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きのふはけふのストーリー

Beautiful things don't ask for attention.

本所回向院にてにゃにゃ文半

Posted by jube on   4 

神奈川宿紀行第十九話江戸篇

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本所回向院にやってまいりました。
ねこさんがわらわらと出て来ました。
足袋のサイズはにゃにゃ文半でしょうか?(あははは、古すぎて誰もわからんって)

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実はぐるぐるマップのナビゲーション(いっちょまえに無愛想な女性の声でしゃべってくれます)の通りになんも考えずに歩いてきましたら。確かに辿りついたんですが、山門もなけりゃ鉄格子のゲートがあるだけで、これはさすがに本所回向院なんで、今でも死体がポッと投げ込まれるのでは、と、あらぬ妄想をしてしまいましたが(笑)。目の前に目的のお墓が見えてますんで、仁和寺の和尚じゃあるまいし、ここで入れなかったから帰ろうってわけにはまいりません。どうしよう、、と、キョロキョロと辺を伺う。めっちゃ怪しい婆やん、ゲート飛び越える気かっ?って、違います、誰かおらんかなーと(普通そうですわな)、すると近くの工事現場からセキュリティーの人が出て来たんでとっつかまえて、どこから入ればいいのか?と尋ねたら、そこ(大徳院の角)を右に曲がったら正面玄関だと教えてくれました。

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言われた通りに角を1つ曲がると、確かにありました。

回向院正門跡、、、(-公-;)


”跡”やん!!!現在幼稚園で一般人は入れなさそうやし、ていうか幼稚園閉ってるし。
江戸時代は両国橋に向かって正門が向いていたそうで、、今まで文献で読んでいる分にはピンと来なかったが、、こうして両国橋から渡ってくると隅田川がこの回向院の禊ぎ/回向院に封じられている霊たちが出て行けないようにする結界のように見えてきますねぇ。
よく神社仏閣の入り口に川があって橋がかかってますやん、アレが隅田川と両国橋っていう雰囲気なんですわ。
ともかく、回向院に入れない、、、どうしよう。
とりあえず、このブロックのぐるりを歩いてみようと、、

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諸宗山回向院
ありました、京葉道路沿いに、、
まぁ、そりゃ現代ですもん便宜的に大通りに向けて山門を設置してるっちゅうことは想像すればまぁフツーな感じですわ。ま、遅かれ早かれ気付いたとはおもうんですが、ま、くるくるナビも所詮は機械なんで細かい事はわからんわな。
ともかく、ここから入山しまして
すぐにあの足袋履いたハチワレ猫さんにご挨拶してもろたんですわ。
最初に回向院に実際にいきたいと思ったのは、随分昔、お七と同じ年の頃に振袖火事を題材にした小説を読んだときです。あれから随分経って私もお七のオカンよりも遥かに歳くいましたが、漸く実現。本所回向院、もうそれはそれは江戸をやっつけてると頻出ロケーション、最近読んだ小説達にすらやたらめったら出てきまくりまして、もぅ、これは呼ばれてると言うていいでしょう(笑)。

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ビルの谷間にうもれてる、、
振袖火事/明暦の大火(1657年)の焼死者10万8千人を当時の将軍徳川家綱の命令によって葬った万人塚が寺のスタート、そこから始まって安政大地震死者、水死者、焼死者、刑死者、遊女、無縁仏、あらゆる宗派宗教、さらに種も超えて全ての生あるものがこちらで供養されています。なので軍用犬・軍馬慰霊碑、猫塚、唐犬八之塚、オットセイ供養塔、犬猫供養塔、小鳥供養塔」、邦楽器商組合の「犬猫供養塔」(三味線の革の供養)や個人ペットの墓なども多数ある。まさに、日本やなぁ、、と感じるお寺さんです。歴史的には比較的新しいお寺ですが、供養されているお魂の数がものすごいです、魂/年で換算したら日本一なんではないだろうか、、。
全体的にざっくり手を合わせて冥福をお祈りしまして、
そして、目的の

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京伝先生のお墓を拝見
「岩瀬醒墓」(山東京伝/岩瀬京伝)、「岩瀬百樹之墓」(京伝の実弟・京山)、「岩瀬氏之墓」(実父、伝左衛門)
墓石の銘文は京山の自選自書。お墓の写真を撮っていたら、回向院の寺男さんらしき人がひょいひょいひょいと私の方にやってきて、東京都教育庁が作成した都指定旧跡の岩瀬京伝・京山墓のポストカードをくださいました。壁に耳アリお墓にメアリー
色んな意味で怖嬉しい(あははは)。

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山東京伝は江戸後期の戯作者/浮世絵師で、松平定信の寛政の改革で黄表紙の恋川春町、版元の蔦屋重三郎などと一緒に処罰された江戸のセレブ(笑)、深川出身で歌も詠めるし絵も描けるフィクションもルポもエッセイも書ける万能の流行を牽引するライター。当時最先端ナウを発信してただけあってものすごくキャッチー。日本で初めて原稿料をもらった職業作家というのでも有名です。やっぱりご当地作家ですねぇ、この後もやたらと京伝作品が目につきました。

さて、動物のお墓がとっても気になりますが、
ネコとネズミの墓を並べるのはいかがなものか(笑)

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鼠小僧次郎吉のお墓です。
36歳で小塚原処刑場(現在の南千住の回向院別院)で刑死しているんですが、なんせ戯作、狂言歌舞伎や小説にもでまくりの人気キャラクターになってしまいましたんで、こちらに供養墓がつくられたそうです(通常刑死者は墓にはいれない)。で、この供養墓は別名「欠き石」と呼ばれていて鼠小僧の墓石を欠いて財布に入れたり身につけていたりすると、金回りが良くなるとか持病が治ると言われて、削られ続けて、その度に本願した人々の寄進でリニューアルし、こちらの供養墓で数百墓目だそうです。現在では墓石を削るのは禁止されていてかわりに「お前立ち」が設置されていて、こちらを削るというシステムになっている。なかなか簡単に欠ける石でもないので、がんばらないといけませんが(あははは)。
鼠小僧の左となりに見えている「猫塚」、猫のお墓です。
落語『猫の恩返し』で有名な恩返し猫さんは実在の猫で、その墓石がこちらの硝子ケースに保護されているもの。落語では3両ですが、こちらの立て札には2両となっておりました。実在の猫の墓としての貴重な文化資料です。猫好きには必詣のお墓かと、、。

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亀学 井田長秀之墓
備中松山藩士のようだが、ココに墓があるということは江戸住みの方だったのか、、全く持って不明。
それ以上に亀学ってナニ?
動物学的に亀を研究していたのか?もしくは亀は万年というので長寿の秘訣を亀からアプローチする学問だったのか(今適当に作ったのでそんな学問があったのかどうかは不明、笑)、もしくは亀といえば亀甲占なので占星陰陽的な学問だったのか、、。
まったくわからんけど、もっそい気になる。亀がかわいい。
私もこうして◯◯の、とつくようなライフを送りたいねぇ。一本立てのオタクにあこがれますんですが、なかなか1つにフォーカスできないぃいい。

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塩地蔵
願い事をして、叶うと塩を供えて御礼する。
色々と非常に興味深い事柄が伺い知れる回向院でございました。
ああ、南千住のほうにもまいりたいです。あっちは刑場直属でゆうても安政の大獄橋本左内・吉田松陰・頼三樹三郎、有名犯罪者「毒婦」と云われた高橋お伝などが葬られておりまして、1771年(明和8年)に蘭学者杉田玄白らが刑死者の腑分け(死体解剖)に立ち合ったことを記念した1922年建立の観臓記念碑(建立は1922年)などもあります。
大変有意義な時間をすごしました。合掌

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Happy Halloween! 
どんなカタチであれ、先祖の霊/死者を敬うことは良い事だと思います!

