鶴岡八幡宮〜豆に願いを

2016.10.21 09:00|away-soul
神奈川宿紀行第十一話
鎌倉うろうろしております、
鎌倉宮、鶴岡八幡宮、御霊神社佐助稲荷神社宇賀福神社江島神社

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鶴岡八幡宮
雨予報だったんですが、晴れております。
必殺晴れ婆です。が、多分崩れてくるでしょう、何時までもつかは不明です。
鎌倉駅からすぐ若宮大路に入り、二の鳥居から詣でます。

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段葛
元は一の鳥居からずーっと続いていた、ぬかるみ回避の参道。
きっかけは政子の安産祈願の為に社頭から由比ヶ浜まで作ったそうだが、それだけでなく色んな意味でこの道を整備する必要に迫られていたんでしょうねぇ。
横須賀線建設の為に一の鳥居から二の鳥居までの段葛は撤去されてしまっている。が、現代の土木技術により低い道もぬかるむ事はなくなっている(そりゃそうやわね)。

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三の鳥居に到着
鳥居をくぐると太鼓橋、そして両脇に源平池。
西が平家池で東が源氏池
東の源氏池には島が三(産)つでいつまでも栄えるように、北条政子が源氏の旗印にちなんで白い蓮を植え、旗上弁財天社がお祀りされている。方や西の平家池には平家の旗印にちなんで赤い蓮、それに”しね平家”と四(死)つ島が作られ滅びますようにということだそうで、、。呪いがかなりオフィシャルだった頃。ま、今でも良い方も悪い方でも呪的なものは存外身近だったりするんですが(笑)。

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実はこの平家池の傍に神奈川県立近代美術館鎌倉がありまして、こちらも楽しみにしていたんですが、、なんと今年の1月に閉館してしまっていたそうです(チーーーーーン)。やっぱり滅びるようにとかけられた呪が美術館にまで影響したか(あはは)
なんかもぅ、工事とかしてオレンジコーンがアグリーにいっぱい置かれていました(涙)。
源平池をすぎると境内にテキ屋が並び、テキ屋の並びをぬけると手水舎、そして舞殿があります。静御前が”好き好き義経様”の舞を踊って、頼朝が激怒したという舞殿。今でも毎年四月に静の舞が奉納されるそうだが、やっぱり頼朝は変わらず激怒しているんだろうか、草葉の影でキーーーと癇癪おこしながらグルグルローリングしている事と想像してしまう(あははは)。

康平6年(1063年)8月、奥州を平定した源頼義が京都石清水八幡宮の御分霊を勧請して、鎌倉由比郷に社殿を造営”由比若宮”をお祀りしたのが最初だそうだ。それが元八幡(←クリックでぐるぐるマップへ)、海岸線に沿って弦のように形成されていた砂丘で、”弦ヶ丘”と呼ばれていたそうだ(現在とは海岸線が違う)。ガタと同じく、砂とラグーン(潟)、そして湿地帯という人が住めるような土地ではなかったそうだ。それを頼朝が治承4年(1180年)10月12日に現在の地所である小林郷北山に奉遷。その後、建久2年(1191年)3月の大火で社殿のほとんどが焼失、そこで大臣山を切り開いて高い位置に造営されたと、

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それが今こうして私が見上げている社殿、鶴岡八幡宮。
というわけで、源頼朝が狭く暗い獣道のような切通しをぬけて到着した鎌倉で見た景色は、狭い山と海に囲まれた湿地と赤い丹の川、黒い砂鉄を含んだ砂、こんな立派なお宮はなく、山も切り開かれておらず、ただ、湿地とぬかるんだ馬も歩きづらいような道。この土地にすんでいた非人、鎌倉党たちを追い出した、というよりもアッサリ頼朝達武士に譲った土地。発掘調査によると、鎌倉時代の鎌倉は現代よりも2メートルほど地面が低かったそうだ。
61段登ります。かなり急で警備員さんが走る小学生とか立ち止まる爺婆を叱りまくってました。

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本宮正面
神額の『八幡宮』は石清水八幡宮の一の鳥居の額と同じ書ですね。石清水さんの額は一条天皇の勅額で、小野道風・藤原 佐理とともに平安の三蹟と称えられる藤原行成が天皇の勅を奉じて筆を執ったもの。とはいえ、残念ながらオリジナルではなく松花堂昭乗(寛永の三筆) が元和5(1619)年に作成したレプリカ。こちら鶴岡八幡宮のはだれが何時写したものかは私は知りません。が、豊島屋が写して鳩サブレーになった、というのはどこかで読んだ事がある(あはははは)。
こっから先は真面目に参拝しているので撮ってません。宝物殿で考古資料、御輿、武具などもしっかり拝見しました。

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ほんま、ま〜〜〜すぐな参道
ビミョーーに写ってますが、この階段の西側にあるドデカイ切り株っぽいのが大銀杏。樹齢1000年を越える老木。そう、これが”隠れ銀杏”です。公暁(源頼家の子)が三代将軍実朝を暗殺する為に隠れていたのがこの銀杏の木の影だと言われているんですが、他の文献には別の場所やったとか色々と真否のほうは定かではないです。が、私もこの銀杏の幹をみながら、銀杏の影に隠れる公暁とその前をぽや〜んと和歌の創作とか考えながら歩く実朝、公暁が出て来てバッサリ殺される実朝、、阿鼻叫喚を想像して、またもや鎌倉の闇が銀杏の陰に見えたような気がしたんでした。
平成22年(2010年)に倒伏。木自体は死んでいないのでひこばえが生えてきていますが、往年の銀杏を知る人の涙を誘う姿となっています。

