巣ぅ
本人本鳥もさわいでいました。

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春の妖精!Spring ephemeral〜〜〜。
どっさり咲いてて見放題でした♪めちゃめちゃかわいい。
和名はヤマエンゴサクというらしいです。山の端の吾作さんみたいな、、と思ったら、山延胡索、なんでまたこげな名前に、、。

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てな感じで、鳥やら野草やらキノコやらをみていたらあっという間に一の鳥居まで来てしまいました。
もう2周ぐらいしたいかも、、と思うトレイルでした。
さてと、、帰る前にもう一箇所寄ります。
シリーズ戸隠、次回最終回
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龍の坐す山

2017.06.17 09:00|away-soul
シリーズ戸隠その4
戸隠神社五社参拝です。

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戸隠神社奥社の大鳥居
こちらもバス停のある道からガックリと下ったところにあります。出羽でも出雲でも強く感じましたが、この下ってから上がる参道はすごいねぇ。強力。
ここからは徒歩で40分ほどの登りです。が、ハイヒールの女性や底ツルツルっぽいフォーマル革靴の男性もいましたんで、ちょっと長めの参道という感じでしょうか。奥社、冬季は閉鎖されています。
ともかく鳥居をくぐる前から、ものすんごいたくさんの種類の鳥の声が聞こえる。

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が、随身門をくぐり杉並木に入るととたんに鳥声ヴォリュームがおちます。
これはすごい効果。緊張感がみなぎりますねぇ。とはいえ、ヒガラとコガラの声が澄み渡っていてつい口笛で真似してしまいます(バチ当たりな、笑)。

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杉の洞穴にしめ縄がかけられていました。
しめ縄の幣が落ちて踏まれていて、かなりビビる。
杉並木を抜けると、かなりしんどい坂になってきます。

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飯綱大明神/飯綱権現
途中にしっかりと飯綱さんも祀られていました。
信濃というと飯綱山の白虎にのった烏天狗である飯綱権現さんの本拠地で看板天狗さん(私のイメージ)。縁起によると戸隠権現は飯綱権現さんより偉いらしいです。とはいえ、戸隠側文献なのでナニなんですが。

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明治の廃仏毀釈を生き残った四体の石仏が太陽に向かって祈っているように見える。以前は随身門を抜けた後、両側に宿坊が並んでいたらしい。
熊鈴をつけたワンゲル風グループや「近所のコンビニに行ってきました」風なにいちゃん達やロングドレスにパンプスのネーチャンにあっさり抜かされながら、ぼっつら進むこと20分ほど、
到着しました。

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正しく頭にツノの付いた”狛犬”
狛犬は犬であるとは限らない、獅子の狛犬はとてもたくさん見られる、獅子にはツノがないだけ見た目は全く同じ(あはははは)。
尻から入って狛犬胎内めぐりができるようになっている(ウソやがな)

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奥社に到着。
祭神は天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)岩戸をぶん投げた神様ですねぇ。
明治の分離までは聖観音菩薩が御本尊の寺院だったそうで、最近入り口をつけました、というとってつけた感モリモリです。で、このとってつけた入り口の奥が戸隠三十三窟「本窟」・「宝窟」という修験の秘法が隠されているとか、宝物があるとか、内部は完全非公開なので知るすべはないので妄想し放題の空間になっているそうです。秘技秘法に秘法、、秘密の秘窟です。
御紋は鎌卍(かままんじ)、やはり信濃は鎌ですねぇ。
さて、最後には御大です。
こちらも拝殿が山壁にぴったりとくっつけられていて、入り口っぽい。

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九頭龍社(くずりゅうしゃ)
九頭龍大神をお祭りする、戸隠の本体だと私は思っています。位置的には奥社よりも標高が下ですが、ディスガイスであり拝殿だと考えると別にどこに位置していてもかまわんでしょうし、この場所が「龍窟」にあたるそうで、本殿から本殿右手上の磐座の上まで廊下が続いているらしい。この地は雨乞いの聖地だったようで、初期の天皇もこちらで祈ったのではないかと思われる。というのも、やはり牙笏が伝わっているというのがキーポイント。
戸隠信仰の根っこはこちらの九頭龍さんなんでしょうねぇ。とはいえ、これも入り口というか拝殿というか遥拝感がみなぎってましたが。

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ともかく、戸隠神社や修験の山になるはるか昔から信仰されていたらしい、九頭龍山
ぱっとみたときに出雲の立久恵峡(たちくえきょう)を思い出しました。
龍、鎌、、確かに鉄に結びつけたくはなるな、、(あはは)

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奥社社務所にはものすごい行列、御朱印待ちのようでした。
一人頭15分ぐらいかかってそうだった。
戸隠、非常に面白いです。今回の旅のガイドブックはこちら