さて、両国ですんで絶対外したくないところが、歩いてすぐ!
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えじゃないかえじゃないか

Posted by jube on   8 

紀行江戸篇つづいておりますが、ちとブレイク
阿賀野市、瓢湖です。
コハクチョウが4桁になったのでちょいと様子見にの日♪



コハクチョウを数えていたら、目の前でオオタカヤングがお食事(笑)
この日、オオタカはアダルトが2、ヤングが1と計3羽
トビ(カイト)やノスリ(ブテオ)と同じぐらいよく見るオオタカ(アシピター)ですが、やっぱりアシピターてなんかカッコいいんよね〜。

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この尾羽のシマシマがたまらん。
食われているのはコガモ、ジビエ鴨刺身
20センチ丈ぐらいの草むらと、70センチ丈ぐらいの草むらの境界線で食いはじめていたんですが、上空をカラスと他の猛禽がウロウロしていたので時折丈の長い草むらの中に獲物をひっぱりこんだり(食べているとズルズルと外にでてきてしまう、笑)、上空を睨みながらマントリングをしたりしていました。私が5メートルぐらい横で立ってたんですが、それは全く気にならないようでした(無視かっ)。



FOYアトリが8羽
キャピキャピ言うてました。去年はアトリ絨毯ができるほど沸いてましたが、今年はどれぐらい来るんでしょうねぇ。
アオジ、ホオジロはかなり増えてきました。ノビタキも見た、あとはカワセミ、アカゲラ、コゲラ、タシギもみたっけか。かなりオモロなってきました。

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まぁ、コハクチョウはお昼になっても田んぼに行かずに瓢湖でウラウラしている個体がたっぷりいますんで、観光客も十分納得してくれる季節となってきました。あんまりウジャウジャおるよりも数百ぐらいのほうが有り難みがあるようで、、(あははは)。もちろんどっさり見たい人、離陸や着陸を見たい人は日の出と日の入り時間、どちらかに来てください。大迫力です。

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空を見上げると、いたるところでコハクチョウが飛んでます。
結構ハッフンハッフンうるさく鳴きながら飛ぶので、ハフーンって聞こえたら空を見るクセがついてしまいます。ベルの実験かっ。

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あやめ園に、一輪だけトチ狂ったアヤメちゃん発見
咲いてました。ま、この日の前日まで結構あつかったけどね。

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トビが日光浴してました。
Wind is blowing from the Aegean~~~♪
私はトビ〜〜〜♪
好きな魚はヘラブナだけど
別にマルハニチロでもいいの〜〜ぉおお ハンアアアア〜〜♪

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私が個人的に何故か大好きなハシビロガモも増えてます。
いつも首をかしげられますが、ハシビロガモが好きなんです。
どうにも萌える。

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キンクロハジロも好きではあります。
この前、知らない女性にこの鳥なんて名前ですか?と聞かれて、
キンクロハジロです、と答えたら、難しい名前ですね〜って言われました。
目がキン(金色)でクロい体に嘴(ハ)がシロい、、
キン、クロ、ハ、ジロ、、、見たままでございます(滝汗)。

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そして瓢湖にもポキモンの人がけっこう仰山居てはります。
なんかコイキングとかミニリュウとかハクリュウとかそこらへんのんがおるそうで、ゲームマスターも水辺に水辺のポキモンを配置してるんやねぇ、地形的なプログラムもやってるんやろう、なるほどグルグルマップ系列だけあるわ。

オマケ、とうとうキター

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うちの近所のミツコシで待望の三重物産展!!!
もーー、先日から赤福食べたい赤福食べたいってずーっと言うてまして。餅にコシアンがのっかってるやつやったらなんでもええわー、って探したんですが、ガタではこの赤福タイプのもんが無い。悲劇的に粒あんばっかり、しかも1つがでかい(ま、ぼたもち、ってやつねぇ)。
ともかく、ミツコシ朝10時開店で、朝から鳥屋野で鳥勘定した後、10時半ぐらいにミツコシ入りしましたら、
なんと、赤福に長蛇の列ができてまして、、(滝汗)。7階催場の売り場で赤福待ちの最後尾が6階にあるんよ!赤福、確かに美味いけど、和歌山では何時でもJRの駅で売ってるもんなんで、食いたい時に難なく買えるもん、というイメージがあったんですが、、。ガタではかなり入手難易度が高い。ま、でも、午前中は用事もないし、所々で目を光らせているミツコシ社員さんに聞くと800個仕入れたんで十分買えると太鼓判を押してもらい、
えじゃないかえじゃないかえじゃないか〜〜
と、赤福行列に加わる。15分ばかしでちゃっちゃと順番がまわってきまして、無事に一箱ゲットしました。ミツコシまで行って15分ならんで都合30分ほどかかったんですが、夜に一気食い、しかも10分間ぐらいで(爆)。やってもーた(笑)。
さらに、へこきまんじゅう(激ウマです、絵本もあった)
山ちゃんの手羽先も食うた、、、やってもーた(笑)。

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えじゃないかえじゃないかえじゃないか〜〜〜
(いや、一気食いはええことないわ、、笑)
伊勢の赤太郎手ぬぐい(赤福オフィシャル)、愛用してます(あはははは)。

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ごっつぁんです!

Posted by jube on   6 

神奈川宿紀行第十七話江戸篇
今回、もう一カ所寄りたかった所がありまして、それは両国回向院

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東京駅で地下鉄にのって馬喰町まで行きまして、そこから両国橋を渡ります。
そういえば去年の年末に馬喰町で宿泊したのが遠い昔のようです。
あの頃はまだ勝手がわからず、あたふたと焦ってかなりオモロイ宿を予約してしまったりしましたが(爆)、今はもう直前でも慌てる事がなくなりました(あははははは)。ていうか、宿予約せんととりあえず出発しても途中でなんとでもなるもんですし(あはは)。

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隅田川も奇麗になったもんですねぇ。
嬉しいことです。
両国橋を渡るとすぐに

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大山巌元帥侯爵の書『表忠碑』
赤穂浪士大高源吾句碑「日乃恩や忽ち砕く厚氷」
そういえば吉良邸って回向院の南東どなりですやん。ということは赤穂浪士の討ち入りルートですねぇ、両国橋は渡らずに隅田川東岸を南下し、永代橋を渡ったんでしたっけ。グルグルマップで見てみると、吉良邸からそのルートで泉岳寺まで歩くと10キロ2時間。そんなに遠いところでもないんですねぇ、、。
それに両国橋と百本杭のパネル展示。なるほど、オランダみたいな景色やったんでしょうねぇ、モンドリアンが描いてそうな。

