加賀芋掘り伝説
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シリーズ加賀7
金澤神社
百万石通り、というのがまたキンキラしている。
一応表向きは、藩校の鎮守で、主祭神は道真公
ラインナップが白蛇竜神、白阿紫稲荷大明神(はくあしいなり)、琴平大神、前田斉広公、前田斉泰公、
こちらのお社は
金城霊澤(きんじょうれいたく)
この澤のために勘定された天満宮が、金澤神社
なので、天満宮ではあるが、真ご神体はこの沢ということになるな。
非常にナゾな水のいわれ
明治11年に医学校教師オランダ人ホルトマン氏の分析によれば、良質の甘水(清涼飲料水?)で、殆ど混合物がなく少しく硫化シャンカリの応験があり、軽量の鉄を含むという。効用は貧血及び心臓の衰弱せる人に効あり。
この硫化シャンカリってなに?シアン化カリウム?て青酸カリやしねぇ。
まあ、硫化、シアン、カリウムかカルシウムか聴きなれん単語を無理に日本語標記にしたら変なことになった、という類のものかとおもう。
この金城霊澤、立て看板にあるように
昔、芋掘藤五郎がこの沢で金を洗ったので、金洗沢、と呼ばれるようになったのが、金沢の名前の由来。
いもほりとうごろう!!!
何遍聞いてもインパクトがある名前。日本昔話世代には結構知られた話ではある。そうなってくると、祭神の琴平大神も元がもしかしたら押しかけ女房”お琴”からの流れか?!。なんせ奥さんを祀ってしまうお国柄。そして、白阿紫稲荷大明神も稲荷を被せてはいるものの、ご神体が隕石というレア社。沢や金や隕石や奥さんが神様になりやすい国か。
芋掘り長者
ようつべにあった、ほんまありがたい(笑)
アニメでみても、女性が強い。とはいえ、お琴さんは大和から来た嫁御ですんで、加賀女ではない。そういえば、利家の妻女”まつ”は尾張の女性か、、。
ともかく、境内をさらに散策。
いもほり石ではなくて、いぼとり石
つるりとした臀部のような形状の真ん中にスゥっと入ったワレ目。
これは道祖神がらみの陰陽石にありがちな見た目ではある。
しかも、テッカテカのツヤツヤで、めちゃこすってきた歴史を感じる。
で、伝承関係をあちこちと探ってみると、やはり遊女の商売道具にできたイボをこちらに擦ったら取れた、というような下半身がらみの話がでてくる。なんとなく、感染源になりそうな話でもあって、触りたくなくなるが、、。実際イボコロリも信心なので、取れると思えば取れたりするもんかもしれない、と最近思うが、、どうだろう。ハトムギででっかいイボが取れてしまう人が本当に実在する。ていうか、白阿紫稲荷大明神=隕石となると、このいぼとり石はワレ目の中に隕石が核となっているのではなかろうか?!(それは、、)とすると、イボが取れるなにかがあるかもしれない。ないかな。あったらおもろいのに。アベンジャーズになれる石をアソコのイボ取りに使うという、贅沢な使用法なのかも(あはははは)。
金城霊澤の隣には
古墳の石室の開口部のような作りの築山”鳳凰山”
パッと見て、石室か?と思ってしまったが、そーではない。
なんていうか、、神社の中にオーソドックスではないデザイナーズ物、、
金沢スタイルか
火除に巳さんのお守りを授かってきました。
とても素敵(ウツトリ)
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金沢神社

芋をあらったのか、金をあらったのか、
まあ、ともかく色々洗ったみたい。
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