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きのふはけふのストーリー

Beautiful things don't ask for attention.

ロンドンの本

Posted by jube on   2 


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旅に出る時に、その土地が舞台になった本を選ぶ傾向が強くなってきました。
今回、移動のお供に持っていったのはこの6冊。現地調達考慮して少なめに。

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ジョージ・オーウェル『パリ・ロンドン放浪記』
小野寺健訳
オーウェルの突撃ルポデビュー作。1927年から3年間、自らを窮乏生活に追い込み、パリ貧民街とロンドンのホームレス界を取材。やはり性来の裕福さがポジティブな行動と考え方を生んでいる感はあり、よくある王子さまが身分を隠して庶民の中で生活をして学んだり、社長の息子が平社員として素性を隠して研修するという、ベタな物語を実際に行ったルポルタージュ。面白がってはあかんのかもしれませんが、単純に面白いです。だいたいにしてオーウェルがええとこの子なだけに、目が曇ってなくて、好奇心と探究心があるというか、面白がっているところが文章にも現れていて、読んでいるほうもワクワクします。
今回ジョージ・オーウェルが住んでいたところも見てきました。なんとも感慨深い、、。

東郷隆『名探偵クマグスの冒険』
故郷の偉人、南方熊楠がイギリスで謎を解く。イギリスの地理や時代、蘊蓄が大変面白い短編6本立てミステリでしたが、敢えて難をつけさせていただくと、熊楠の話す”和歌山弁”が少し変で、しかも紀北っぽい。熊楠はこてこての南紀州弁でないとあかんわ。「ノーブルの男爵夫人」蘭クラブでのムカデ毒での殺人事件。「ムカデクジラの精」ケタキア、ケルトの伝説と相続がらみ殺人未遂。「巨人兵の棺」ケルトの古い遺体と屍蝋商人。「清国の自動人形」孫文拉致事件、救出解決。「妖精の鎖』コーンウォールのパスティが出てくる。巨石文化とレイラインを利用した殺人事件。「妖草マンドレイク」古代英国のカニバリズムについて、ローストビーフの話。
もろコナンドイルの子供用訳本的面白さ、楽しめた。

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夏目漱石『倫敦塔』
初めて読んだのは19歳(遠い目)あの時に読んだ、幻想がちで胃痛(真似した訳でなく、高校時代から胃カメラ飲んでた正味の胃炎持ちだった)持ちの私が、勝手に漱石に親近感を感じて読んで読んで読みまくった中で、特に共感してしまった作品。まぁ、ウルトラ有名作家の有名作なので細かい説明はしませんが、イギリス留学中にロンドン塔に行った漱石の旅幻想妄想エッセイのようなもんです。冒頭からロンドン塔の見物は一度に限ると思うと言い切ってしまったのは、なんでなのかというのが読み進めば理解できる。やっぱり漱石ってヲトメだなぁ、、と思いますねぇ。

高橋克彦『倫敦暗殺塔』
かなり前に読んだ本だが、細かい設定は所々妙に覚えているところもあれば、ズコっと忘れているところもあって、それなりに楽しかった。謎解きはバッチリ覚えてはいたが。1885年ロンドンでオランダ人タナカー・ブヒクロサン(フレデリック・ブレックマン)がプロデュースした日本人村を中心に起こる殺人事件。かなりの有名人がたくさん出てきて、マーベルの映画のような面白さ。カメオもすごいです(笑)。それなりに殺人ミステリなので殺人の方法なんかの謎解きもちらっとありますが、ツボは誰が何故殺したか、という動機のQED。非常に興味深いです。色々な歴史的背景もきっちり説明され、さもありなんと思わせてグイグイもっていきます。殺人事件が必要ない歴史ミステリが好物ですが、こういう殺人事件が要るミステリも王道ですねぇ。舞台は塔だけでないので、ロンドン旅のお供にもとても宜しいかと思われる。

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恩田陸『酩酊混乱紀行「恐怖の報酬」日記』
恩田本は結構好きですが、エッセイは初めて。そういえば若い頃はエッセイが大好きでしたが、最近ほとんど読まなくなりました。イギリス、アイルランドに日本がおまけ。あちこちで見聞し、呑んだくれるという話。私もたいがい飛行機が嫌いなので、ちょっと怖さがブーストして背中に変な汗がでました。飛行機の中では読みたくない(高所恐怖症、閉所恐怖症、飛行機恐怖症なら)。小説よりもさらに軽快な文章で、恐ろしいスピードで読めます。かなり気の散る環境でも楽しめる文庫本だと言えるでしょう。イギリスアイルランド札幌方向への旅行には良いチョイスだと思います。
出口保夫『ロンドン塔 光と陰の九百年』
現地で読める説明文のような感じで、あんまり目新しい内容もなかったが、妙にずるずると読んでしまう面白さ。ロンドン塔というのはどんな方向からでも面白いという証明でもあるかと思う。1993年の本にしては、微妙に古書感漂う。

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ガイドブックはいつものごとく無料のやつ(笑)
キンダーサプライズがTMNTだったので、ついつい買うてしもた、、。
あとは、Halvaもついつい(笑)

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トウィル(Twirl:カタカナ正確表記はほぼ不可能)のキャンディーバーもたまらんやめられん。食感はカプリコのチョコレートのところをふにゃっとさせたような、エアインチョコ系ですが、チョコレートの味がノスタルジックでねぇ。日本の高級感あふれる甘くないチョコレートも好きですが、こういう安っぽいというか、モッタリ甘い油勝ちしたチョコレートが好きですねぇ。満足感半端ないです。まぁ、結構どこの国のスーパーでも売ってるスニッカーズみたいなもんですが、それだけに安心感のあるうまさ(笑)。

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jube

Welcome to all my guests. I am a serious birder , bird ringer and nature enthusiast that loves Birds, mammals, Nature, Books, movies, arts, and New England Patriots

2 Comments

ロンゲのオヤジ says..."No title"
甘くないチョコレートは
違うものを食べてる感じ
やはり甘くないとね
甘過ぎるのも困りますが・・・  (笑
2018.09.23 07:59 | URL | #jsYRjXfs [edit]
jube says..."ロンゲのオヤジさん"
コメントありがとうございます
甘くないチョコレートはチョコレートって呼べないですよね、ただの煉カカオ(笑)
日本のチョコレートは甘くないことで知られているように思います(狭いマイ知り合い範囲ではありますが、笑)。日本的で上品な甘さも繊細で美味しいですよね〜。
2018.09.23 08:35 | URL | #t5k9YYEY [edit]

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