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『続神道大系 神社編 戸隠 (一)』
『続神道大系 神社編 戸隠 (二)』 by神道大系編纂会
『戸隠龍神考』 宮澤和穂
神道大系はかなりガイドになりました、それに龍神考は読み物として面白かったです。他にも2、3戸隠関係の本を読みましたが、どれも似たり寄ったり。やっぱり信濃の中心部からもアプローチするべきか。
しかしまぁ、天岩戸の正確な位置というのは特定されていませんが、自称天岩戸地はたくさんありまして、さらに戸が飛んで来て落ちたものというのはどっさりあります。戸っぽい岩や趣深い形状の岩があると、そうではないか→そうだとなって伝説がつくられていくんでしょうねぇ。こちらの戸隠では隕鉄なども出てるようなので、隕石が落ちることがそれなりに観測されたのかもしれませんで、後付けでそれは岩戸だったというレジェンドをつけるのも簡単かと。とまぁ、そんな楽しい妄想なんかにも耽りながら楽しい参拝でした。

して、
あとは下山
ちょっと寄り道のつもりがとても楽しかったです。
シリーズ戸隠、つづく

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杉トライアングルの結界

2017.06.16 09:00|away-soul
シリーズ戸隠その3
戸隠神社五社参拝です。

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中社(ちゅうしゃ)
この場所に鎮座されたのは寛治元年(1087)、奥社の相殿として宝光社と時を同じくして創建。現在の御祭神は天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)で社殿によると本地は釈迦牟尼仏だったとのこと。オモイカネはアマテラスが天岩戸に隠れたときにできた岩戸神楽(太々神楽)の作者である知恵の神様。
こちらの社殿天井には暁斎に描かれた龍を見ることができます。が、しかし、残念ながらオリジナルではなく復元、中社絵馬も暁斎の龍です。

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社殿に向かって右にはさざれ滝、そして青龍殿。宝物館になっています。
もちろん、戸隠のオフィシャル公開宝もんというと牙笏、拝見してきました。日本国内に現存する5枚の象牙製笏の1つです。大宝律令で五位以上は牙笏、六位以下は木笏と決まっていたが、時代が下ると位階に関係なく礼服のときにのみ牙笏を用い、普段は木笏を用いるようになったらしい。現代では神職が持っているのは木笏。こちらの説明パネルには象牙製の笏は天皇クラスの持ち物とされるというようなことが書かれていた。南ア原産のアフリカゾウの象牙だそうで、シルクロードで唐を経て加工され、伝えられたものと考えられているんですと。正倉院にある牙笏とよく似たものです。あとは、伊勢神宮から下付された御神宝が展示されていました。せまいスクエアな展示室ですが牙笏だけでも一見の価値あると思います、トイレも美しいしソファなんかもあって寛ぐし、涼しいし(あははは)。もしかしたら聖徳太子が握っていたものかもしれない、なんて妄想も抱く。戸隠という土地を感じずにはおれない。

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外、暑いわ。
眩しいし、、ご神木が見えています。

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社殿の前にあるご神木は推定700年
幹周囲が7メートルだそうで、このご神木でも女性が幹に手をあててなにやらブツブツやってました。
実はこの中社周囲にはこのご神木よりも興味深い三本杉というのがあります。

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樹齢約900年とも800年とも言われているそうで、天然記念物指定。
3本に分かれているから三本杉と思っている人が多いようで、口々に
「ほんとだぁ三本にわかれてる〜〜す〜ご〜い〜キャー」
と、幹に抱きついたりして盛り上がる人々を見かけましたが、それは誤解です。
1本が三又に分かれてるから三本杉ではなくて、三本の杉が鳥居を中心に3本、正三角形に結界を作るように植えられているのが三本杉。この3本もご神木で、人魚伝説が残っていまして大変興味深いです。詳しくは戸隠神社オフィシャルウェブサイトでも読むことができますが、簡単にまとめると、妻を亡くした若狭の漁師が人魚を捕獲、殺戮。隠しておいた肉をその漁師の3人の子供が見つけて食べてしまい、3人とも全身に鱗が生えて死亡。ターミナルに戸隠大権現が夢枕に立ち、出家して子供を救うために3本の杉を植え800日詣するようにお告げをした。小説にすると、カニバリズムミステリになりそうですねぇ、伝染病で亡くした妻の亡骸を隠して食べていた夫、見つけた食べた飢えた子供たち、食べることで感染し、死に至ったと。となると、もともとの妻の死因もカニバリズムによるものかもしれないと思えてこんでもないですねぇ。各地に残る天女伝説や人魚伝説の変形バージョンかと思われます。三角形に植えられた三本杉といい、非常に呪術的。
そんなことを考えていたら、、

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お前、何考えとんねん!!! by阿犬

と、ドン引きされたように感じました。
すみません、バチ当たりで、、(滝汗)。

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お前も三社の御庭草を 八百日踏んどけ! by吽犬

と言われたとか言われなかったとか(あはは)

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中社、非常に興味深いです。
そしてこちらの中社前に戸隠観光情報センターやちょっとしたお店街になっていまして、なんとなく賑やかなところです。ここから1、5キロ下ると火之御子社へと繋がる。
さて、本来ならばこちらの比丘尼の丘までしか女性は入ることができない霊山ですが、現代では石になることもなく入っていけます。なんとなく騒いだりアホなことを考えないようにしようという雰囲気にはなってきますねぇ。
というわけで、奥社へと向かいます!!
シリーズ戸隠、つづく
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