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ももんじや
ほーー、ももんじやってココにあったんですねぇ。実は最近読んだ江戸時代の本に”ももんじや”の山くじらを食べるシーンが出て来てたんですわ。なんとなく嬉しい。

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当時、獣食が御法度やったそうですが、庶民は薬になる料理でしかも”鯨”だと称して食っていたそうです。鯨も哺乳類なんですが、水の中なんで食材的には”魚”というカテゴリーに入れられていたそうです(あははは)。和歌山みたいな地方と違って、政治中心地だとなにかと法律とかガイドラインでダイレクト支配されてたんでしょうねぇ。バレやすいとかいうのもあるでしょうし(あはは)。
ももんじやを通り過ぎた直後、グーグルマップのナビに沿って進んで行くと、回向院に入れない、、という事態が!!よくあることですが、グーグルマップではその場所まではちゃんと辿り着けますが、えてして正門前に辿り着くわけではないということで、よく騙されます(あははは)。回向院については次回書くとして、

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両国といえば、国技館
知らなかったんですが、両国国技館の中にあるクリニック。お相撲さん専用かと思っていたら、一般外来患者も診てくれるそうです。要予約ではありますが、しらんかった〜。なんとなく診てもらいたいような(笑)

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この幟をみると、やっぱり神事やなぁ、、と思うわけで。
もちろん国技であり身体能力を使う技、格闘技でもありますが、
神様に奉納するもんなので、大切な文化だと思います。

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両国駅のホームから見えるダンススクール
まさに『Shall we ダンス?』な立地やねぇ。
で、気分はダンスになるかと思いきや、もちろん私の気分はダンサーではなく

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お相撲さん気分(おいっ)
ちゃんこ霧島で昼飯を食う事にした(あはははは)
霧島、、それはそれは男前でした(遠い目)
テクニシャンでしたしねぇ、、下手出し投げでぶん投げられてみたい、、(爆)
店内は霧島関の男前写真や賞などが飾られていて見物するのも非常に楽しいです。
ランチメニューは4種類。予約もしていなかったんですが、すっと座れました。多分時間とタイミングの問題だとは思います。ラッキーだった。

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きりしま定食
ご飯、、大盛りにしてもらえばよかったか(笑)
刺身があるのでご飯が食いたいところだが、がんばって半分は残し、
ちゃんこを食べ終わった後の汁にご飯を投入してちゃんこ雑炊にして食いました。激ウマ。
が、結構量が少ないのでそれだけで終わるわけもなく、、

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さらに、みちのく定食
こちらはうどんちゃんこと小さいちゃんこ鮭お握りがついてます。
ま、量的には昼からレギュラーちゃんこ食べるよりは定食ダブル食いするほうが少ないかと思います。問題はダブル汁ものなので、鳥見だったら絶対にチョイスしてはならん組あわせ。ゴーイングプロブレム確実(爆)。ま、都会でトイレもたくさんあるので心置きなく汁まで完食しました。
ごっつぁんです!

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大食い賞で”ちゃんこ霧島”タオルまで頂きました〜♪
というのは、(大食い賞の部分が)ウソです。単にもらっただけ。
サプライズで嬉しかったです。
ごっつぁんです(ニンマリ)
さて、回向院へにゃにゃ文半です。
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東海道中膝電車スキマ旅17

ヨコハマ道中・駅食い篇

Posted by jube on   10 

神奈川宿紀行第十六話
旅、それは暴飲暴食(ぎゃはは)
もちろんいつもよりよく動いているというのはありますが、その動いた分をさっぴいても全く割りに合わないほど食べてしまいます。今回の旅の発見

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なんと横浜駅に北海道どさんこ市場なるお店がありまして、
そこでオランダ煎餅を発見しました!!!!
買い占めてきました、恥ずかしながら爆買(ぶっ、反省しております)
そしてもう、食べ尽くしてしまった、、、(どんなんやねん)
一日一袋ペースで食ってしもた、、。
みなとみらい線にのりかえるときに伊勢丹クイーンズとかいうスーパーマーケットが目に入り、そこでたまたま”どさんこ”という言葉に反応して覗いたのが発見につながりました(勝利インタビューかっ)。
PSミルクカステーラも売っていて、もちろん買い食いしました。やっぱり好きな味です(笑)。

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ヨコハマ

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横浜駅はかなり危険
またもや夜食を買ってしまった、、、
しかもビール付きで(あははは)

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24個入り、昔ながらのシウマイ
12個にしときゃよかったかも、深夜ネット作業しながら摘んでたらしらんまに完食
もちろん夕食はちゃんと食ってます(あかんやーん)
特製シウマイと昔シウマイとどっちも美味いので、個人的な希望を言わせていただくと、特製6個と昔12個のセットがあると嬉しいねぇ(笑)。崎陽軒はシウマイ弁当とかもあるけど、私は純粋にシウマイだけで腹をふくらませたい派です。

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しかも相鉄ジョイナス、、つい〆ラーメンか、、
中国屋台料理の大龍にて、広東麺
日本語がかなり怪しい店員さんたちのイチオシがこちらだそうだ(笑)
ヨコハマというとサンマーメン(日式中華)だが、多分サンマー麺のモトになったのがこの広東麺なんか、と思うねぇ。王将でも冬の名物サンマーメンがはじまっていますが、日本のサンマーメンとの大きな違いは多分醤油やと思います。中国醤油て日本の醤油と全く味が違うのでそこらへんで全く違う味になるかと思う。ただ、見た目は同じ。
こちらの広東麺、美味しかったです。ウズラの卵がはいっているだけで私の評価はかなり上がりぎみになります、なんなんやろうねぇウズラ卵のもたらす幸福感(笑)。ギョーザも美味かったです♪
あんまり暑い時に食うもんではないですが(笑)冷房の効いた部屋で食う広東麺はアプリーシエイトやねぇ。冬に暖房のクソ効いた店内で食うよりもずっと美味いと思います。

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江ノ電
江ノ島電鉄株式会社、駅を降りると二頭身のいんげはん着ぐるみがなにか活動をしていた。こちらのいんげはん(お坊様)はさして何ものとも融合/キメイラ化していない様子だった。ただし、数珠はピンク。和歌山のこうやくんもたいがいなんで余所の事は言えんが(笑)。ていうか、普通に坊さんが立ってたらあかんのんか?と思わんでも無い。頭髪を螺髪にしてみればどうかと思うが、もしかしたら高徳院とは関係の無いお寺のキャラクターなので螺髪はNGなのか。

