国立科学博物館

2015.12.16 09:10|away-museums
東京ぶらぶらの続きです。
2日連続で足を運んだのがこちら、

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国立科学博物館
National Museum of Nature and Science
実物大シロナガスクジラが素敵です。
お目当てはハチ、ジロ、ニホンオオカミの剥製と骨格標本、鳥標本、隕石標本です。

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ハチ、ジロ、それに甲斐黒号
タロとジロのタロは北海道の札幌にいるので、また会いに行こうと思います。

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上野といえば忠犬ハチ公(駅は渋谷ですが、笑)
三重県出身帝大農学部の上野英三郎先生の愛犬で、講義中に亡くなった飼い主を9年間駅へお迎えに行き続け、迎えに行っている9年間でメディアに紹介され非常に有名になってしまったハチ。あの有名なハチ公の銅像はハチが元気に駅通いしている間に建立されたという、”そういう話しが残っている”というのではなく、実際に証人も沢山居る近代史の犬スター。”あるぷす大将”という映画にも出演しているので生前のハチの映像も残っている。ハチの死後、飼い主上野先生の勤務先の東大農学部で解剖され、臓器は東京大学農学資料館で今も展示され、こちらの博物館には剥製が展示されています。最近ハリウッドで上野先生の役をリチャード・ギアが演じ映画化されてアメリカでも有名になったのは記憶に新しいです。

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ニホンオオカミの骨格標本
そして地球館のほうには剥製標本もあります。2日間通ってさんざん見たのに剥製の写真とるの忘れてました(あはは)。興味のあるひとはオフィシャルサイトでみてください。
世界中で現存するニホンオオカミの剥製標本は4体しかありません。こちらの国立科学博物館、和歌山県自然博物館、東大農学部、オランダ国立自然史博物館(シーボルトが持って帰った)。和歌山ではニホンオオカミは未だ絶滅していないと信じる人も多く、目撃情報が絶えないのですが(イエティ的になってきつつあるような気もせんでもない)。確かにニホンオオカミに見える個体は存在するのだと思います。というのも、つい20年前、我が愛犬を山で拾ったときはニホンオオカミと同じ体格のヤマイヌはわんさかと居ました。残念ながらヤマイヌと雑種交配して純血種ニホンオオカミが存在する確率は皆無に近いと思います、ゼロではないと私も思いたいですが。うちの爺さん(愛犬)とかDNA検査したらニホンオオカミの血がちょびっと入ってるかもしれんねぇ。まさに最後のニホンオオカミが発見された場所あたり出身のヤマイヌです。

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開発、伐採、捕獲などで食べ物を奪われ、生活する場所を奪われ、もしくは直接的に狩られたり伝染病をもちこまれて殺されて多くの生き物が絶滅しています。最近では繁殖力の非常に高い近縁外来種との交雑で絶滅の危機においこまれるケースも目立ってきました。北極圏のシロクマ、イギリスのカオジロオタテガモ、日本のシジュウカラガンやニホンバラタナゴなどは最近特にメディア目立ちます。日本の絶滅危惧種のコーナーにはニホンカワウソの骨格標本もあり、ニホンカワウソが絶滅コンファームされたのは3年前、つい最近のことです。トキアサザなど新潟で見られます。イトゲジゲジゴケモドキは和歌山の高野山だけでみられましたがすでに50年ほどみられていないのでもしかしたら絶滅しているかもしれません。ニセユモジゴケも和歌山に生息しています。
 和歌山と新潟の名前が特に目立っているように思える私フィルターもあるでしょうが、確かに有意差あります。

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やっぱりニワトリは美しい、キジの親戚です
見づらいですが、下段の左から2番目が新潟のトウマル

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日本とその周辺でしか見られない鳥たち
日本でしか見られない固有種とか、日本周辺に分布が限られている準固有種というのは存外多いです。日本は島で気候もいいから渡りをしなかったり、渡っても海越えは無しだったりするちゅうことやろうね。ポイント高いです。あとは、大陸で絶滅してしまって、日本に逃げ延びて生き残った遺存固有種、というのも居てます。もともとは大陸からやってきたものの日本で隔離されて独自の進化をして別の種類になったちゅうのもある、これは多いねぇ。日本固有種の中でも大陸から来た系は500万年以上前に渡来したルリカケスから始まって最近ではヒヨドリで1万年以内、、ま、1万年で最近ていうのもナニなんですが(笑)、進化の話では1万年というのは”最近”なんですねぇ。

