火焔パワー

2017.07.05 09:00|Jōmon
満を持して始動
なんとまぁ、早いというか長かったというか、
ガタに越して2年ほど経ちました。ハッピーアニバーサリーな感じです。ガタ二周年を記念しまして、新カテゴリ追加しました。新潟といえば!

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縄文です。(写真:笹山遺跡火焔型土器縄文雪炎)
よくロコの人に「こちらで観光や見るべきものは?」と尋ねるんですが、大抵「なんにもない」という答えが返ってきます。もちろん謙遜もあるでしょうが、突っ込んで長話していると、皆さんおっしゃるのがやはり近畿地方に比べて歴史がないから見るものがない、という意見が多い。確かに今年皇紀2678年、神武天皇即位から奈良京都と都が近畿にあったので確かに文化的に京都奈良にいろいろと集中している感はありますが所詮3000年弱、しかも最新の渡来文化をとりいれたニュースタイルなんですわ。新潟は約1万5千年前に始まり1万2千年続いた縄文文化の中心地の一つ、ピュアジャパニーズでなんせ古い、ただ、古すぎてまだわからんことがたくさんありすぎるし研究もまだまだ進んでいないぐらい古い歴史があるんですわ。これはすごいことですよ。

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十日町市博物館
こちらに新潟県では今の所唯一国宝に指定されている、笹山遺跡から出土した火焔型土器を含む土器・土製品、石器・石製品、ベンガラ塊で構成される考古資料928点を入れ替えながら常設展示されています。国宝としてはまとめて1つ扱いですが。

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国宝笹山遺跡出土品
廊下を歩いていくと、ちらりと見え始める、、
それだけで手が震えだし、目の前に立つと吐きそうなぐらい感動する。この写真を撮るまでとりあえず館内をまわり2回ぐらい仕切り直しして撮りました。ただのスナップでこんだけってどやねん。
全てのピースにものすごいオーラというかモノの持つ力というか、なんちゅうか、、
なんとなく、脳の中で地震がグラグラっと揺ってる様な感じ。平衡感覚がおかしくなるというか、うまいこと説明できませんが。

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その中でも一番有名なのが、国宝指定番号1番の「縄文雪炎(じょうもんゆきほむら)」で、笹山遺跡出土の火焔型土器14点のなかでも、ずばぬけて無闇矢鱈とすばらしすぎる火焔式土器。もちろん、こんな派手で日常で使わなさそうな”なんどごと”用っぽい芸術性ありあふれる外観ながら、普通に普通な食物を煮炊きしていたという証拠もでてきておりまして、この素晴らしい土器が日常雑貨という、妙に想像しづらい感じ。もちろん長岡のレキハクなんかでは実際に使用されていた様子のリアルサイズジオラマなんかも展示されているんですが、やっぱり私の貧困な想像力としょぼい生活では実感できないというか。毎日の食事というか調理にこんなゴテゴテしい調理器具てなぁ、、と、思ってしまうのだった。それだけ、毎日の生活に余裕と潤いがあったんやろなぁ、、と、この土器の前で想像する。

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土製耳飾 20点
アートな調理器具で料理するだけではなく、装身具にも気合がはいっている。
穴を拡張させるタイプのピアス、、エチオピアのムルシ族か?っていうようなボディピアスをした若者がこの数年目立つんですが、あれと大変似たナウなデザインです。

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土製三角壔 3点
穿孔石製品 2点
用途は不明、、
見た目で想像すると、調理器具とかすり潰したり肉を叩いたり、肩凝ったときに叩いてもいいかとおもうんだが(あはははは)、ハンコとかにも使えそうやしねぇ。穴あけるの好きよねぇ。

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土偶 34点
土偶についたはもっともっと考察したいと思います。
こちら笹山遺跡の土偶はトルソーと三角の形状の仮面っぽいものがほとんどでした。縄文は年代幅がありすぎるのでなんとも言えないですが、縄文コミュニティーの中でも特に芸術の才能のある人やファミリーが存在したんではないかと思わずにはいられない。

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縄文時代の生活
梁からはイヨボヤがツラ下げられ、常時スモークされている状態。
おばあさんが越後アンギンを編んでいる。この越後アンギンもすごいですよねぇ、縄文前期からあったという説があります、なんと7000年の歴史。
東北系の土器で芋煮らしきものを作る人。なんて贅沢な。
とはいえ、今私が使っている手作りの器(私ではなく友達が作ったもの)も、1万年後ぐらいに謎をふりまいてたりするかもしれないねぇ。

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笹山遺跡の出土土器57点、
火焰型14、王冠型3、在地系29、東北系11
いやもう、すごいですわ。「日本遺産」に登録されたらしいんですが、その名称が

”「なんだ、コレは!」信濃川流域の火焔型土器と雪国の文化”

最初見たときは、なんでこんな変な名前をつけるかな(-公-;)、、と思ったんですが(笑)。
たしかに「なんだ、コレは!」ともうとんでもなく感動するわけですわ。火焰土器が何かわからないんではなくて、火焔土器を見た心、自分のこの異常な興奮のブルブル、ううっと胸(頭でも腹でもいい)をおさえてから手を見て「な、、なんじゃコりゃぁぁ?」と思わずつぶやきたくなる、そう、自分の身のうちから湧き出る感動と謎の興奮が「なんだ、コレは!」なんだと私は解釈しました(違うな、違うとは思うけどな)。

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こうして縄文雪炎の前に立って眺めていると、
なんか自分のオーラが吸い込まれて削られていくような気もちになる。
なんかこの火焰は蓄オーラ土器だったりしてねぇ、だから5000年ほど経てもこんなに若々しく美しい姿でおるんかと思う。まさに不老不死。
ほんとーーーにおもろいですね。

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本館では色々と資料や火焔土器グッズ、雪炎ネクタイや雪炎マスキングテープなども売ってました。未だに柄付きのマスキングテープの使い所がわからない私ですが、笑。
入館チケットが栞になっているのはガタの傾向。結構嬉しいです。
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