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まさに実朝のように御首級をとっていかれたあとのようなを連想してしまう。
首無し死体、、
さらにじっと見ていると、凸凹1つ1つが人に見えて、屍体がギュっと束ねられているようです。
恨みをもって斬殺されていった鎌倉幕府の武者たちが折り重なって怨嗟の叫びをあげているみたい、、

境内には後鳥羽天皇、土御門天皇、順徳天皇をお祀りする今宮、頼朝と実朝をお祀りする白旗神社、丸山稲荷社(室町創建)由比若宮(元八幡)遥拝所、流鏑馬馬場、国宝館などがありまして、

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鎌倉国宝館
国宝の籬菊螺鈿蒔絵硯箱、沃懸地杏葉螺鈿太刀、沃懸地杏葉螺鈿平胡籙、蘭渓道隆墨蹟 法語規則はもちろんすばらしいものだと思いますが、それよりも私的には特にスカルプチャーがファンタスッティック。鎌倉室町のすばらしいピースが並んでいまして、たまりませんでした。大感動スペクタキュラー。
満足して、若宮併設の社務所にてお札などと一緒に

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鳩のエサも授与してもらいまして。50円、中身は豆まきでつかう炒り豆。
そう、怨霊退散!!!!退魔の豆です。

ちなみにこの私愛用の扇子は石清水八幡宮のオフィシャル扇子です。
以前いっちゃん襲撃&石清水八幡宮参拝の折に授かってきたお品。今回、本家から来たよ的にカッコつけてみました(あはは)。下りものなんよ〜、都のカホリよぉ〜て(あははは)
巫女さん曰く、源氏池にて神のお遣い鳩たちがお待ちになっていらっしゃると。
結構無防備に鳩豆の紙袋を持って源氏池に近寄って行くと、すぐに鳩に

こいつ、豆もってんで!!クックルー!

と、バレまして、即座にもみくちゃ。頭から腕から鞄から背中から全身にみっしり2桁鳩がたかっている状態。周りを歩く観光客の目を引きまくり、写真撮られまくりました。
恐怖鳩婆(ぎゃはは)。
あっという間に豆が無くなって、、鳩も散ったのでやっとカメラが出せました(笑)

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この2羽だけしつこく私にたかり続けました(あはははは)。
鎌倉に来たら、鳩!!
鳩サブレーを自分で食うのもいいですが、鳩に豆をあげて鳩にたかられまくる、、というのもまた良いと思います。是非神様のお遣いにもみくちゃにされてみては?ご利益とウンがつくかもしれません。フィジカルなウンもつくかもしれませんが(あははは)。重要ポイントはちゃんと社務所のお豆をあげることです、鳩サブレや別の菓子でもパンでもクラックドコーンでもピーナツでも鳩は喜びますが、怨霊退散しないですし(笑)、やっぱり神さまのおつかいを頼むにも社務所の豆がいちばんかと、、(あはははは)。
ま、これで罰当たり発言もりだくさんで私にとりついたものも祓えたかと思います。
さて、ここからは気が重いんですが、、
鎌倉宮のほうに向かっていきます。
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Comment

No title

広い敷地ですね
さすが、三大八幡宮の一つ
え~あの額は、松花堂昭乗の筆なんですね
地元に居ながら知りませんでした  (苦笑
うちの八幡さんにも子供の頃
鳩のエサが、売ってました
今は、追い払われてますが・・・  (笑

ロンゲのオヤジさん

コメントありがとうございます
まっすぐの参道となると近畿では少ないですよね。実際の広さ以上に広く見える境内です。
石清水さんのあの扁額、大好きなので昔調べたことがあるんですわ。フォント最高ですよね(あはは)。
鳩も増えすぎるとナニですし、糞公害や営巣公害もえぐいことになりますしねぇ。エサを与えてもいいですが、それなりに間引いたりして数コントロールすればいいんですが、日本的な考え方だと殺生はちょっとアレですし。人間も鳩もポピュレーションが問題です(笑)。

No title

大銀杏の倒木、だいぶニュースになりましたよね。
今はそんな感じになってるんですね。
ほんと、怨念こもりまくりな外見(汗)。
くわばらくわばら・・・。

鳩さん、豆をマッハで見つける(笑)。
なんだろう、奈良公園の鹿といい、ここの鳩といい
見つけるの上手すぎ&早すぎでしょーと
ツッコミたくなりますね。

No title

鳩にたかられる、ホラーですな。

リクさん

コメントありがとうございます
大銀杏の倒木、実は当時しらなくてかなり後になってから知ったんです。しかも画像をみていなかったので今回かなりショックをうけました(とほほ)。上部が無いだけにほんとアレな見た目になっておりました(怖っ)
まぁ、鳥というと目が命ですんで(笑)。
奈良の鹿、鶴岡の鳩、そして口ー◯ングのハゴロモガラス(爆)
ま、野生といっても人間を如何に使役するかというので生き残り%が変化するんでしょうねぇ。適応の一種だと思います(あははは)。

無楽斎さん

コメントありがとうございます
ヒッチコックというには間が抜けすぎている外見な鳩たちです。
結構楽しかったです(笑)。
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