船大工がつくった宿根木

2015.10.08 09:09|越後
小木港、本日佐渡汽船の小木出雲崎航路が欠航だそうで、ものすごく時化ってます。ちょくちょく遊びに行く防波堤、それなりに高いコンクリつくりなんですが、遥かぶっこえて波が立つのが見えまして、つい北島三郎の兄弟船を歌いたくなるもんです(笑)。
さて、佐渡ストーリーつづきです。
小木港を出発してすぐ、宿根木に着きました。

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佐渡国小木民俗博物館・千石船展示館
ここでまず車をとめて、地図を見る(笑)。いやいや、舟も見ました。
安政5年(1858)に宿根木で建造された幸栄丸を当時の板図を元に実物大復元された「白山丸」
とにかくこのヒルをおりてなんかややこしそうで狭そうな道に突入するのでちょいとばかし不安。地図を頭に入れた後、いざや宿根木集落へ、

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海岸がこれまた非常に美しい。イソシギが数羽、ピコピコ歩いていまして一瞬車に双眼鏡をとりに戻ろうかと思ってしまいましたが、ぐっとこらえた(笑)。この横に駐車場がありまして、ババゴミでしたがアッサリと駐車。結構面積が狭く興味が無ければさっくり時間がかからないようでとても回転は良いようです。
寅さんも歩いた宿根木、非常に味があります。

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宿根木は佐渡最南端の町で、それなりに町としては広い面積を有するんですが、この中心の一画だけを”宿根木”と呼ぶことが多いらしいです。現在新潟県で唯一、国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている場所です。江戸時代後期から明治初期にかけて活躍した北前船の寄港地として発展した港町で、家々は船大工によって作られていて、もう見るからに”違う”んですわ。非常にインタレスティングでエキサイティングな集落です。



三角家
ものすんごくアーティスティックな建物です。説明書きによると単に土地が狭い集落で土地の形状に合わせてぴっちりと入れ子のような家を作っただけのことだそうだ。見る角度によっては舟形に見えるので、船大工さんが建てたっぽすぎてものすごくツッコミいれたくなります。家としてはものすごくヒネった感じなんですが(あはははは)。この辺を撮りたかったんですが、晴れて夕日で逆光の上になんや雨が降っててね。ちょっとまぶしい画になりましたが、私の興奮が伝わりますでしょうか?(あはは)。ほんとにフォトジェニックな町やねぇ。

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石置木羽葺屋根
薄く割った板を何枚も重ね、その上に石を置いた非常に独特な屋根も面白い。
みていると、たくわんが食べたくなります(あはは)。
保存地区内に残る伝統的建造物は106棟、そのほとんどが板張りで作られた外壁を持つ2階建て。

#清九郎の家#しゅくねぎ#宿根木#佐渡#新潟#sado#shukunegi#港街

Jube Oさん(@jubewakayama)が投稿した写真 -



清久郎
江戸時代中期に廻船業を始め、幕末から明治にかけて財をなした有田久四郎家が石塚清九郎に売却した家屋。修理時の墨書きに安政5年とあるので、それより前で弘化3年(1846)の大水害以後と推定されているらしい。

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集落は崖と海との狭い場所にあって、崖側の家が”ええとこ”のようで、崖に掘り込みで蔵が作られている。これは清久郎の家の蔵、隣のお宅も同じように崖に蔵を掘ってあった。蔵の中はひんやりとしていて、蔵というよりも氷室というかチルド室というか(笑)。とても雰囲気が良い。

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期待したよりも雰囲気が良かった、宿根木
またもや手ぬぐい購入(笑)あるのよ、これがまた。
そして、朱鷺首巻き、というかショールというかそんなのを発見。微妙に寒かったのと、最近カリアゲ君になったので首の後が寒々しいので首になにかを巻きたい。肌触りがもんのすごーーく良くて、ちまっと可愛い朱鷺の刺繍が入っていて一目で気に入りました。しかもめちゃくちゃ安かった。
そうだ、佐渡に来たんだから、ご当地でまちこ巻をしなくては(あはははは)とあれは佐渡のあほほど吹きまくる風ならではのスタイルやったんやねぇ。まちこ巻しないとオープンのスポーツカーでギュンギュン走ってるかのように髪の毛ぐっちゃぐちゃになりますんで実際必要に迫られてまちこ巻していたんですが、私が巻くと”まち子”というよりも”アミナ”って感じ、へジャブかいっ(爆)。
さて、第一日目は大満足でした。これから宿に向かいます。

