シジュウカラのお皿
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図書館の本はいつもドカっとまとまってやってくる、、
京極夏彦『ヒトごろし』
とても面白かった。今年の私選ベスト5にランクインso far。新撰組、土方歳三はヒトを殺したいが故に新撰組を作って合法的に人殺しをしようとした、というようなプロット。沖田もサイコパスとして描かれる。所謂新撰組ファンには面白くないかもしれないが、フィクション小説なのでニュートラルな立ち位置で読む限り、かなりもってかれます。。沖田や土方の強さの秘密を人殺しへの躊躇の無さに見出すところが妙に納得させられます。重くてゴツい単行本ですが、改行魔王なのでそんなにギッシリしてませんし、軽いです。個人的に芹沢鴨が嫌いなのでかなりスッキリしました。
「土方さん、女も斬りますか。それとも女は斬らせてくれますか」by沖田
「鰹よりは、芋の方が扱い易う思います」 by山崎
「みんなてめえが殺したようなもんじゃねえかよ」 by勝
佐藤愛子『九十歳。何がめでたい』
エッセイもショートも苦手なのであまり読まないんですが、流行モノも押さえておかねばと(笑、なにかにつけ遅れている私)。字がものすごく大きくて、非常に軽いのでお昼休憩読み切りという感じ。普通に同じ感覚なので頷きながら共感して読んだ。
二本松泰子『鷹書と鷹術流派の系譜』
タイトルのままの内容で、文化的歴史的な資料書。大変興味深いが、知りたかったとこらへんの言及はなかったのと、別段感想的なものはなし。また要ることがあれば借りる用にメモ。
鷹書と鷹術流派の事例、廣田宗綱の鷹術、鷹書。
鷹術流派の成立、信仰由来の流派の成立
京都諏訪氏の鷹書、祢津流宗家の鷹術と祢津志摩の鷹書。
鷹術流派の系譜、祢津流の伝播の実相、鷹術伝承と依田氏の鷹書群。
盛昌本『祢津意趣 乾』(依田盛敬氏所蔵)
鷹術流派の展開。依田氏伝来の犬牽の伝書。依田氏鷹書書誌一覧
鷹匠と乖離した流派・無流派の鷹匠。礼法家鷹術流派の創作、小笠原流の鷹書。
第二章 鷹匠の文事―松本藩の鷹匠・外山氏を事例として―
朝鮮放鷹文化享受の一斑、韓国国立中央図書館蔵『古本鷹鶻方』
さて、
ふと通りがかって目について一目惚れ
シジュウカラのお皿
リユースショップの激安半端モノのところに投げ入れられていたのを救出(笑)。5インチほどで、とても良く描けているシジュウカラと朝顔の渋い色に萌える。シシプーシシプー(うちのガラ男のソング)と鳴き声が聞こえてきそうな気がしますねぇ。いい出来ですよ〜。
ついでにその横にあったおちょこも
福々しい恵比寿様が釣り上げた鯛
鯛も美味しそうだが、恵比寿様の踏ん張り具合が
どっせーーーい
って、力入ってるのがわかりますな。腕の筋肉も隆々ですし。杯の外と内で縮尺が違うという設定で実は2メートルぐらいのヌシ鯛かもしれない(あはははは)。
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