ソデグロヅル

2016.12.20 09:00|Birding
今年は当たり年のようです。
来年、酉年ということもあってプレパーティか(笑)



CR指定種、Critically Endangered (クリティカリー・エンデンジャード/絶滅寸前)
ソデグロヅルがやってきました。
シリアやアフガニスタンなどの紛争が酷くなっている地域が繁殖地で、ここ数年の戦闘の激化に伴いじわじわと頭数を減らして近年一気に危機メーターマックスに近づいている種であります。全世界に推定2800羽、3000羽は越えないだろうと言われています(International Crane Foundation)

IMG_7011.jpg

うちの近所に飛んで来た個体は左のウィングに怪我の治癒痕がみられたので、多分ワタリの途中で負傷し群れと離脱。治癒後に別のソデグロヅル群を待つも時期すでに遅しで同種群のワタリが終わっていたので同じく南向き白色のコハクチョウの群れと合流し山越えしたんでしょうねぇ、で、その合流したコハクチョウの群がガタ方面行きだったと、、
まず、怪我をした事、治癒に少々時間がかかった事、後続のコハクチョウ群を選んだ事、そのコハクチョウがガタ経由だったと、色々な細い選択肢が重なって、こうして私の目の前に現れたということです。ミラクルですわよ(涙)。このソデグロヅルにとっては非常に不運でしょうが、私には幸運でした。ワンス・ア・ライフタイム・オパチュニティです。

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ツルはツルなんですが、このソデグロヅルは他のツル属のツルがもつthe complex tracheal coilsが欠けているのが特徴で、欠けてるツルは本種とホオカザリヅルだけ

IMG_9861.jpg

こちらがホオカザリヅル(恩賜上野動物園、東京都)
ホオが下がっているので、ついついホオサガリヅルと書きたくなります(字面似てるし、笑)
このツルも絶滅危惧VUとCITES指定されている、エチオピアから南アにかけて生息しているツルです。こちらのツルは自力では日本に飛んで来ませんで、キャパティブ個体しか見る事ができません。

IMG_6978.jpg

ツルって、美しいわねぇ、ほんと。
大きいし♪
ちなみに、鶴は千年亀は万年ていいますが、野生のツルたちの平均寿命は20年から30年で、そのツル種の中でも特に長寿なのがソデグロヅルなんですわ。ギネスブックの世界記録にも載っているウィスコンシンにあるインターナショナルクレーンファウンデーション(the International Crane Foundation)で飼育されていたウルフ(Wolf)という名前のソデグロヅルが83歳まで生きました!83歳てすごいで。次点でワシントンDCのスミソニアン動物学公園の個体が62歳。ちなみにウィスコンシンはサンドヒルクレーン(カナダヅル)の大集結地帯なんですが、こちらでレアに見られるウーピングクレーン(アメリカシロヅル)が現在430羽(飼育個体165羽を含む)をすこし上回るほどで世界で一番少ないツルです。



ちなみにカナダヅルのほうは世界で一番多いツル
ざっくり65万羽ほど
どっちゃり居ます。



朝夕の出勤帰還の時間は本当にすばらしいです。
見渡すかぎりツルだらけ。カメラをムービーでずーーっと手動パンしながら撮ってみました。



もういっちょ
前々シーズンの様子です。
夕焼けもいいですが、やっぱり朝ですねぇ。
そういう事で、ツル好きなんですわ。
もーーー、たまりません。

IMG_7054000.jpg

MAXトキとソデグロヅル
やっぱりガタはおもしろい!
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Comment

No title

ツル、ほんとに美しいです
気品を感じます

No title

新潟に来るまでにどんなドラマがあったんでしょうね。
色んな偶然が重なっての出会い。
貴重ですよね。

ツル、個人的に白っぽいのが好みです~。
ごめんね、カナダヅル。

No title

これを見ていてやっぱこの前のは鶴じゃなかった気がします。・・・たぶん。


ロンゲのオヤジさん

コメントありがとうございます
鳴き声はナニなんですが(笑)
ほんとうに美しい鳥です。人間の所為で絶滅させたらあきませんよね。

リクさん

コメントありがとうございます
ほんとうにものすごい細〜い選択の積み重ねです、出会いってすごいですよねぇ。乾杯!
>ごめんね、カナダヅル。
ぎゃはははははははははは
私も大きな声ではいえませんが、白いほうが、、(ぶっ)
カナダガンとかカナダヅルて、シジュウカラなんかと同じく”いつも居る”安心の愛情かと、、(あはは)。

リトルガルさん

コメントありがとうございます
このツルではなくても別のおもしろい鳥だったのかもしれません。
次に見た時は是非是非写真を撮っておいてください!
もしかしたら大発見かも♪
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