つづきを読むにオマケメモ

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ボツ写真ていうわけでもないが、、
まぁ微妙なので追記に、そして序でにメモも

IMG_3360.jpg

千石船展示館外観
この背後の岩屋山と呼ばれる海抜100メートルの岩山のふもとに岩屋洞窟と呼ばれている海蝕洞窟があって内壁には平安から室町時代の作と言われる半肉彫り(レリーフ)の摩崖仏(県有形)がある。これもものすごく惹かれているが、次回の楽しみにとっておくことにする。


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宿根木集落
世捨小路と言う名前、由来は不明。この小路の四十物師(あいものし:魚・干物加工業)で名主の長五郎の子として生まれた幕末の蘭学者柴田収蔵の生家がある。文政3年にうまれ蘭学医学天文学を修めた。地理学に情熱をもち新訂坤輿略全図などを製作したことで有名。

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この暗さがたまらない。清久郎の家

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玄関先の手水が舟、廻船主の主屋としての粋なデコレーション

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アップデートしている区域も有り 
もちろん保存地区ではあるが人が実際に生活している。

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宿根木公会堂は改装中
ちょうど鼓動の公演が行なわれていた。外でも普通に聞こえてました。
もっそい大爆音。

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白山神社
ここで10月に宿根木祭が行なわれるらしい。んでもって
そこで

IMG_3412.jpg

ちとちんとん←youtube
宿根木鎮守のお祭りで奉納される。祭文を読み、赤鬼青鬼の舞、ちとちんとんというお囃子。
佐渡もまた甲信越だなぁ、と思うのがこの道祖神なモチーフが多いことやねぇ。子宝バンザイ。佐渡は京に近いと思う反面、こういう実際に生活している人々の文化を見ると越後なのだった。

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Comment

No title

古い町並み見てると
いった事もないのに懐かしく感じます
昔は、どこもこんな景色だったんですね
ジムニーが写ってる
ちとちんとん、「きゃー」的な踊りですね (笑)

ロンゲのオヤジさん

コメントありがとうございます
そうなんです、私もそう感じます。やっぱり人の生活してきた魂が町にもやどってるんでしょうね♪歴史が見えていいですよね。
マイカキジムちゃん、一度は載せようと思ってたんです(うふふ)。気付いていただけて嬉しいです。ほんとに乗り易いですし、舗装していない山道泥道海辺の砂浜も安心してすいすいです♪
ちとちんとん、、こういう原始的な祈りに近い踊りがたくさん残っていて本当に興味が尽きません。が、所謂きゃー系がとても多いです(あはは、もう恥ずかしくもなんともない歳なので大丈夫)。

No title

なんと素敵な建物群!
港町とか島はどれも"きゅ"っと密集してますけど
そんな「舟形」なお家は初見です。
佐渡、興味深い島ですね。

No title

え~っと、兄弟船は三重県が誇る?鳥羽イチローです・・・。
漁師町独特の町並み、素敵ですよね
建造物見るの好きですのでたっぷり楽しませていただきました。
日本家屋はやはり素晴らしいと思います、亜米利加さんから言わしたら
紙と土と木ぃで出来た家ということですが温もりが違うと思うんですよね~
家の前が川端、祖母の在所の佇まいに似ていて懐かしく感じました(ほろり・・)
舟形手水!欲しいです!!

リクさん

コメントありがとうございます
いやはや、寅さんで見て以来非常に惹かれていたんですが、実際にこの目でみる想像以上に魅力的な町でした。良い時間に到着して駐車場は満杯でしたがどうやら公演中の鼓動の客が多かったようで歩く人がとても少なくてちょっと待つだけで人の居ない状態で撮れましたし♪オープンハウスのほうも貸し切りで見られました。
佐渡、おすすめデスティネーションです!

ハイジさん

コメントありがとうございます
実は私、兄弟船はさぶちゃんが歌っているのしか聞いた事がないんです!鳥羽一郎さんとはデュエットとかもやっていてコラボがおおいようでええんでしょうねぇ。よく知らんのですが(あはははは)。
ほんと漁師町の雰囲気はいいですよね、地方によって結構違いがあるのもまた趣き深いです。
手水に浮かべられた菊がまたちょっといいですよね♪
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動物、鳥、虫、植物、本、映画、美術芸術をこよなく愛する放浪の紀州人。越後よりかなり偏った愛を込めて。スナップはiPhoneとキャノンコンデジが主戦力です。100%私が撮ってます(著者ポートレイトは除く)
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