しつこく親鸞

2016.07.09 09:00|books
昨日、ガタの梅雨はしょぼい的発言をした直後、今日はじゃぶじゃぶ降ってます(笑)。土曜なのに(涙)。が、ニュースをみると和歌山では記録的短時間大雨約120ミリとでてました。これしきの雨でぶーぶー言うてたらあきませんね。
しつこく親鸞ものを読んでましたが、ここの7冊を区切りに一時休戦したいと思います。

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梅原猛『親鸞「四つの謎」を解く』
梅原本はとても肌に合うので読みやすく理解しやすいのでハズレはなかろうと読みましたが、果たして非常にとっつきよく面白かったです。著者90歳にして親鸞が生きた90年と並んだということで、記念碑的著作。たしかに若い頃にはない90歳的くどさはみられるものの、やはりハズレなし。論点は4つで出家、法然門下、結婚、悪の自覚。内容全てに大賛成とまでは言えなかったが4つともに梅原論はよくわかるし、概ね大納得できるが、微妙なズレ感がぬぐえない、、私ももしも90歳まで生きてしまったらこの境地になるのか?それとも生きた時代やベースの宗教観の違いが一番大きいかとも思う。一番読み応えがあったのは「二種廻向」について。どの作者のどの親鸞本を読んでもやはりとても人間的でフィロソフィカルな学者としての親鸞を感じる。確かに当時としては本当に画期的というか凄まじく突飛な考え方だっただろうと思います。というか、今、私が考えてもやっぱりどうも聖職者の肉食女犯というのがねぇ、、現代はグレーゾーンですが、宗教的に男女平等に救済されることと聖職者が妻帯/夫帯することが繋がらないです。別と感じられてならない。それだけによけいに親鸞に興味がわくのかもしれない。写真も美しくとても臨場感あって良い。
ただ、このタイトルはちとダサすぎるのでは(笑)。

新訂『梁塵秘抄』佐佐木信綱校訂
五木親鸞にたっぷり出て来た後白河法皇の今様、とりあえずこれは読んでおきたかったので入手。古本だからなのか、岩波だからなのか(笑)印刷が悪く文字がところどころカスレてて読みづらいのなんのて。付箋を貼って剥がしたら(ポストイット)文字まで剥がれやがるし(ぎゃははは)。ともかく、存外知っている/知られている歌が多くて、今でも生きてるんやなぁ、、とつくづく感心しました。もちろん当時も月に6度とか”ショー”を開き、歌手も練習し、新曲の仕込みもよくし、オケもちゃんと練習しリハもやったりとかなり”芸能”界ですねぇ。なんとなくこの時代のコンサートというと、坊さんの法要とか和讃とかそんなんをイメージしてましたが、ちゃんと流行ものもあったんですねぇ。今も昔もかわりないです。とても面白かった♪

西山深草『親鸞は源頼朝の甥  親鸞先妻・玉日実在説』
膨大な公開非公開の文献から考察していく。多分まだまだ発掘されていない文献もあるだろうし、失われたものも多いとは思う、フィールドワークや資料探索苦労が伺えるが、どんなに苦労してもお釣りが来るほどの結果だと感じる。説に対してどういうスタンスをとるかはさておき、読まずしてなにも言えない。必須資料の1つだと言える。非常に興味深く、読みやすくかつ明解。どんなミステリよりも興奮度が高いミステリでもあるかと思う。もっそいおもろかった、親鸞関係本の中で私的にはこれが一番ススメ!

