どんどんで葱葱する

2017.05.26 09:00|food
シリーズキヨト途中ですが、、飲もう(ぶっ)



Morgenrot
というと、こんなイメージです

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モルゲン口ー卜
”ちょっとお洒落な!!”ですわ、エクスクラメーションマーク2個ついてます。
アイリッシュビールばっかり飲んでいるわけではありません。
もちろんドイツのビールも好きです。
これまたうちの近所の商店街にあるお店で漫画アニメ専門学校の2階にあります。エントランス前のフロアには学生さんたちの作品やらプロジェクトプロップなんかも置かれていて、学校感ムンムンです。

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クリスマスなお飾りが多い店内
最近ドイツもクリスマスマーケットを観光資源にしようと輸出までしてアピールしてますんで、そゆことなのか。ともかく、今は初夏なのでナッツクラッカーをみると変な気がせんでもない。なんていうか、お盆に雛飾りが出してあるような、、。

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古町商店街が見える席に座る。

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店内、ビアホール的ではない。あの学食のような四角いナガーーいテーブルがずらーっとならんでいて全員相席というのはあんまし関東の大人社会的に受け入れられにくいみたい。ボックスで一人分だけキューブで区切られているのとかまでありますもんねぇ。

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一杯目 シュナウダーヴァイセ
二杯目 トゥーハードンケル

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さらに追加注文したパン盛り合わせと揚げイモはかろうじて撮りましたが、、
実は料理を撮り忘れました(チーーーン)
ちなみに最初に頼んで撮る前に食ってしまったのが、ザワークラウトとソーセージ盛り合わせとBratkartoffeln(ブラットカットフェルン)とプレッツェル。

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この店に入る前に、お祭りの露天でなんか売ってたなかに映画館用の販促物(スチル写真)が数枚あって、その中に松竹の寅さんのんがあったので1枚購入。

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ユーリゲ アルト
めちゃめちゃ美味しかった。この瓶、蓋もしっかりしていてなんか使えそうだったので持ち帰りしました(ちゃんとナイロン袋にいれてくれる)。ちなみに飲みきれなかっても半分持って帰るということができるのが蓋つき瓶ビールの利点やね。残らんかったけどね(ぎゃはは)。

てなわけで、楽しく夜が更けたんですが、
なんの祭りだったかとうと

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古町どんどん
年に2回ある商店街のお祭りでナショナルナイトアウトっぽい感じ。
今まで何度かポスターは見ていたんですが、今回初めてたまたま行き当たりました(笑)
雨降ってたというのがあって、野っ原に鳥を見に行けなかったのが理由やけどねぇ(あはは)
なにがびっくりしたかというと、

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ねぎ●こ
ノーキョー・ガタが展開する、ガタ名産ネギ「やわ肌ねぎ」PRキャンペーンのために14年ほどまえに結成されたらしい。実は私、映画を見にいくといつも映画館の4DXの宣伝でこのグループが出てきて「ねぎ●こネギネギーーー!」というので知っているといえば知っているグループでした。ガタに越して以来、一番目にしているアイドルだと言えるでしょう(4DXの宣伝のみだが)。調べてみるとかなり息の長い、人気のあるグループだそうで、他府県からもたくさんのファンが来ていたらしい。ファンの人たちが葱を模したライトセイバーみたいなやつをフリフリしながら、葱!葱!葱!葱!と、葱コールをしているのが大変印象深かった。これだけ大きな声を出してチャントするのは体にいいと思うねぇ、他のアイドルなんかのチアも同じようにウオウオとか名前を叫んだりするんだろうから、実際アイドル健康法とかになりそうな(何を考えとんねん)。まぁ、腹の底から大声を出すという点ではスポーツの応援でも読経やカラオケでもいい(カラオケって大声をだすんやろか?)。ともかく、たまには叫ぶときもちいいですわな。私はネギよりも肉がいいので肉と叫びたいです(焼肉屋で叫ぶんか?)。

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こちらはりゅーてすとという、古町本拠地のアイドルグループだそうだ。この4人は踊るし踊りながらしっかりと歌うし、よく訓練されたグループです。
さらに、
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純烈
元戦隊ヒーローと声優の人らしい。
昭和のムード歌謡のカバーを歌って、お笑いトークをしていました。葱と柳の若い女性アイドルグループのファン層とこれまた真逆でかなり昔若い女性だった女性がどっさりみっちり。ものすごい差でおもろかったです。私的には戦隊ショーのほうが見たいです。

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こういう現代的なお祭り、フェステバルちゅうのもたまにはおもろいね。
頑張れガタ!
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怨霊を慰める