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こういうものには必ずといっていいほど何か着せたりかぶしたりしている、、
一番最初に見たのはもう何年も何年も前、出雲大社の近くの商店街、、あそこでも可愛い編みベベを着せてもらってましたわ。地蔵はええ、地蔵菩薩は別によだれかけとか笠をかぶしてもいいが、その他銅像やデコレーション、特に芸術彫刻作品に着せものは、、なんというか、、ナニですねぇ。キューピー服作り世代の仕業か、はたまた地蔵信仰の越権増殖か。ミケランジェロのダビテ像が駅前に置かれたら絶対編みパンツですわ(あははははは)。編パンツによだれかけにちゃんちゃんこ、そして頭巾を着用したダビテ、、、喜寿かっ(あはは)。
こちらの車止めはサンポールのアーチシリーズ、ピコリーノという製品。なんと、「ピコリーノができるまで」というページがあって、江の電江ノ島駅のコスプレスズメのことも書かれていた、そのスジでは有名だったのか、、。しかもカワセミバージョンも。ちょいといいかんじ。

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こちら江の電の江ノ島駅エリア銀鍋さん
結局江ノ島界隈では生しらすにはありつけず
釜揚げしらすは食いました。

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湘南銀鍋
ここの大将がものすんごいおもろい人でもっそい盛り上がりました。
魚拓を眺めているだけで血ぃ沸きます(笑)

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天丼も食べました。エビがむちむちプリプリ
やっぱり天丼はエビが命やねぇ(あははははは)。

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新橋鶏繁の東京駅にある支店 どんぶり子
つい、ドン・ぶり子と発音してしまいますが(笑)
粗挽きそぼろ丼、ま、安定の味です。美味いです。

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炭焼きびっくり きじ丼
こっちも食いました。どっちも美味かったです。で、後で知りましたが、そぼろ丼ときじ丼が半分半分のった”わがまま二色丼”というのも有りました。次からはソレにしようと思います。八重洲北口の改札を出てすぐのキッチンストリートにあります。非グルメでズボラな私には駅構内飲食店街は非常に有り難いです(笑)。

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悲しかったのは横浜美術館
私が滞在中、ドンピシャで入れ替えで閉館中だった。チーン。

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メトロガイドになにげに目を通したら、
和歌山観光特集だった。実はヨコハマではなくてワカヤマに行く予定だったこの週、、直前ドタ変更でした。まぁ、全くホームシックとか無い性質なんですが、最近は歳の所為か、和歌山とか関西全体が恋しくなることがあります。文化が恋しいというか、妙に近いからかもしれない。以前は全くもって諦めてたけどねぇ(あはははは)。

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江ノ電の車内で乗り合わせた高校生5人と引率の先生らしき人物。向いに生徒達、私のま隣りに先生らしき女性が座っていた。そして、ものすんごい関西弁で、しかも和歌山紀北/橋本界隈に近いような気がしたので、ちょっと話しかけてみましたら、奈良からの修学旅行でした。そりゃ似た言葉だわ(笑)。和歌山の公立高校というと熊本に行くんですが、奈良では鎌倉なんですか?というような話になって、実は奈良も熊本が定番らしいのですが、残念な事に熊本地震の為に急遽行き先変更になったそうです。残念だとおっしゃっていました。復興してまたたくさんの和歌山や奈良の高校生の修学旅行生が行けますように。

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東海道中膝電車スキマ旅16

コハクチョウ日和

Posted by jube on   8 

神奈川宿紀行まだつづいていますが、ここでちょっとブレイク
阿賀野市を徘徊しております。



コハクチョウがどんどんガタ入りしております。この日で2000羽弱
近づいても立ち上がりもしません(笑)。
去年はガタのハクチョウナンバーレコードを悉く打ち破るものすごい数のハクチョウが飛来したそうで、私は去年ガタ初体験で非常にラッキーだったようです。今年はどないなもんでしょうか。ワクワク。

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田んぼ沿いを走るとこんな感じです。
車でずるずるーーっと流していると、所々の田んぼにコハクチョウの群れが集まっています。
ひこばえが短いか、生えてないか、耕した直後か、藁がたっぷりしかれている田んぼが好みのご様子。
ブーと早い速度で走ると嫌がりますが、じりじりと進んで行くとあんまり気にしません。ちょっと顔あげたりはするけど。

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近づいて行く間にも空からハフンハフンと声が聞こえてきて、
どんどん着陸してきます。ほんま水禽ってデコイに弱いってわかるわぁ。

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降りてくるグループもあれば、飛んで行くグループもアリ。
降りて来たグループははじめから降りているグループのなかでも数羽のグループとぺこぺこお辞儀して挨拶しまくります。全員と挨拶するわけではないので、やっぱり大企業主催立食パーティみたいな雰囲気(ぎゃはは)。
この時私の背後側の田んぼにも大団体が居ましたが、純粋にコハクチョウのみ団体でした。

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まったく飽きませんねぇ。
楽しいですねぇ。
見える限りのハクチョウを数え終わったら、場所をじわじわと移動していきます。



途中、ノビタキのウィンターバージョンなりかけオスに遭遇
かわいい♪
顔黒いって萌えますわな。
柴犬の子の顔黒いのとかもたまりませんねぇ。
私の髭ヅラ好きってのも実は柴犬の赤子の影響なのか、、。

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ヤングなオオタカ
しかしまぁ、、オオタカって多いねぇ。
ガタはオオタカ天国か、もしくは日本全国的にオオタカって多い?
前住んでたとこだとオオタカってほんまレアやったんで去年は見つけるたびに大興奮してましたが、最近なんかトビよりちょっと嬉しいぐらいかも(贅沢な、、)。この日も5羽見たし。

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道を堂々と横切っているコハクチョウ
やりたい放題。

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足かわいい、、(むふーん)

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ハヤブサ

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ここにもハヤブサ

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ハイイロチュウヒが2羽ほど
結構楽しいコハクチョウ日和でした♪
満足満足。
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ブルーライトヨコハマ

Posted by jube on   8 

神奈川宿紀行第十五話

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街の灯が〜とても奇麗ねヨコハマ〜
ブルーライトヨコ〜〜〜はまぁ〜〜〜 
ブルーライトヨコハマ←youtubeいしだあゆみ、めちゃくちゃ可愛いけど瞬きしてないぞ。全く関係ないけど、この前メガネを新調したときに、ブルーライトカットのレンズってのを勧められたが、コンピューターは結構使うが、スマーホてあんまり見ぃひんからねぇ、ま、いらんわーって断ったけど、ほんまにブルーライトって目に悪いんか?実際どうなんやろねぇ、ひと昔前、出始めのLSDライトバルブはブルーライトだけでなくパープル、紫外線も出てて日焼けしたとか火ぶくれおこしたってニュースがあったけど、、。さすがに最近聞かんしねぇ、そんなん。
さて、
第14話で上海小龍包の鵬天閣の前にさしかかった、ちゅうところです。
昔、台湾でアツアツスープの蒸した小龍包を食った時はほんとに美味いと驚いたもんですが、
母曰く、鼎泰豐(大阪)も味が落ちてあんまり美味しないわ、と残念情報が。
ともかく、今は大陸系焼き小龍包がアツイらしい。

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これこれ〜〜
めっちゃ美味しそう、、。
4個からだそうで、2個でええんやけどなぁ、、と思いながらも注文
待ち時間ゼロ!なんか嬉しい(笑)。

