足るを知る

2017.05.19 09:00|away-soul
シリーズキヨトその7
応仁の乱の東軍総帥でもあった細川勝元が宝徳2年(1450)に創建した禅寺



大雲山龍安寺 御本尊は釈迦如来
臨済宗や曹洞宗に結構多いですねぇ、もちろん日蓮さんのところはお釈迦様ですが。

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石庭ばかりが有名になっている感がありますが、こちらの鏡容池を中心にした回遊式庭園の素晴らしさも格別です。
まさに極楽。

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どの季節もいいし、どこ方向から見てもすばらしい
ガイドブックにはこの石がなんでどーでこーでとか鑑賞のカンペみたいなのが書いてありますが、結局のところ自分の好きなように見立ててええんです。日本庭園というのはメタファー起動装置なんです。

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大昔に中世の庭についての論文を書いたんですが、そのときに中心にしたのが修学院離宮と、こちらの龍安寺方丈庭園。あの頃と同じシームで書いたらどうなるかなぁ、、とちょっと考えたりしました。
ここでjube的庭鑑賞(どんどんぱふぱふー)。今回修学院離宮は拝見しなかったので、手っ取り早く方丈庭園(石庭)と庭園(鏡容池とその周囲)を比べてみると、鏡容池のほうをモネやルノワールなどの印象派とすると、石庭はモンドリアンやカンディンスキーなどの抽象絵画のようなさらにコンテンポラリー的な匂いも感じられる。ただ、実は鏡容池も石庭も用途と考え方は同じで、日本らしい宇宙を箱に入れたミニチュアのようなもの。メタファー込みで全てのものが内包されているのを感じる、フィール・ザ・ユニバースっ!(笑)。使用方法が全く違うのもポイントで、鏡容池のほうは見る人がその中にはいって楽しむオープン型、石庭は外側から見て楽しむクローズ型。1寺で2パターンの庭が楽しめる。禅宗らしく公案を考えたりするときに、色々な場所で色々な考え方をするのに助けになると思いますし、石庭なんかはそれ自体がすでに公案というか、パズルというか(パズル言うな)。

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都林泉名勝図会の龍安寺のページが展示してあった。
昔、細川勝元がここに別業をかまえて住んだときに、書院から毎朝男山八幡宮(石清水八幡宮)を遥拝するために庭内に樹を植えた。石と岩だけで風光を作り出した石庭は相阿弥が作った(著者皆川淇園の説で、ほんとかどうかは不明)。名付けて虎の子わたしと言う。洛北一の名庭だ。勝元のころから随分経って、塀の外の松も古く高く伸びて風景画がかかれた簾みたいになってしまった。云々
てなことを書いてあります。
方丈から石庭を見た後、茶室蔵六庵側の路地に見える蹲踞を眺める。

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不知足の者は、天堂に処すといえども、また意にかなわず、不知足の者は、富めりといえどもしかも貧し、知足の人は貧しといえどもしかも富めり
不知足の者は、常に五欲のために牽かれて、知足の者のために憐憫せらる
お釈迦さまの言葉です。禅寺で、また御本尊釈迦如来である龍安寺に大変マッチしてますねぇ。
この知足蹲踞グッズもあったんですが、

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方丈庭園の手ぬぐいはマストアイテムやね。
それに文鎮が欲しい、、
知足蹲踞(栓抜きとかかれているがどう見ても文鎮)、石庭文鎮2種類、杜の梟、お地蔵さまなどがあってどれもとても魅力的。でも全部いらんし、物理的に重い。

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杜の梟にしました。このチケットの前に置いてるのん。
いい重さで可愛らしい〜〜。平べったい文鎮はあるんですが、こういう縦に立つタイプがなかったのでちょっと便利かと。
境内のカフェテリアでお薄とお菓子をよばれる。食券制なんだが、食券券売機が故障していて、おばちゃんが「壊れてるんやけど、いっぺんお金入れてみて」と言うので一応トライしてみましたが、やっぱり壊れてたので普通に先払いで(あははは)。また甘いもん食う私。実は龍安寺の湯豆腐の店で湯豆腐を食おうかとおもったりもしたんですが、、湯豆腐やったら久しぶりに南禅寺の順正のほうがええかなぁ、、と気が向きまして、、
ともかく、龍とくれば鹿にも寄らんとあかんし、そのあとですな。
五欲もないですが、常に食欲のために牽かれておりますっ。足るを知れっ私の胃袋めがっ
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