第五番黒祀獣の奏者
久坂部羊著『第五番 無痛Ⅱ』
小野不由美著『黒祠の島』
上橋菜穂子著『獣の奏者Ⅳ完結編』
去年の秋にやっちらかした獣の奏者、4巻完結で4冊買うてかえったんだが完結編でなくて外伝を買ってしまっていて読んでなかった完結編。スッカリ忘れてたが本屋で目について思い出した(あははは)。ま、尻の座りの関係で読みましたが、完結編は読まんでも読んでもどっちでもええかな。あんまし好みではないラストやねぇ、ぐじゅぐじゅーっと終わってしまった感大。
久坂部羊の第五番は『無痛』の続き、イバラが出所してきた後の話しでオモロイのがエボラ出血熱、エイズ、狂牛病、SARSが全て某組織が意図的に流行らしたもんで、その組織が今度は日本に5番目のブツ、「新型カポシ肉腫」をもたらすってなトンデモな感じの話しです。イバラやその他前作の登場人物は霞んでしもて、新型と菅井准教授のくだりがものすんごいパンチでねぇ。だったらオモロイなーって感じの現在日本をかなり皮肉ってクリティサイズしていましてオモロイです。日本のテレビを見ていてつくづく感じるのは健康番組と食べモン番組の多さ、まー、いつもどこかの局で健康についてなんかやってますねぇ。スーパーとかお店でも健康グッズや健康食品の棚の面積たるやすごいもんです、ちょっとゾワっとしますねぇ。ま、方向性を失った健康志向ってのはどこに行き着くんか、、てのを考えさせられる、読了感が殺伐としてしまうぐらいエエ本です(笑)。
「黒祠の島』これはものすごくおもろかったです、純粋にええミステリ。なんちゅうか読みはじめて見えたスジの通りに話しがすすみまして、まったく驚かされるところもクソもないんですが楽しめました。なんちゅうか俯瞰的な位置で読んでいけてドキドキせんでいいのである意味安全なミステリでした(笑)。
アケビがスーパーマーケットに並んでいる。
小さい頃、山で食べたが中の実(ベロベローンとした部分)を食べて外側はその場でペッと捨てて終わり。ていうか、このガワの部分は食べんかったもんですが、こちらではガワの部分が食材だそうです(そりゃ実も食うそうですが)。売り場に調理法が書かれたプリントが貼ってありましたが、味噌煮、ゴマ味噌和え、天ぷら、豚汁、ってのがポピュラーだそうです。豚汁ってあんまり食わんな。粕汁やったらそれなりに食べた記憶があるが。ていうか、私の中では味噌の料理に於ける比率が非常に低いので、新潟の味噌味率の高さに結構驚いております。日持ちするもんが多い。
なんにせよ、山で勝手にとれて食えるもんを買うのはどうもなぁ、、。ミカンは買うもんではない、というのも和歌山県民気質よなぁ(あははははは)。そう,ミカンといえばスーパーで一個100円とかで売ってるんですわ、なんかただただ口ポカーンと開けて見てまいましたが(笑)。
ま、とにかく食べ物は地味に驚く事が未だたくさんあります。
あ!そうそう、けっこう派手にびっくりこいたものがあったがな。
おはぎに塩味がある!!!!メキシコ料理のサイドについてくるブラックビーン(Black turtle bean)の塩味のやつ、ライスの上にのっけてくれるやつねぇ、アレを思い出します。味もそんな味。お店で塩辛いんですか?と聞いたら「ちぃとばかあめ」、と言われましたが、食うて見ましたら、まぁ甘くはなかったです、豆の味はするが。豆の甘さっていわれてもなぁ、塩もきいてないしパンチなさすぎ。結局ギブアップして砂糖かけて食いましたがな(あはははははは)。私にはナチュラルな食生活は無理です。
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