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豚2と海鮮2の4個
しつこく、熱いから一口で食うなと釘を刺される。
見た目から粗忽者だと思われたか、、、あはは。
もしくは猫舌顔とか(どんな顔や)
お箸と別トレーに黒酢を入れて、窓口脇にある立ち食いコーナーへ

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カウンターにもしつこく
”絶対に一口で食べないでください”と書かれている。
ふむふむ、先っちょを破ってスープを飲んでから食えと。
別に食うてしまうと、スープとギョウザ、、みたいな味になるんとちゃうん?
箸で掴んで持ち上げてみると、結構ズッシリしている。同じサイズの肉シュウマイよりも重い。皮が重いというのもありそう、底はいい感じに焦げ目がついていてカリっとしている、お焼き風というか、、。ボーっとしてたら、そのままパクっと口にいれてしまいそうなサイズではありますねぇ、、、。
とか思いながらトレーにもどして、まず海鮮のほうの先っちょを破って、サニーサイドアップの半熟目玉焼きをチューする感じで、口をつけたらば、

ガアアアア熱ッ!!!!(;゚;ε;゚;; )


もー、唇に火ぶくれできるかと思いました。めちゃくちゃ熱い、熱すぎる。これ、ちょっと寒い日やったら湯気がモウモウとでて熱そう感あるかとおもうんですが、なんせ暑い日だったので小龍包もしれっとしてたんで油断しましたわ。

無理っ

とりあえず、4つとも上部開放穴をあけた状態にして、扇子であおぐ。

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冷めるのを待ちながら、窓から店内を眺める。
シェフや調理人の体格がいいと、無条件にここの料理は美味そうだ、、と感じる。
ガリガリの中華シェフ、イタリアンシェフ、コロッケ作ってる肉屋というのはなぜまずそうなんやろねぇ、なんというか、お前味見してないやろ!!みたいなねぇ。根拠まったくないただの主観ですが(ぎゃはは)でも、食べもん屋てイメージ大事ですよねぇ。大規模チェーン中華そばの幸◯苑の某支店で最近親指(爪つき)はいってたという報道を見ました。チャーシュー切ってるときに指切った従業員が居ったらしいんですが、中華そば食ってる器から爪付き指が出てくるリアルな想像が止まらず、あの黄色い看板みただけで幸◯ラーメン指ラーメン(サッポロラーメン味噌ラーメンのリズムで)て、歌ってしまいます。小学生かっ。
ま、そげなくだらない事を考えて、、
ほどよくぬるまったところで、再度スープチャレンジして食いました。
いやまぁ、結構美味かったですが、、アツアツをハフハフではないのがなんとなくなんやねん的なね。やっぱり厚皮ギョウザとスープ、って気がしますねぇ、別々に食わなあかんほど熱いっていうのはナニやな。それに、個人的にはビロビロした薄〜〜〜い皮の小龍包のほうが好きやねぇ。まぁ一番好きなんは腸粉(チョンファン)やけど。ざっくり点心やってる店のメニューも覗いてみたけど、結構腸粉がないんよね。横浜中華街は大陸系部族の方がおおいらしいの点心の種類も違うんやろかね。

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わー、ごっつい大きなフカヒレー
ああ、やきそば食べずにフカヒレにしたらよかった(笑)
ていうか、ほんまに食べ放題が多いねぇ。ほとんどの店が食べ放題やってるんとちゃうかな。
なかなか点心で一人2000円とかありーひんし(そんだけも食わへん)。
結構ボロ儲けか。

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ああ、中国粥もすきなんよね、、
粥にすりゃよかったかも(もーどないすんねん)。

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あ、崎陽軒発見。
なんとヒョウチャングッズがありました(あはははは)。ぬいぐるみとか小皿とかマグとか。シウマイについているヒョウちゃんからちょっと遠くてかわいくない、、。変にアレンジせずにリアルにヒョウちゃんを再現したグッズのほうが売れると思うんだが、どうだろう。
ちょっとだけ迷ったが、特製シウマイ(粒おっきい方)を買った。ビールはホテルの傍のコンビニで横浜ビールを買おう。

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中華街を出て、地下鉄の駅に行こうとして時計をみると、
こんなに暗いがまだ時間あるということが判明。
ほなまぁ、ちょっと海の写真でも、、と撮ったのが一番最初のブルーライトヨコーハマーの写真(笑)。

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かもめの水兵さん
昭和8年、”かもめの水兵さん”作詞者武内俊子さんはこのメリケン波止場からハワイへ布教に旅立った叔父さんを見送りに来たときの情景を、この詩にしたそうだ。

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ていうか、、ここって
フランス波止場とちゃうかったっけ???と思ったりもしたが、
ま、フランスでもエゲレスでもメリケンでも良かろうよ。
アベックと犬の散歩の人がおおかったです、山下公園。

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その日の深夜、
ビジネスホテルでこっそり独り、モソモソとシウマイを食う。

ウマーーーー(゚Д゚)

こういう、フツーなものが口に合います(あははは)。
ギルティプレジャーやねぇ(ぐふふふふ)
昔ながらのシウマイ(粒ちいさいほう)も食べたいなぁ、、
もそっと続きます。
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食い過ぎてヨコハマ

Posted by jube on   6 

神奈川宿紀行第十四話
晩飯まで時間があったのでちょっと夕方に寄りました。
追いかけてはないですが、食い過ぎてヨコハマ〜、美味そうなものが〜残した肉まん皮にどの店か見覚えはありませんかぁ〜(←桜田淳子で、笑)

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ヨコハマとえば中華街、中華食いたいです。そういえば、最後に横浜の中華街で飯くったのって、確かアラニス・モリセットの初日本公演の時やから、1996年11月か、、。大阪厚生年金会館でみたんだったかNHKホールでみたんだったか、全く思い出せないが、横浜の中華街でアラニスライブに一緒に行った友達と一緒に食ったという記憶だけはしっかりあるので、そこらへんで時期的に間違いないと思われる。そうでなけりゃなにしに東京横浜に行ったのか思い出せないし(笑)。ともかく、なんと20年前(爆)。そして、飯を食った後、CD屋でジャッキー・チェンの広東語バージョンのアルバムを買った。そしてCD屋のオヤジにハオダシェンツェ〜とかなんとか褒められて、こてこての中国語訛の日本語でジャッキーのマンダリン(中国語)は下手だという講釈をさんざん聞かされたのを覚えている(遠い目、同じアルバムを広東語バージョンとマンダリンバージョン、二つ出ていた)。

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CD屋を探してみたが、、無い。
なんか、、占い屋がものすごく多い。
昔はこんな街ではなかったような記憶があるんだが、、
しかもやたらと若い人の姿が目立つ、中華街は若い子の街になったんか。

