長者ヶ森
カミエチゴその3
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H29C, L22, RH66%, N1m/s, 1013hPa, partly cloudy
今日からガタは夏になるらしい。うへぇ。あせもの薬をださねばの。
さて、
糸魚川市です。
上越後地方、上越というと上越市、糸魚川市、妙高市のことだそうですが、ジョーエツとだけいうと上越地方なのか上越市なのかややこしですねぇ。ていうか、いつもいうてますがこの系統のややこしさ(スズメ目とスズメが同じ名前的なやつ)が私の個人的なややこしツボなんだとは思います。よの中の人はあまりややこしくも思っていないので、改革がないんでしょうねぇ。
こっそりコケる亀が愛しい、、
フォッサマグナミュージアムが第一目的でしたが、こちらにはオマケとは言えないぐらいのヴォリュームの縄文遺跡がどうエリアにあります。駐車場に車を置いたままで行ける距離です。いわゆるお向かいさん
長者ヶ森考古館
長者ヶ森遺跡というと、日本で初めて発掘調査された硬玉生産遺跡。縄文時代中期の土器、土偶や人面・獣面把手などの土製品、石鏃、打製石斧、磨製石斧、石匙、石皿等の石器類及び岩偶などが主に発掘されています。なんちゅうても特徴的なのは、ヒスイの大珠をはじめとするヒスイ硬玉製の玉類・硬玉原石・硬玉加工具。縄文時代の超有名宝石産地だったのがわかりますねぇ。縄文時代中期(5,000~3,500年前)の大きな集落跡があり、住居が復元されている。ヒスイの玉や蛇紋岩 (じゃもんがん)の石斧の生産・交易拠点としても知られていて、1971年に国史跡指定。
さて、見学してみましょう〜
もちろん大きなヒスイの玉が目玉(ぶっ)なんですが、それよりも個人的に
大型土偶(残念ながらレプリカ。本物は東博)
カッパ土偶と呼ばれている、、、と書かれていた。
大正15年にこの遺跡の西側の斜面で発見。1つの大きな砥石的石皿を重ねたさらに上に頭を東向きで仰向け。
発掘した状況などが詳しく説明されたパネルがあってとてもうれしい
こんなん、、
土の中からでてきたら興奮して頭の線切れるで
想像しただけでガクガクするな。
沈線、左右対称で体全体に模様が入ってるものが目立つ
裸体に模様が描かれているように見えるので衣服ではなさそう。ヘナのような染色で描かれたのか、それとも刺青だったのか、それともスカリフィケーションなのか、、。模様的には刺青っぽく感じるね、単なる印象ですが。点々とかだとスカーっぽいが。特に前出の大型土偶の足の柄などをみていると、アイヌやポリネシアの部族の伝統的な刺青にとてもよくにた印象を受けます。
こんなに素晴らしい施設なのに、誰もいない、、
興奮し放題です(爆
ラボの様子も覗ける
後期の出土品がたくさん展示されていた。縄文も後期になるとスタイリッシュでかなり進歩してくる。
蛇紋岩でつくられた指輪状石製品
この技術はすごいです。気が遠くなるような時間をかけて少しずつ削って磨いていったんでしょうねぇ。
雨もちょっとおさまりつつあるので、屋外の縄文集落が復元されているところまで歩いていきましょう!!
つづきます
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