直哉
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気がつけば3年以上同じテンプレを使っていたのに、昨日気付いた(どんなんやねん)ので、模様替えしました。いやはや、最新のは本当に扱いやすいし、ロードも早いですねぇ。よかよか。
全国ニュースを見ていると、新潟は雪だ雪だ大雪だ、と言っていますが、降るのは山のほうばかりです。ガタ市内は降ってはいますが、さして積もらず凍らず茶色いまま。しかも、雪時々雨なので積もるしりから結構流れますんで快適。とはいえ、油断しないようにはしますが。
さて
シリーズチバ7
ハケを歩いていると、エナガだらけ
めちゃ可愛い、ここへ来てまでエナガを撮らんでええかとも思ったんですが、
つい景色に入れ込む(あははは)
そう、我孫子といえば、志賀直哉
去年の暮れに『暗夜行路』を読み返したんですが、なんというか、、
若い頃にあんなに入れ込んでひたれてたのに、今読むとめちゃズッコける箇所が目立って、ツッコミどころ超満載、しかも笑える。もっそいおもろい本やったんや、、と感動すら覚える。
そう、ここでね、
『暗夜行路』のほとんどがここで書かれたそうです。ラストだけは別なので、”ほとんど”(あはははは)
他には『城の崎にて』『小僧の神様』『和解』などがこちらで執筆されてますな。
特に今回我孫子行きのために読んだのが
『雪の日ー我孫子日誌ー』『流行感冒』の我孫子が舞台の2作
『雪の日』は8ページほどの短いエッセイで、志賀直哉全集(岩波)の第3巻、『城崎にて』『和解』が推しの巻で、これに雪の日も流行感冒もはいってます。で、雪の日、柳や武者も出て来ますし、エス(犬)も出て来て、地味に臨場感があって和む。
>書斎から細い急な坂をおりて、田圃道に出る。沼の方は一帶に薄墨ではいたやうになつて、何時も見えて居る対岸が全く見えない。沼べりの枯葭が穂に雪を頂いて、其薄墨の背景からクッキリと浮き出して居る。其葭の間に雪の積つた細長い沼船が乗り捨ててある。
現在は手賀大橋が架けられているが、1964年以前は渡し船があったそうだ。
私がこの景色を見たのは真冬にもかかわらず、ジャケットいらんぐらい暑かったので、
雪で薄墨の手賀沼は見られませんでしたが、しかもコブハクチョウにカツアゲされそうになったが(笑
なんとも、感慨深かったです。
この近所には白樺文学館もある
が、こんな早朝に開いているわけはなく、
そして、1日のスケジュールが終わる時間にはすでに閉館しているので、
外から眺めるだけだった、、ちーーん
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おまけ

位置関係の地図、
志賀直哉邸から武者小路実篤邸まで約2キロ

志賀直哉全集の3巻に掲載されている記念写真
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