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とりあえず、思い出し思い出ししながら
知っている所を歩く。
アメヤ横町のほうが中国っぽいんではなかろうか(笑)。神戸の南京町も長い事行ってないけど、もうちょっとコテコテに中華街だったような気がするなぁ、あっちも結構時代の波に巻かれているんだろうか。
中華街の路地には入るな、試着するなと言われて育った(ぶっ)
父曰く、試着室に入ったら拉致られてアキレス健を切られ、
ホンコンに売り飛ばされると(オイオイ)
なんせ幼かったんで無責任な都市伝説とはその当時は思わず(笑)かなりビビりました。
もちろん、新世界に西成/今宮/萩之茶屋にも行くなと言われたのを思い出します。子供の頃て、他にも行ったらあかんとこ、おおかったです。まだまだ闇があったねぇ。
とはいえ、私ももう売り飛ばすと赤字がでるような賞味期限のキレた婆になり、
父ももう彼岸へ行って久しいので誰も止めない、、
ちゅうことで、路地を覗いてみる(ぎゃはは)

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路地、といっても表通りが見えているレベル
表通りはここから見えているが、表通りからは見えない
既にこのゲットー感ってすごいな、、
空き地が粗大ゴミ放置場になっている。

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これはいわゆるアンコンフォタブル地区の典型的なムード(あはは)。
表でなんとなくブラブラと集まってしゃべっている。もちろん中国語オンリー
ここに入って一緒に喋るというのは無理です(あはははは)
ちなみに中国語はマンダリンと広東語両方で自己紹介(名前の発音が違う)。それと、大変すばらしいお食事をありがとうございます、ぐらいしか言えない(爆)。ちなみに前に台湾人としゃべっているときになにげに、中国語しゃべれるでぇ、とこのフレーズを言うてみたら、めっちゃウケました。しかも台湾語だったらしい(あははははは)。ともかく、、もしぺらぺらに喋れてもこの井戸端会議に闖入するのは無理やな(爆)。

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張り紙も中国語
自転車は中国語で自行車
読むのはあんまり問題ないねぇ、所謂日本的漢文読み一辺倒ですが。学生時代、教授がよく白文をまず中国語読みしたあと、日本語で朗読してくれましたが、、中国語のほうはシリに挟んで聞き流してました(ぎゃははは)。今だったらiPhoneでお手軽にレコーディング&写真とか出来てええねぇ。当時は必至で授業聞いてメモとるんでヘトヘトになりました。

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名前聞いたのに忘れた、、
コロちゃんとか、、そんな感じでラリルレロがついていたような気がする。
メモ書いたのにメモがどっかへ行方不明。メモってすらダメやん。

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さてと、何食べようかな、、なにもかも美味しそう。
気分的にはそこらへんでジャンク的に包子とか小龍包とか、ちょびちょび色々食いたいが。
で、梅蘭の前を通ると、まったく並んでなかったので覗いてみた。
すぐ直ぐ座れるというので、やきそば食べよう。

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梅蘭やきそば
この逆バージョン(焦がし固めたソフト麺の上にあんがかかっているやつ)はたまに中華飯屋でみますが、麺がかぶさってるバージョンて少ないですねぇ。多分見た目がビンボ臭いので普通は豪華な具を全面に押し出すかと思われる。しかし、あんが下なので麺がビロビロにふやけてくるのは避けられると。食うのが遅い人はこちらがいいかも。ていうか、ソフト麺よりもチャオメンのほうが上下逆バージョンにしたら合理的なんではないか、と一人ポソポソとやきそばを食らいながら考えたりして。
従業員さん、全員中国語。日本語はかなり怪しくて、分っているのか分らんフリしてるんかは微妙だが、ややこしことを言うとわかっていないかと感じました。ま、どうでもいいけどねぇ。
とりあえず腹もくちくなったので、地下鉄の駅に行く前に、夜食(ホテルで食う)を買って帰ろうと思う。そうだ、崎陽軒のシュウマイ食いたいなぁ、ヨコハマというと崎陽軒。本店って横浜駅の傍やったわな、とググってみると、どうやら中華街にもあるみたい。そこでええわ、ナビに従って歩く。

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北京ダック食いたいが、独りで食いたいもんでもないし、
半身でも飽きるし(あははははは)。チキンだったら一羽でも食えますが。
いや、数年前は食えてたけど、今はもう無理か、、ウズラだったら一羽かなぁ。
そういえば、ながらく半身揚げ(←ガタB級グルメ)食うてないなぁ、、。
なかなか魅力的なもんが多い

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上海小龍包専門店 鵬天閣
昔は小龍包というと、台湾の蒸したやつが人気でしたが、
今は大陸系焼き小龍包がアツイらしい。日本人、流行にはウルサいです。

誰も並んでないしっ!食いましょう(爆)
さて、どうなるのかっ、鵬天閣まであと8メートル。
つづきましょう(ぶっ)
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雁がねの寒く鳴きしゆ

Posted by jube on   8 

神奈川宿紀行つづいていますが、ちょっとブレイク
岡の葛葉や水茎は色づいてきておりますが、雁は寒く鳴くどころか、かなり大騒ぎで鳴いております(笑)。
”晴れ”を待っていてはガタで鳥は見られません(笑)、曇天上等です。
久しぶりの休日、福島潟に遊びにきました。

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田んぼにマガン団体が着陸していました。
わーい♪
マガンの群は大団体で飛んでいるのはよく見ますが、こうして田んぼに降りている団体を見るのは初めてです。うれしいです〜。良く見ると、ヒシクイがまじっています。オオヒシクイだけではなくてただのヒシクイのほうもです。

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スームでみてみると、やっぱりヒシクイ
そして、畦のそばで寝ている個体がみえてますが、其の中の2羽もヒシクイでした。オオヒシクイのほうがたくさんやってくるので見慣れてるんですが、良く似た外見でもヒシクイって小さくてかわいい〜。ちょっと遠くに居た小隊のほうにボッコリ大きな雄オオヒシクイも1羽いました。シレッと混じっているのってなんかもうべらぼうに興奮しますわ。先日鳥屋野潟でもマガンの群が来て、ハイイロガンが一羽混じっていたそうで、その日鳥屋野欠席して見逃したのでめっちゃガッカリしました。くやしい〜。

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上空をマガン団体が通過中。
もー、雨が降ったり止んだりで、時折バケツをひっくりかえしたようなどしゃんこ降りで車窓もあけられないぐらい。

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雨でけぶる、、、
コハクチョウもけっこうたくさん飛んでました。

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オオタカのヤング
なんかもう、無理やって、というような狩りか只のハラスメントかどっちか言えんような行動をしていました。それなりに食ってはいけてるようです。

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稲刈りもすっかり終わって、ひこばえ(蘖/孫生え)が出て来ています。
うつくしい干土田(ひつぢだ)風景。
ていうか、はじめにできる米をとった稲が本体の親だとすると、次は子となるようなもんなのに、ま、音が”ひこ”なんで孫(ひこ)でしょうが、、。子とかいてひこって無理くりに読ませてもええんやないか(爆)妙に気になります(あはははは)。
ノスリがすわってます。

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切り取ってみました。ココです。みえました?(あはは)
田んぼにはいろんなもんが座ってました。

