とりかえばやとおちくぼと、そしてロシアのチョコレート
古本屋よありがとう
田辺聖子『とりかえばや物語』『おちくぼ物語』
どっちも平安時代の超有名同名小説。原文はもちろんものすごく面白いが、こうして時代時代の作家がトリビュートしたものも非常に面白い。うまいこと面白いエピソードをピックアップしてまとめられています。サックリとあらすじを知りたい人にもええし、うざくない程度に当時の生活の基礎知識なんかも説明がはいってエエ感じわかりやすいのでかなり低年齢層にもいいかもねぇ。
”とりかえばや”は超美形の兄妹が入れ替わる。川端康成をはじめ多くの作家が訳をだしているが一番新しいのが田辺バージョンかと思う。近年でも男女が入れ替わる作品が多く見られるが、思い出されるのは大林宣彦監督の『転校生』やねぇ。
”おちくぼ”は継子イジメのシンデレラストーリーでかなり大人向けの濃い昼メロ。中納言の宮腹の娘が母亡き後に父方にひきとられ、そちらの北の方にいじめまくられる。が、その血統や性格の良さと美貌に女房たちをはじめロイヤルなサポーターも多く、すばらしい婿を得、さらにその夫に中納言邸から救い出される。それだけでなく、その夫と女房で北の方にしつこく復讐をする。その復讐部分がこれまた胸がすいて気持ちよし。なんちゅうか、幸せになってよかったねー、ってだけでは許せないってのはわかるわぁ。私もかなりしつこくて七代先まで祟るタイプなので、これぐらい仕返しする物語というのはいいねぇ。殺して終わりっていうハリウッド型復讐の何倍も楽しいと思うんだが(ぐへへへへ)。
古本屋なんでノーチョイスですが、この装丁は恥ずかしくて一瞬買うのに二の足を踏むわな。でも、若い人が手に取ってくれる確率があがるとなると、これでいいんだが、、。やっぱり恥ずかしい。
で、この古本屋(ブックオフ万代店)の裏手に
ちょっと前から激ハマりのお店がありまして、
ロシアチョコレートの店 マツヤ
ロシア美女が売り子をしている時もあります(いつもではない)。
その露美女とちょっとロシア語会話をするのも非常にオツなひと時。
日本では珍しいロシアチョコレートの専門店であります。ガタっぽいねぇ♪
こちらのチョコレート、激ウマなんですわ。
私は特にイチヂクチョコレートが大好き。杏のマジパンも好き。
プレゼント用にもっそい可愛いマトリヨーシュカの箱もあるので迷いなし。
ロシア的ケーキも売ってます。
エクレアがおすすめ、もーーウルトラ懐かしいカラマルチョクのエクレアと同じ味〜〜〜(笑)。
カラマルチョクのピロシキが恋しい、、。
マトリョーシカやロシア民芸品も売ってますんで、
チョコレートとセットにするのもかわいいですねぇ。
ロシア焼き菓子もいろんな種類があるので、チョコ、焼き菓子、マトリョーシカとか可愛くお箱に入れてくれます♪
新潟駅から徒歩10分:)
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