旅のたのしみ
シリーズキヨトその14最終回
祭りの後というか、後の祭りというか、、
旅の恥(熱量)はかき捨て、とも言います。
なぜ肉屋のコロッケは別腹なのか
てなことを考えながら、東寺からぶらぶらと京都駅へ
JRの京都駅は建物自体が美しいしオシャレではあるが、中央コンコースのほうはなんか無駄に歩く距離がうざい(笑)しかも人も爆裂に多くて混んでるというイメージがあって回避、八条口にハマる。
八条口は長距離バスのターミナルとなっていて、
和歌山行きバスも出てた。
これにのって帰りたい。しかしまぁ、あんだけがんばっている上野に子ができず、現在もメスの展示を中止して安静にさせているみたいですが。雑大らかな白浜ではボコボコと子が育っている。この差はなんなのか。不思議なもんです。
今回の京でなにが一番心に残った食い物かというと
竃炊きたてご飯 土井
そう、土井志ば漬本舗がプロデュースした飯屋だそうだ。
漬物バッフェ食べ放題
もちろんのしば漬けにすぐきにカブにキュウリの浅漬け、牛蒡に白菜になんやかやと12種類ぐらいあった。こんにゃくのたいたんと魚っぽい系おまわりもあったねぇ。もちろん土井志ば漬本舗が併設されているので、気に入ったのんがあったらお土産にできます。
御膳を頼むとバッフェが付いてきます。別途酒も注文できるので非常に嬉しい。
ガタに帰ってから知ったんですが、最近こういう京漬物バイキングがついた定食屋というのが京で流行らしいです。しらんかったわ。知らんかったけど食えたのが自分の嗅覚の素晴らしさか!と妙に誇らしい(正しくあほの子である)
初見初食です。
甘きつねと九条葱の卵とじ膳にしました。
関西人(私も含む)が「葱」というとこの九条葱のことです。ガタのネギは白くて太い東京ネギで薬味もこのごっついネギ。九条葱はもともと浪花で自生していたのが伏見稲荷が創建されたころ(まだ平城京のころ)九条に移入されて生産されるようになったらしい。昔、お大師さん(空海)が東寺の近所で大ヘビに追いかけられたとき、ネギ(九条葱)畑に隠れて難を逃れたという事があって、東寺の五重塔の上には葱坊主がつけられていたとか、、。ほんまかどうかしらんが、ギボシの事ちゃうん?とも思わんでもない(あははは)。ともかく、シンプルで精進でお大師さんを思いながら、、
漬物、めちゃめちゃ美味い〜〜〜泣ける〜〜
というて、白飯3杯お代わりしてしまいました。あかんやん。
もちろん般若湯ものんで漬物も爆裂に食いました。
我が食生に悔いなし。
ハマムラも
めちゃめちゃ懐かしい。
なんやかんやといろいろ食いましたが、基本やっぱり味付けが口にあうんよねぇ。ハズレなしです。
土産はやっぱりベタに八つ橋にしようと決めてたんですが、
八つ橋というとやっぱり聖護院か西尾、どちらも元禄二年(1689)創業で京都で一番古い八つ橋屋。はっきり行ってどちらもあまりかわりない(私比)ので(申し訳ないがグルメでない私)、一番便利のいい場所で便利良いタイミングにある店で買う。ちゅうことで、今回は
西尾の八つ橋、抹茶バージョン
普通のニッキにしようかめっちゃ悩んだけど、抹茶に。抹茶の味がええ塩梅で大変美味しかったです。
八つ橋というと最近は生八ツ橋のアンコのはいったのんのほうが流行ってしまっていますが、私はこちらの普通の八つ橋が好きです。生八ツ橋(具なしの柔らかシートのようなもん)もそれなりに好きです。
そんなんで、なんだかんだと楽しくうだうだと京ですごしまして、そのまま直帰します。
京都駅からバスで伊丹へ、ちょっと余裕を持って1時間半前には伊丹に到着するリムジンバスのチケットを購入。
京阪ホテルの前にわんさかと団体客が集合していた。
今からどこへいくんやろか?と考えながらカメラを向けると、ピンクのサリーを着た老インド夫人がカメラの前にでてきた。ぼっつらと歩いていましたが、、
実はこの5分後、バスが出る10分前ぐらい、なんもすることがないのでバス停でボケーっと待って居いると、インド人家族が大騒ぎ。このピンクのサリーのおばあさん、息子夫婦、孫の5人。で、バスのおじさんとすったもんだしているので、見かねて助けに入った。バス出発の5分前。
もっと早よ来い!
と、言いながらも、まず、チケットを自販機で買わんとあかんのでお母ちゃんを連れて自販機でチケットを買わせる。と、いっても私もチケットの買い方がイマイチわかってないのでオタオタしたが(笑)。だいたいお金を入れてからボタンを押すのかボタンを押してからお金を入れるのか良くわからん。ともかく、無事チケット購入。そこで、インド人家族が乗ろうとしていたバスはもう一つ前の時間のバスだったことが判明、、その上に、ルートの高速道路で事故渋滞というニュースが入って急遽別ルートで伊丹に向かうために20分ぐらい遅延するとのこと。とりあえず、インド人に何時の便で出発するんか?と聞いてみると、30分前ぐらいには空港に着けそうな感じ。一応そんなことになってると伝えるとインド人真っ青。ともかく、めちゃちゃデカい荷物もたくさんあるので、空港に着いたらまずお母ちゃんが走って航空会社のデスクに行け!と伝える。
万博公園が見えてきた。もちろんこの万博の頃すでに生きていた私です(ぶっ)
迂回した高速道路もめちゃ混んでまして、、、
そりゃまぁ、みなさんナビみて迂回してきてますんでそゆことですわな。
こんにちは〜〜こんにちは〜〜〜
世界の〜〜国から〜〜〜〜♪
私はのんびりと鼻歌歌いながら太陽の塔を見ていましたが、前に座っていたピンクのサリーのおばあちゃん、気ぃうしないそうにドキドキしてました。孫がしきりになだめていました。
バスが伊丹に着いた途端、
お母さんがサンキューといって走っていきました。が、お父さんは結構ゆったりとカバンを受け取って、孫がおばあちゃんを支えながらゆっくりおいかけていきました。もう搭乗はじまってそうな時間だったが、間に合ったんやろかねぇ。よしんば人間は間に合っても外国の飛行機なら絶対に預け入れ荷物は一緒の飛行機にはのってない時間ですが、日本のエアラインはどうなんやろね。なんか間に合わせそうですが、さすがに無理やろ、とは思う。
いやほんま、外国旅行でもインド時間で行動するんやねぇ。
私はものすごーく余裕できっちゃ店で揚げ芋にコーヒーなんぞを腹に入れまして、
セキュリティを通る前に551購入
豚まん豚まん豚まん豚まん!
保冷剤と保温バッグのコンボで5時間ぐらいもつらしい。もちろん環境にもよるけど。
551のバッグに入れてもらう。これをランチバッグにするのだ。
ブランドもんやで(あははははは)。
昔に比べて確かに小ぶりになったし、肉はすくなく、皮がごつくなったような気もするが、やっぱり豚まんの中で一番美味いですわ。豚まんオブザ豚まん、豚まんの王。地元の味やねぇ。
無事にガタにタッチダウン
楽しかった、久しぶりの京都、やっぱり都はよろしおすな。
お世話になった皆様、ありがとうございました。
シリーズキヨトこれにてお開きです。長らくお付き合いありがとうございました。
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