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ハヤブサとか

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ヒバリとか
もちろんほかにも色々座ってましたが、、
なんと銀色の乗用車から出て来たオバアさんが徐にシリをだしてすわりはじめまして。しかも望遠鏡で眺めている私のほうにシリを向けて、、、。なかのほうまでモロに見てしまい、この日一日かなり憂鬱な気分になりました。ていうか、ここもすぐそばに清潔な公共トイレがあるんですけどねぇ、、。ガタのみなさん野外でのフリー排泄がお好きでいらっしゃいます。が、ここ福島潟は愛鳥家が多いです、ということは双眼鏡や望遠鏡で観察している人が多いので、100メートル200メートル近辺に誰もいなくても、見えていないと思われてもバッチリ見えているわけです。鳥撮ってたら横に立ちション男性のブツだしが写り込むという大惨事も体験したことがあります(号泣)。排泄はトイレでおこないましょう。そして、もしどうしても野グソの必要があれば、隠れて行ない、出したものをちゃんと持って帰りましょう。放置はイカンよ。

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チョウゲンボウも見ていた!
(チョウゲンボウもそげなもん見たくはなかっただろう)

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土牢の9ヶ月

Posted by jube on   8 

神奈川宿紀行第十三話
鎌倉うろうろしております、第一話でリストアップした行き先も最後の一カ所
鎌倉宮、鶴岡八幡宮御霊神社佐助稲荷神社宇賀福神社江島神社

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鎌倉宮、大塔宮護良親王終焉の地で親王をお祀りしています。
大塔宮護良親王は延慶元年(1308年)後醍醐天皇皇子として誕生、11歳延暦寺入山、20歳で天台座主。元徳3年(1331年)6月、後醍醐天皇鎌倉幕府倒幕の挙兵に立った時に、親王(尊雲法親王)も参加しようとしたが計画初期段階で幕府に漏洩、天皇ハ配流(隠岐)。そこで尊雲法親王は還俗して護良親王と改名し楠木正成らと連携して元弘2年(1332年)11月挙兵、各地の武士に令旨を送り呼応した武士が次々と挙兵。足利尊氏、赤松則村らが六波羅探題を落とし、また新田義貞が鎌倉に攻め込み、鎌倉幕府は北条一族と共に滅び、護良親王が征夷大将軍となる。

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鳥居の前に盃割り舎があって、厄割り石があります。
初穂料100円/1枚 土器の盃に大きく息を吹きかけて、この石に投げて割ることで体の厄を祓うという。いわゆる土器割りです。土器割りについては色々諸説ありますが、単純に石にワレモノをぶつけて割るって、ストレス解消とか気分高揚になりますよねぇ。物語の夫婦喧嘩では嫁がお皿を割るのは定番ですし、世界のあちこちの結婚式でグラスや土器を割ったり、日本の結婚式でも盃を割る地方が多々ありますし、、戦の前に盃割ったりしますねぇ。なんちゅうか、やったるで的なね、ともかく、

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100円納めまして、盃を持つ
おもいっきり息を吸い込みまして、
南無八幡大菩薩願わくば我が煩悩去らせたまえぇぇ(いや、主旨もなにも色々違うし)

(*≧m≦)=3 フウウウウウウウウウウ!

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パキャッ

微妙な割れ具合だこと(滝汗)
でもなんかスッキリした。これ、もっとデッカい皿だったらもっとスッキリするかも(だから主旨が違うってば)。
穢れを落とした美しい気持ちで宮にお参りします。
拝殿にてシッカと祈り、拝観料を納めて本殿裏へ

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元弘3年(1333年)6月23日兵部卿/征夷大将軍となった護良親王、、
翌年の建武元年(1334年)、足利尊氏となって尊大になった高氏と対立、、
10月宮中の歌会に出席した時に、尊氏らの策謀で捕われの御身となる。
そして12月、この土牢に幽閉。

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この暑い日だというのに、この土牢には日が当たらず差し込まず、暗くてとても冷たい、、
こうして土牢を目の前にして護良親王をおもうと、本当に胸がつまります。

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数えで28歳であらせられた親王
こんな狭くて暗くてじめじめした土牢に9ヶ月、、
奥行き4メートル、8畳で床もない、土の牢屋。12月の鎌倉は今よりもっと寒かったと思う。
9ヶ月後、北条時之軍から敗走する足利直義(足利尊氏の同母弟)は、帰りがけの駄賃かのようにどさくさに紛れて家臣淵辺義博に暗殺命令を出す。酷すぎる。確かに幕府を開くのに護良親王は非常に邪魔な人物だったのは確かですが、それでも酷すぎる。
足利ってどうも嫌いなんよねぇ、、。尊氏も外様とはいえもともと北条子飼いで北条高時から一字もらって高氏と名のっていた北条方ヅラして京都へ進軍、で、日和って北条を裏切り後醍醐天皇についてエエとこどりして、後醍醐天皇尊治から一字もらって尊氏となっているのに、今度は後醍醐天皇を裏切って、勝手に別天皇を立てて室町幕府を開いたっていう、単純に嫌悪感感じます。

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御構廟(御首塚)
斬殺された親王の御首級がこちらに置かれたそうだ。
親王は殺されると分った時、最後のお茶を所望したそうです。でも、お茶どころか水の一杯すらもらえず、首を落とされたと、、。恨みのあまり、親王の首は淵辺義博の刀に食らいついて、刀を歯でへし折り、そのまま離れなかったという伝説が残っています。聞いたまま理解すると、護良(もりなが)親王は御霊(ごりょう)になられた、という事ですねぇ、、。もともと多分モリナガという名前は護長と書かれたんかと推察します。長く護らず、長く祟らないように、良の字にかえて怨いを解こうとしたものか、それともそのまま護良(ごりょう/御霊)と読ませる為にかえたのか、、。
そりゃ、祟るで、しかし。

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護良親王が戦の時に兜の中に獅子頭の小さなお守りを忍ばせて自らの無事を祈った事が由縁だそうで、鎌倉宮の創建当初からのお守りとして授与されているそうです。私も中型の獅子頭守を授かってきました。兜は被らないので一番よく通るふすまの鴨居にかけてあります。それと護良親王御事蹟の冊子。何度読んでも泣ける。

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もう、どうしようもなくダークな気分で泣きそうな気分で大塔宮を辞すると、
先に空が本格的に泣きはじめました。
これで鎌倉行くぞリストはすべてまわりました、、
かまくら、、実際に観る前よりもさらにイメージがダークになりました。
悲しくも興味はつきません。また別の機会にゆっくりまとめて考察したいと思います。
さて、歩くのは諦めて、バスで駅へ
さて、鎌倉を出ます。
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東海道中膝電車スキマ旅13

頼朝の墓を経て

Posted by jube on   4 

神奈川宿紀行第十二話
鎌倉うろうろしております、リスト
鎌倉宮、鶴岡八幡宮御霊神社佐助稲荷神社宇賀福神社江島神社

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鶴岡八幡宮で参拝した後、
お昼をよばれまして、午後からお参りをつづけます。
私の気分がどうもしんみり悲しくなってくるのと同時にお天気もどよどよと曇ってまいりました。
しかも、激烈に暑い、、。
鶴岡八幡宮、国宝館の横から東へ出て、鎌倉幕府(大蔵御所)方向へ向かって歩きます。