2017.05.25 09:00|away-soul
シリーズキヨトその11
今回のメインエベント上御霊神社に到着

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御靈神社
下御霊神社もあるのでややこしからこちらは上御霊神社と呼ばれるが、正式には御靈神社。延暦3年(784)桓武天皇が長岡京に遷都、その長岡京造営最高責任者藤原種継が暗殺され、早良親王が首謀者に決めつけられた。早良親王は幽閉中無実を訴えハンガーストライキをするが、淡路へ流罪に決定、護送中に憤死。早良親王憤死後間も無く桓武天皇親近者が相次いで死去、天変地異も続き、早良親王の祟りが原因とみなされて、早良親王に崇道天皇の尊号を追贈、寺などを建立し鎮魂された。で、9年後の延暦13年(794)桓武天皇が平安京に遷都する際に京都の守護神として早良親王をお柱に祀ったのが御靈神社。その後、御柱が増え、863年(貞観5)悪疫退散の御霊会が勅命により開催されたので、創建は794と863の説があるが、祟り神、御霊信仰の元祖といわれているのがこちらの御靈神社。



ちょうど御霊祭前で贄がささげられていた。
御霊祭は明治までは旧暦8月18日に行われていたが、現在では新暦5月18日に行われている。魂を鎮め続けている洛中でもっとも古く重要なおまつり。

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お神輿もなかなかにズッシリとした霊気が、、
3基の神輿は後陽成天皇、後水尾天皇より御寄進、それと元貴船社より奉納
後陽成天皇は牛車も御寄進されている。他の鉄灯篭や太刀、鉾などのほとんどが天皇や院よりの御寄進。天皇家にとってよっぽど祟る方々なんでしょうねぇ。天皇家に祟っているというよりも天皇家に藤の蔓のようにからみついた藤原の血に祟ってそうな気がしますが。

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お神輿、牛車、鉾の行列がある。
お祀りされている祭神、祟神様たちをご紹介
本殿にお祀りされている八座
1、早良親王(さわらしんのう)
49代光仁天皇の皇子。詳細は上記済み。
2、井上内親王(いのえないしんのう)
第45代聖武天皇の第1皇女で光仁天皇の皇后。5歳から6年間伊勢神宮斎王を務める。光仁天皇を呪詛疑惑で廃皇后、他戸親王も廃皇太子となる。さらに、難波内親王呪殺嫌疑で、他戸親王と共に官位剥奪され奈良五条に幽閉、すぐに不審死(暗殺疑惑あり)。この一連の事件で藤原北家から式家へ政権移動したので式家一派の陰謀だと考えるのが妥当か。
3、他戸親王(おさべしんのう)
井上内親王の御子、藤原の陰謀で母と共に流罪不審死
4、藤原吉子(ふじわらのよしこ)
桓武天皇の側室、藤原南家藤原是公(これきみ)の娘で伊予親王の母。
藤原宗成(北家)の陰謀で謀反の嫌疑をかけられて伊予親王とともに川原寺に幽閉、飲食を絶たれるも餓死ではなく自害。下御霊神社では伊予親王も祭神とされている。
5、橘逸勢(たちばなのはやなり)
橘奈良麻呂の孫。謀反の疑いで捕縛、杖で何度も打たれる拷問(死ぬ人が多かった酷い拷問)を受けながらも無罪を主張した、が、仁明天皇が謀反人であるとの詔勅をだし、非人逸勢と改名の上、伊豆へ流罪となるものの護送途中で死亡。
6、文室宮田麻呂(ふんやのみやたまろ)
部下の陽侯氏雄の告発で謀反罪となる。伊豆流罪、一族郎党バラバラの地へ流罪。陽侯氏雄はこの”功績”でプロモート。
 ここまでの6柱が元々の祀り神だと言われている、後期2柱は
7、火雷神(からいしん、以上六柱の荒魂)
上記六所御霊の荒魂と書かれているものが多いが、そのまま直裁に火雷大神(ほのいかづちのおおかみ)でも、菅原道真でも強力な怨霊なのでこちらに並んで遜色ないかと思う。
8、吉備大臣(きびのおとと)
吉備真備と言われているが、私が個人的に思うのはもともとは吉備内親王ではなかろうかと、そこに橘逸勢とごっちゃになって真備とすり替わっていったんかと思う。吉備内親王(きびないしんのう)なら、長屋王妃で長屋王が左道疑惑で自刃に追い込まれた際に、3人の息子達と共に縊死。

実際ほんまに悪人、というか犯罪して罪を問われても祟りませんが、無実冤罪だと祟ります。というか、罪を着せた人が祟られることをおそれるので祟るということになるんですが。そういう点からこれだけ厳重に祀られているということは祀った側がどんだけおののいてたか、祀られた方がどんだけ酷い冤罪だったかということを想像してしまいます。
御霊については長くなりすぎるのでこれぐらいにして、今回は

