てんかい
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昨日も今ひとつ鳥少なめでしたねぇ。
さて、
しりーずあいづ6
会津若松城から車で20分ほど、
会津高田にやってきました。
会津高田というと
慈眼大師誕生の地
慈眼大師(南光坊天海)が生まれたところです。
だいぶんと前にシリーズ日光大権現で書きましたが、ものすんごい長命のスーパーマン。寛永9年に日光東照宮で供養道師を行った時にすでに96歳、没年は107歳と言われているが、没年以降も妙に活躍した伝説があってしまったりする役の行者みたいなイメージのお方ですな。
「陸奥国会津郡高田の郷にて給ひ。蘆名修理太夫平盛高の一族」
by『東叡山開山慈眼大師縁起』
とまあ書かれているところから、こちらが生誕地とされてはいるんですが、別の箇所では弟子にも自分の出自を語ることはなかったというのもあって、平盛高一族だとか、足利義澄の子やら他の有力将軍や有力貴族の落胤説や、はては明智光秀の変装説とか色々あります。とはいえ、まず会津高田でしょうな。
で、移動
会津総鎮守 伊佐須美神社
言い伝えでは創建560年
御祭神は伊佐須美大神、伊佐須美大明神と呼ばれているがそれがアタリでしょうねぇ。
伊弉諾尊、伊弉冉尊、大毘古命(大彦命)、 建沼河別命
きっとこれが、ヤマト王権の平定ルート、地方の敵を帰順させるために軍を派遣し、制圧後の拠点の一つだったのかと思われますねぇ。非常に面白い。
残念ながらこちらの社殿は2008年に焼失(涙)、現在は仮殿で横の掘っ建て小屋でめちゃ頑張って資金を集めてはります。古代出雲大社みたいな”八雲立つ”背の高い高い社殿建築計画だそうだ。
ていうか、調べてみるとここの社殿は本当によく焼失してまして、これだけ燃えてるのに2008年にまた焼失て、、2008年だったら火災防止になにか出来る年代かとおもうんですが。次作るときは是非高野山などの火事防止システムを見学に行っていただいて、予算を防火にさいてもらいたい。
が、しかし、
実際建物が重要なのではなくて、こちらの歴史とか信心が大切なわけなので、
確かに火災で焼失するのは悲しくはありますが、また新しく生まれなおすという不死鳥的ななにかを感じますねぇ。とはいえ、焼けないのが良いですが。
天海僧正お手植桧
本当に植えたかどうかは置いといて、これだけすごかったら天海が植えたことになってしまうとは思う。
ちなみにガタだとすごい木は親鸞が植えたことになってたりする。
そして全国的に結構よく植えているのが空海だったりする(あははは)
すんごい桧です。
このもたれかかっているモミジがまたえぐいぐらい凄まじい。
ただ、、こちらの樹木など興味深いものがたくさんあるんですが、説明や看板の位置がめちゃめちゃ邪魔。素晴らしい桧がよく見られないではないですか。写真撮るにしてもど真ん中ににあるからかわせないっ。御由緒の看板の前にも色々置いていて御由緒が読めない(ていうか御由緒の位置が高すぎて読みづらいのもナニ)。
フジもすごい巨木
県指定天然記念物らしい。高さ20メートル近く、根元周囲は2メートル超なんだそうだ。フジで胴回り2メートルてすごいねぇ。
鳥居の出口のところに栗を煎るお店があって、
凍餅(しみもち:この”し”の発音が特に難しい)が売られていた。土産もんやで真空パックで売っている凍み餅とは違う見た目。凍み餅は字面の通り、餅を凍らせて保存したものらしい。和歌山の高野豆腐を餅で作ったようなものか?!
ともかく、その凍らせた餅、というか天然フリーズドライにした餅を水で戻して焼いて、砂糖醤油を塗ったものらしい。ちょっと油っぽいので油しいたフライパンで焼きました風でもある、レディツーゴー状態。
生まれて初めて食べました。なんとも言えない、ゴリサク。サクサクゴリゴリと味付けもビミョーにパンチがないにもかかわらず妙にアディクティブで、ゴリゴリサクサクと数枚ペロリと食べました。腹持ちめっちゃいいです。その上
びっ栗くんと喜多方ラーメン棒も食べた。
実は最近うまい棒のコーンポタージュ中毒で30本入りのんをいつもストックしている状態です(笑)。
美味しかったです。
さて、こっから奥地に向かいます
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