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海洋生物の展示をみていたら、、、タコだけものすんごくリアル。しげしげと眺めていると、これはあの人体の不思議展でみた臓器と同じプラスティネーションていうやつに見える。水分やら脂肪分をプラスチックその他合成樹脂に置き換えてプリザーブするアレですわ。タコ以外のものも眺めたが、他のはいまいち心惹かれない感じ。
そこにちょうどボランティアとかかれた大きな名札をつけた男女2名が歩いてきたので呼び止めて質問してみた。そしたら、やっぱりタコだけはプラスティネーションで保存されているリアルミズダコだそうだ。そして他のは模型。ミズダコのプラスティネーションはものすごく手間がかかって大変だったそうですよ、と教えてくれた。ミズダコ標本に惜しみない賛辞を延べ、御礼を言うて、最後に
「本当にジューシーですね。すばらしいです。」と行ったら
ブッと吹かれました。うーん、やっぱり板東は笑いに甘いです。狙わんでもウケるので鈍りそう(笑)

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隕石
狭い部屋ですが、日本の鉱物と日本に落下した隕石が展示されています。
ここ、狭いんですがものすんごく暇要ります(笑)タッチパネルで1つ1つの標本についての説明が簡単に調べられるので非常に便利。ま、難はタッチパネルがものすんごく汚いのでトイレクイックルの1つも持っておけばよかった(日本の公衆トイレにある便座クリーナーみたいなやつでもいいけど)。

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館内にご当地ピンバッチガチャガチャがありまして、ハチのピンが欲しい!!と思いながら回したら、一発でハチがでてきました。もしかしたら私の運はガチャガチャにだけ使われるのか?!嫌ーーーーー。
東京まだちょっとつづきます。
それと長くなったので続きにもうすこし科博
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つづき

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ブラキストン線
動植物の分布境界線の1つで津軽海峡を東西に横切るので津軽海峡線とも呼ばれる。
北海道と本州で動植物がかなり違うんですねぇ、目に見えない結界があるんか?

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クワガタの展示が濃いです。必見

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全部自分の土産(あははははは)
エナガのタオルハンカチを見つけたので、普段タオルハンカチをもたないのだが(手ぬぐい派)エナガなら持てると思う(あはははは)。ハチのファイルとハチとタロのゴーフル、それに日本に住むコウモリの手ぬぐい。

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ステンドグラスも必見(あはは)。
小さい博物館なので疲れずに見学できて良いです。
非常に楽しかった。
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テーマ:趣味と日記
ジャンル:趣味・実用

Comment

No title

うわ~♪
めっちゃ面白そうな所ですね。
小さい博物館でもこんなに充実してたら
楽しいですね~
2日連チャで行きたくなるのも分かります(笑)

No title

ああああ(汗)。
読解力のない私をお許しを~!!

科学、こういうのを見るのはとっても大好きなのですが
お勉強はからっきしでした(笑)。何故だ?!

ハチ公グッズ、充実してますよね♪
渋谷の駅ビルにもグッズ売り場がありますよ~。

No title

科学博物館とは。
でも、おもしろそう。
坂東は笑いに甘い、深くうなずきました。

ふくねえさん

コメントありがとうございます
面白かったです〜〜。実践向きの情報量も多いので結構時間がかかります♪
ほんとは1日目の夜にホテルで資料をみていたら、どうしてももっぺん見たいもんが出て来て、、ということなんですが、ホテルから激近だったんで、ひょいと行けるのもよかったです:)

リクさん

コメントありがとうございます
”ここではきものをおぬぎください”というのを思い出しました(あはは)。
読解ではなくて印象と直感に近いもんではないかと〜。
勉強は勉強でも受験勉強ていうのは別モンですわ、やりたくないサブジェクトをどれだけやったか、というのが反映されるもんですから。でも、きちんと学んでいる土台をリクさんの文章に感じますよ〜〜。
それは、、渋谷のほうも覗いてみなければなりません(笑)。明治神宮にもお参りしたいので、また機会をつくりたいと思います♪


無楽斎さん

コメントありがとうございます
科学/自然史系は芸術系のミュージアムと違って、かなり実践的なので寛げはしませんが(笑)ほんとうに役に立ちます。
私は地元ではあまり”おもんない”(面白くない)と言われることが多いんですが、こちらではバカウケなので天狗になりそうです(あははは)。気をつけたいと思います。
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