龍の坐す山

2017.06.17 09:00|away-soul
シリーズ戸隠その4
戸隠神社五社参拝です。

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戸隠神社奥社の大鳥居
こちらもバス停のある道からガックリと下ったところにあります。出羽でも出雲でも強く感じましたが、この下ってから上がる参道はすごいねぇ。強力。
ここからは徒歩で40分ほどの登りです。が、ハイヒールの女性や底ツルツルっぽいフォーマル革靴の男性もいましたんで、ちょっと長めの参道という感じでしょうか。奥社、冬季は閉鎖されています。
ともかく鳥居をくぐる前から、ものすんごいたくさんの種類の鳥の声が聞こえる。

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が、随身門をくぐり杉並木に入るととたんに鳥声ヴォリュームがおちます。
これはすごい効果。緊張感がみなぎりますねぇ。とはいえ、ヒガラとコガラの声が澄み渡っていてつい口笛で真似してしまいます(バチ当たりな、笑)。

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杉の洞穴にしめ縄がかけられていました。
しめ縄の幣が落ちて踏まれていて、かなりビビる。
杉並木を抜けると、かなりしんどい坂になってきます。

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飯綱大明神/飯綱権現
途中にしっかりと飯綱さんも祀られていました。
信濃というと飯綱山の白虎にのった烏天狗である飯綱権現さんの本拠地で看板天狗さん(私のイメージ)。縁起によると戸隠権現は飯綱権現さんより偉いらしいです。とはいえ、戸隠側文献なのでナニなんですが。

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明治の廃仏毀釈を生き残った四体の石仏が太陽に向かって祈っているように見える。以前は随身門を抜けた後、両側に宿坊が並んでいたらしい。
熊鈴をつけたワンゲル風グループや「近所のコンビニに行ってきました」風なにいちゃん達やロングドレスにパンプスのネーチャンにあっさり抜かされながら、ぼっつら進むこと20分ほど、
到着しました。

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正しく頭にツノの付いた”狛犬”
狛犬は犬であるとは限らない、獅子の狛犬はとてもたくさん見られる、獅子にはツノがないだけ見た目は全く同じ(あはははは)。
尻から入って狛犬胎内めぐりができるようになっている(ウソやがな)

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奥社に到着。
祭神は天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)岩戸をぶん投げた神様ですねぇ。
明治の分離までは聖観音菩薩が御本尊の寺院だったそうで、最近入り口をつけました、というとってつけた感モリモリです。で、このとってつけた入り口の奥が戸隠三十三窟「本窟」・「宝窟」という修験の秘法が隠されているとか、宝物があるとか、内部は完全非公開なので知るすべはないので妄想し放題の空間になっているそうです。秘技秘法に秘法、、秘密の秘窟です。
御紋は鎌卍(かままんじ)、やはり信濃は鎌ですねぇ。
さて、最後には御大です。
こちらも拝殿が山壁にぴったりとくっつけられていて、入り口っぽい。

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九頭龍社(くずりゅうしゃ)
九頭龍大神をお祭りする、戸隠の本体だと私は思っています。位置的には奥社よりも標高が下ですが、ディスガイスであり拝殿だと考えると別にどこに位置していてもかまわんでしょうし、この場所が「龍窟」にあたるそうで、本殿から本殿右手上の磐座の上まで廊下が続いているらしい。この地は雨乞いの聖地だったようで、初期の天皇もこちらで祈ったのではないかと思われる。というのも、やはり牙笏が伝わっているというのがキーポイント。
戸隠信仰の根っこはこちらの九頭龍さんなんでしょうねぇ。とはいえ、これも入り口というか拝殿というか遥拝感がみなぎってましたが。

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ともかく、戸隠神社や修験の山になるはるか昔から信仰されていたらしい、九頭龍山
ぱっとみたときに出雲の立久恵峡(たちくえきょう)を思い出しました。
龍、鎌、、確かに鉄に結びつけたくはなるな、、(あはは)

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奥社社務所にはものすごい行列、御朱印待ちのようでした。
一人頭15分ぐらいかかってそうだった。
戸隠、非常に面白いです。今回の旅のガイドブックはこちら

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『続神道大系 神社編 戸隠 (一)』
『続神道大系 神社編 戸隠 (二)』 by神道大系編纂会
『戸隠龍神考』 宮澤和穂
神道大系はかなりガイドになりました、それに龍神考は読み物として面白かったです。他にも2、3戸隠関係の本を読みましたが、どれも似たり寄ったり。やっぱり信濃の中心部からもアプローチするべきか。
しかしまぁ、天岩戸の正確な位置というのは特定されていませんが、自称天岩戸地はたくさんありまして、さらに戸が飛んで来て落ちたものというのはどっさりあります。戸っぽい岩や趣深い形状の岩があると、そうではないか→そうだとなって伝説がつくられていくんでしょうねぇ。こちらの戸隠では隕鉄なども出てるようなので、隕石が落ちることがそれなりに観測されたのかもしれませんで、後付けでそれは岩戸だったというレジェンドをつけるのも簡単かと。とまぁ、そんな楽しい妄想なんかにも耽りながら楽しい参拝でした。

して、
あとは下山
ちょっと寄り道のつもりがとても楽しかったです。
シリーズ戸隠、つづく

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