吉川英治『親鸞』
読み終わって、まず、この単行本バージョンは古本屋で廉価購入したのでノーチョイスだったが、やっぱり講談社の文庫で取り寄せてでも買えばよかったかと後悔。というのも、この1万年堂出版、浄土真宗親鸞派の出版社だけあって布教感モリモリ(滝汗)。巻末には腰が砕けるような親鸞讃歌アニメーションのコマ画入りの説明文とかどん引き内容文章とかがオマケでついていて、興ざめ甚だしい。が、これがまた親鸞亡き後に組織化してしまった末路なのかと、ある意味興味深いというか、、。ま、吉川英治『親鸞』を読んで、少しばっかり信心が出た人でもこの親鸞アニメの宣伝を見れば萎むと思います。ださいにも程がある。さて、そこらへんの布教的思惑はさっくりスルーしまして、1938年に描かれた割りに古めかしさゼロのすばらしい文章を楽しみました。
第一巻
親鸞誕生からお山に入山し、奈良に修学に行くまで。産まれた時から奇瑞がおこり、天童という設定なので所謂ヒーローものでかなりエンターテイメント性高くて面白い。文章は読みやすくて好み。問題は文字が大きすぎて1ページの文字量が少ないのでひっきりなしにページをめくっているような気がしてめんどくさい。確かに老眼だがここまででっかい字でなくても、とややこしいことを思った。
第二巻
なんとなく親鸞よりも親鸞の回りの事情にクローズアップした第二巻。九条兼実の娘、玉日が登場。五木親鸞では玉日が出て来ず、なにやら物足りなく感じましたが、こちらはなかなかにして殿上ロマンな感じです。かなりドロドロ人間ドラマな割に、さらりとした印象を受けるのはやはり親鸞がツキヌケた存在として全く落ちて来ないからでしょうねぇ。肉欲に苦しんでも落ちては来ないのがなにやら聖人臭くてエエ感じです。これから妻帯するくだりが楽しみでならない。2巻のラストのほうでようやく法然と対面する直前、というところで次巻へ続く。
第三巻
同じ学問所で勉強していた平家方の子で叡山にも居た修験の弁円、それと盗賊天城四郎の2人が親鸞を敵とする構図ができあがってきた。絶対こいつら親鸞の弟子になるで、と思いながら読み進む(笑)。それと、綽空(親鸞)の妻帯のくだりは本人が望んで慈円の姪で九条兼実の娘、玉日を娶る。源家のかなり濃く良い血筋で元比叡山エリートでありながら現念仏僧で、元摂政関白の月輪の娘を妻とするというかなり”高貴”でエキセントリックでかなり特異な人というのが全面に押し出された3巻。妻帯後善信と名変。後鳥羽上皇の寵愛を受ける松虫と鈴虫という女房が2人、後宮から逃げて念仏僧に匿われた事件により、死刑が決定されるも減刑、遠流決定。そのどさくさに天城四郎が改心し仏弟子となる(やっぱりな)、、なんとなくどさくさと敵を吸収していく親鸞だが、妙な端折りも多く不完全燃焼気味の叙述も多い。
第4巻
とうとう越後へ!愚禿親鸞と改名。’鳥屋野’の近くに住んでいたというくだりもあり、かなり盛り上がる私(あははは)。すばらしい越後での生活も勅使が来て、赦免になったものの、越後ですごしている間に九条兼実と妻の玉日が死去、さらに法然も、、。とうことで帰京する気にならず板東へ乞われるままに移住。そしてとうとう弁円も親鸞方に吸収される(やっぱりな)。玉日亡き後、後妻朝姫をもらうがそこらへんはアッサリと描かれていて印象に薄いし、恵心尼は出て来ない。ま、4巻は弁円はじめ悪人や非行夫を改心させて念仏衆にとりこんでいく過程が主になっていて、イマイチおもろなかった。
親鸞ものばっかり読んでるので自分の中で明確に親鸞ガイドラインができつつあるのもあり点がからくなっているのかもしれない。

さて、そんなんで紀伊國屋書店に行って、
ブラブラバンダイから出て来て、万代バスセンターの1階
スターバックスに寄ったら、

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隣りに美味しそうなベーカリーが出現してました。
ブランジェリー・カワムラさん

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外から見ると非常に美味そうなバゲットが!
これは見るからに私の好み
で、入ってみますと、
旅行代理店の片隅でとても小さい空港のキオスク程度のスペースにちょろっと品物がならんでいる。残念ながら、バゲットは全てサブマリンサンドになってしまっていて明太子とかバターとか挟んでありましてがっかり。で、プレーンなのは食パン、なんでやねん。ま、仕方ないかと出ようとすると、レジ近くの隅っこに1つだけ美味そうなちっこいパン発見。しかも、スタッフおすすめ、というポップ付き。ということで、その、ルヴァン・オ・ヴァンルージュとかなんとかいうややこし名前のパン。

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けっこう美味しかった♪生地も結構好みなので、普通のなんも挟んでないバゲットが売っていればいいんやけどね〜。多分かなり期待できるとおもうねん。
ま、昼過ぎやったんで売り切れてたんかも。近所やし、また覗いてみたいと思います。
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No title

京都は、昼前に止みましたが
スッキリ晴れてくれません
涼しくていいのですが・・・
わぉ~美味しそうなパン
ハード系のパン大好きです

ロンゲのオヤジさん

コメントありがとうございます
こちら、今やっと雨があがりました。
こちら未だに敷き毛布&かけ毛布で寝ております(笑)。夜中冷え込みます。
ここのパン、美味しいです〜〜〜〜。ぼちぼちと好みのパン屋も発見出来ていい感じです。

No title

こちらも朝から雨でした。
水不足になるかも・・・・と散々脅されているので
雨でちょっとほっとしてます。
しかーし、ちゃんと水がめ地帯に降ったのかが
気になります。

確かに歴史上の人物はミステリーですよね。
いつか、タイムマシンができたら・・・
すべての謎が解けるんでしょうかね?
それはそれでつまらないかなぁ?

あーーー♪
ハード系のパン、私も好きです♪♪
バゲット万歳!

リクさん

コメントありがとうございます
そういえばそちらのほうはダムの水位が非常に下がっているとよく報道されていますよね。降らなくても心配、降りすぎても心配です。でも土日にはあまり降らんといてほしいです(あははは)。
歴史ミステリはほんまにおもろいですよねぇ(つくづく)。タイムマシンでナニがあったかわかっても、その人の頭の中とか心の中をのぞけないかぎり、ミステリはつきません〜〜。ということにしときましょう(笑)。
こっち系のパンもうまいですよねぇ〜〜〜、いままで食べられなかったフワフワ系ばかり攻めてましたが、やっぱりもともとこっち系のほうが好きなのでもどってきつつあります。なにくっても美味いです。

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