19茅野諏訪探訪・アルプスへ
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茅野諏訪探訪その19・番外編
松本市立博物館で市立考古館の情報を教わった時に寄り道情報もいただきました。時間的に寄り道してから考古館というルートのほうが良いでしょうとアドバイスをしてもらったのでそのように
アルプス公園
松本市蟻ケ崎です。
そういえば、松本城の天守閣の中を見学している時に、私の真後ろで歩いていた多分母娘孫の三世代3人組。狭い通路なので基本順番が変わることがなく、私も独りだったので聞くともなく会話を聞いてしまったんですが(滝汗)。娘が天守閣の話をしていて「アルプス見られるんだって」と言った。母が「え?ハイジの展覧会とかそんなのあるの?」娘「恥ずかしい、、」と日本アルプスについて説明していました。気が緩んでいたのでハイジって単語が出た時にもう少しで吹くところでした、あぶないところでした。
ともかく、こちらアルプス公園は江戸時代初期に松本藩主戸田松平家の御留場だったので立ち入り禁止だったそうですが、中期には一部が解放(現・城山公園)、明治にはいってからこの辺りが解放されてアルプス公園となったらしい。
アルプス公園はきもちよく整備されていて、園内に動物園や色々な施設がありますが、園内を散策するほどの体力も時間もないので、一箇所だけ
私のお目当てはこちら
松本市 山と自然博物館
登山道具や資料、動植物昆虫の剥製標本などが展示、塔には国土交通省北陸地方整備局松本砂防事務所の無線中継所などが併設されていて、砂防事務所の展示も見学できますんですわ。塔の5階は展望台。
まずはこの地域で見られる動植物の標本コーナーへ
ガタとものすごく違う、、ってわけではないのですが鳥キチレベルではかなり大違いです。トキの剥製が目を引きます
江戸時代までは全国にいたトキですが、明治以降激減、平成15年に新潟佐渡市で最後のメスのトキ、キンさんが死亡し絶滅。こちらに展示されていたトキの剥製はコレクトされた日付はわからないそうですが、明治37年松本市立博物館開館当時に所蔵されていたらしい。ということで100年以上前の採集品だと推定されるようです。ガラス越しにもとてもいい保存状態でした。最近は科学の進歩でこういう剥製から色々な分析ができるようになり、一般家庭に飾られている剥製からもとても素晴らしいお宝(データ)が出てくることもあるので、剥製などは捨てずに博物館や鳥類研究所に寄付してほしいですねぇ。
登山道具もものすんごい進歩ですねぇ。
私の好きな映画の一つにクリント・イーストウッド監督主演『アイガー・サンクション』があるんですが、このアイガーアタックの装備をみてるだけで当時どんだけ登山者が簡単に死んだかと想像できますねぇ。
特別展覧会 ホメロスとヘッセ 文学に登場する昆虫たち
文学作品とそれに登場する昆虫の標本が並べられていて、とってもわかりやすいです。それに北杜夫のシリーズもあって嬉しかった。ドクトルマンボウシリーズ大好きでした。昆虫記とか何遍読んだことか。そして日本でのヘッセ、少年の日の思い出の知名度と人気はすごいですよねぇ。子供が読む教科書って本当に大切ですよねぇ。選び方で簡単に洗脳やインプリンティングができます。義務教育時代の学習ってのはマチュアになったときにロジカルに物事を考えて人生を間違わんように(できるだけねぇ)するためのもんですが、その中でも現国てのはほんまにダイレクトに大事やとおもいます。なので教科書の文章のチョイスて特に大事ですねぇ。子供のウケねらいだけで選んだらあかんと思いますわ。
展望室から見える景色
もちろん北アルプスも見えてますが、そっちは松本城から見えたのをアップしたんで、これはデーラボッチのほう
デーラボッチの大型フィギアもある。
ダイダラボッチという名前がよく知られているかと思いますが、山のようにでかい巨人の伝説は日本各地にありますな。和歌山だと踏鞴法師が居りますなぁ。
デーラボッチグッズもたくさんありました。
こちら登山客も多いそうで、登山好き系小物、山バッチとか百名山グッズとかその他色々な書籍などもありました。
バス停から博物館まで歩く間にもコッテコテの登山ファッションに身を包んだ私と同世代、もしくはもっと年上の女性のグループが目立ちました。皆さんほんとにすごいですな、、。
松本市の自然を学べてとても有意義でした。
茅野諏訪探訪次回最終回です!
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