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”源頼朝公之墓・荏柄天神社を経て 大塔宮鎌倉宮”という看板の裏に石碑が見えていますが、これが大蔵幕府跡だというのが書かれた石碑です。現在は小学校が建っている。もちろんここが鎌倉の政治の中心だったのは源氏の3将軍の時期だけ、頼朝、頼家、実朝。実朝以後は京の摂家から幼い飾り物の将軍を迎えて実際の政治は北条氏本家(得宗家)が握ったんで場所も移動してます。この源頼朝、頼家、実朝の3人とも暗殺されているというのがこれまた悲しい。頼朝については以前書きましたんで割愛、頼家は『愚管抄』によると入浴中に”頸に、ををつけ、ふぐりをとりなどして殺してけり”と書かれている。風呂中=素っ裸で”頸”(首/neck)に”を”(紐/ヒモ)を巻かれて締められながら”ふぐり”(睾丸/金◯マ)を潰されて(握り潰されたと思われる)、更に刺して殺されている。武士ではなくアサシンに殺された感じよね、ハリウッド映画のスパイもんみたいで武士として最悪な殺され方。確かに頼家というとバカ将軍で有名ですが、さすがにソレは酷いで。そして実朝は昨日書いたように鶴岡八幡宮の大銀杏の陰/階段下に隠れていた公暁(頼家の息子で実朝の甥)に殺されて、首だけもってかれたので現在も胴体と首の墓が別所、しかも厳密に本当に墓の場所は分っていないです。が、一応和歌山の由良にある興国寺が実朝の菩提を弔う為に創建されていて御骨が納められています。そして鎌倉にもどって、公暁も実朝を殺した後に殺されている。尚、公暁については墓は存在しない(現在墓など関する文献も出て来ていない)。

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左には白旗神社
鶴岡八幡宮境内でも拝見しましたが、源頼朝を主祭神とする神社で社によっては源義家・源義経などの源氏の武将、源氏の氏神である八幡神を主祭神とされている社もあります。が、関西ではまったく見ない神社でして、私にはとっても珍しいです。思うけど、源氏も鎌倉幕府を鎌倉に置いたっちゅうのが無理よねぇ、ifやけど京に置いておけばどうなってたやろう。この後の室町を考えるとねぇ、まだ武家の力が弱かったので京から政治を離すのはプリマチュアやったんやねぇ。御成敗式目など画期的な法律をつくり、問注所設置などなかなかナイスな政策も多い。

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道路からまっすぐにのびる階段。鶴岡八幡宮もそうだが、参道がまっすぐなところに鎌倉らしさを感じる。切通しのくねくね感からするとその反動のようなまっすぐさ。
この階段の上に頼朝の墓がある

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鎌倉幕府ファウンダー征夷大将軍 源頼朝の墓
このタイトルにしてはかなり質素で、物悲しくなります。
もともとは勝長寿院という鎌倉時代では鶴岡八幡宮と永福寺にならんで三本の指に数えられるほどの隆盛を誇ったお寺さんにあったそうですが、勝長寿院も永福寺も室町時代に荒廃、焼失後廃絶してしまっています。現在は野原。
正岡子規が伊豆の修善寺を訪れた時に、
此の里に悲しきものの二つあり
 範頼の墓と頼家の墓と
詠いましたが、こちら鎌倉の頼朝の墓もかなり辛いです。今回拝見できませんでしたが実朝の墓も同じく。
 鎌倉に哀しきものの二つあり
  頼朝の墓と実朝の墓と
てな感じでしょうか、、、ただ膝をついて胸が詰まるにまかせるだけです。
芭蕉が平泉で三代の栄華を感じたという下りは有名ですが、奥州藤原三代の栄耀に比べて鎌倉源氏三代の悲しさったら無いですねぇ。もう栄えたのか栄えてる風なだけだったのか分らんような状態、酷いですもん。

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なんとなくうら侘しい気分でとぼとぼと荏柄天神社へ
小降りだった雨がかなり本格的にふってきそうな気配、、

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荏柄天神社
天神様(菅原道真)をお柱とする都市鎌倉の鬼門の守護として源頼朝が設置した。荏柄(土地名由来)の天神さんの神社で荏柄天神社。
鳥居と重なるようにしてイブキの木が2メートル超上空で交差していて、イブキトンネルができています。神域感もりあがるなぁ、、とカメラを構えると間髪入れず、後からやってきて車がくぐって行くのにちょっとギョっとした(あはは)。私も撮った後、車の後について、徒歩で鳥居をくぐります。

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なるほど、参道の両サイドに普通に民家が建っていて参道を通路として使てるんですねぇ、ここに住む人はイブキのトンネルよりも大きい車には乗れないという、、神域縛りがあるわけか(あはは)。
かしましい楽しげな声につられて、後を振り返ってみると、
ちょうど中学生らしき学童の6人ばっかりのグループが通りがかりまして、ふと、その子達が立ち止まり鳥居の外から拝殿に向かって一礼。とっても自然でこの前の道を通学に使っている学生さんたちは毎朝夕天神さんにぺこりとおじぎしていくんでしょう。感動しました、日本の魂の未来はまだまだ大丈夫!そしてさすが道真さん、学生の信仰厚いです。がんばれ学生さんたちよ。

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イチョウの木に銀杏の実がたわわになっていてぽとぽとと落ちてくる。
こちらのギンナンは神事に使われて、神さまから授与されるものらしいので勝手にとって持って帰ってはいけませんてな主旨の張り紙が見えました。が、ギンナンは美味しいがまだ実のついているタネになってないギンナンは臭くてねぇ、かなり欲しく無いです。そして、ギンナンが成熟している時期にもかかわらず、
なぜこんなに暑いのか、、(この日32度でした)しかも雨、湿度100%

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絵筆塚
フクちゃんの横山隆一さんらが建立した、154人の漫画家が描いた河童のレリーフで飾られていて、あの有名な黄桜のカッパ作者の清水崑さんの絵筆が納められているそうだ。
カッパパ〜〜ルッパッパ〜〜。←ゆーちゅーぶにあった♪懐かし〜。
菅原道真さんというと河童、901年に道真さんが暗殺されそうになった時に助けたのが河童(ひょうすべ)、そしてその河童大将がその時の戦闘で落とされた手のミイラが福岡県の北野天満宮に納められていたりもするし、河童に助けられ、河童を助けて河童(ひょうすべ)一族とみなされている菅原道真公。多分、河童の川太郎は河原に住む人だったんでしょうねぇ。
余談ですが和歌山では河童はゴウライさんとかガイラボシさんとか川太郎(カワタロ、ガワタロ、ガタロ)も言うかな、とにかく水の中にいるいたずら系のさして害のない妖怪で、そのゴウライさんが寒くなると上陸して山に入って、カシャンボ(ケシャンボ/ケシャボとも発音する)になります。河童系統っぽいんですが、厳密にいうと河童くさくないような、、違うモンみたいなニュアンスも感じます。いっしょにせんといてーって感じ(笑)。河童については長くなるのでこの辺でお開きにして、、ともかく道真さんにご挨拶してたっぷりお祈りしまして、
ガッパな気分で参道を戻ると、
また別の女学生が立ち止まってぺこりと頭をさげていくのが見えた。
すばらしい。

さて、とうとう鎌倉宮は目前です
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