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応仁の乱勃発地としての御霊神社にお参りしております。
現在は2600坪ほどですが、当時は5000坪以上あったそうです。
銀閣でちらりと触れましたが、管領家の畠山氏、斯波氏のお家騒動の後、文正の政変、そこで細川勝元が花の御所を占拠。義政から畠山義就追討令を出させようとするが、富子が事前に察知して山名宗全に情報漏洩し失敗する。情報戦を制した山名宗全も兵を多数集め、内裏と室町亭を囲んだ上で義政に畠山政長や細川勝元らの追放を願い出る。義政は決定をさけ、諸大名が一方に加担しないことを条件に畠山義就による畠山政長への攻撃許可を出す。これを受けて
文正2年(1467)1月18日(2月22日)、畠山政長は防衛機能のない自邸に火はなった後、兵を率いて上御霊神社に布陣。畠山義就軍と畠山政長軍が衝突し、この後11年続く大戦へとエキスパンドしていく。
やっぱり義政か、、。

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元禄3年12月に松尾芭蕉参詣
半日は 神を友にや 年忘れ
芭蕉(八重桜集)

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西軍の総大将山名宗全の墓は南禅寺
東軍総大将は細川勝元の墓は龍安寺
そうなんです、そこへもまた繋がっていくんですねぇ、今回の旅。
ということで、お参りしてすっきりしました。
色々おもっくるしい事も考えてはいますが、基本は食って飲んで見て楽しんでおります(あはは)
さて、時間が余ったので、ここ最近読んだ本のゆかりの地めぐりもちょっといっときたいし、アレも買いたいし〜。
シリーズキヨト、まだつづいてしまうのです。
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絶景かな、絶景かな〜

2017.05.24 09:00|away-soul
シリーズキヨトその10
鹿ケ谷を抜けまして

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瑞龍山太平興国南禅禅寺 
ご本尊:釈迦如来、ファウンダー:亀山法皇、開山:無関普門(大明国師)。
日本初の勅願禅寺、京都五山および鎌倉五山の上に君臨する別格扱い寺院で、日本の全ての禅寺の頂点。



歌舞伎の『楼門五三桐』で石川五右衛門が「ぜっけぇいかなぁ、ぁぜっけいぃぃかぁなぁあっ!」と見得を切るのがこちらの南禅寺三門。とはいえ実際は石川五右衛門の死後に普請されているのでこちらに五右衛門がのぼったわけではないし、22メートルとはいえ、高さでいうと東寺の五重塔なんかは55メートルで、今ほども木々は背がたかくなかったとはいえそこまで絶景でも、、、、(暴言)、いや桜や紅葉の時期は絶景ですがどこもかしこも絶景なのでその絶景の中で差をつけて有名になるためにはやはり宣伝。今と同じくメディアや芸術媒体、歌舞伎やお能、映画テレビやアニメ漫画などの舞台になるとブレイクしますな。しかも有名人を起用し、キャッチーでジングルなフレーズのコピーをつけ、ナウなヤングにばかうけするのがツボでしょう。今も江戸時代からなーんにも変わらんがな(笑)。
五間三戸の二重門で鎮魂の門。

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南禅寺も応仁の乱でほぼすべての伽藍を焼失。復興は江戸にはいって家康の懐刀の一人黒衣の宰相以心崇伝が入山してから。やはり資金獲得とインフラ整備は政治家をださんとあかんな。
ちなみにここでも足利の横槍ヒストリーがあって、建武元年(1334)に後醍醐天皇が南禅寺を五山の1位と決めたのに、至徳3年(1385)に足利義満が自分の相国寺を五山の1位にしたいからってことで、南禅寺を「別格」として五山のさらに上とかなんとかいって除外し、さらに京都五山と鎌倉五山に分割することでなんやごにょごにょ、、てなことがありました。今でも自分とこが一位になりたいからと別グループをこしらえたり、別格とか別の役職をつけたりとか全く変わりない事が行われ続けてますねぇ。歴史あるお山の大将行動というか、無駄にコンペディティブというか、。なんかもう、そういう所謂出世欲とか名誉欲とか上に立ちたい欲がモリモリな人て大変やねぇ。ま、そうやって妙にハイエラルキーをつけるもんやから、後の祭りだぴぃひゃららで、旧勢力延暦寺や三井寺と対立して政治問題に発展するということで。
そんなドスグロい部分は置いといて、南禅寺もまた非常にすばらしい美あふれる建築物です。

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南禅寺だけで丸一日すごしても足りないぐらいですが、今回のコンセプトとしてはハズレるのでサクッと流します。ていうか、豆腐食べに来ただけやーんとは言えない(ぶっ)。
小堀遠州作と言われている方丈庭園「虎の子渡しの庭」、「鶴亀の庭」は必見。
そして最近の若い人には明治維新後に建設された琵琶湖疏水水路閣が人気。
あ、そうそう、南禅寺といえば

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南禅寺開山ストーリーといえば、妖怪
京都といえば妖怪魑魅魍魎鬼のメッカではあるんですが、
亀山上皇が離宮禅林寺殿で落飾(出家)され法皇(諱:金剛眼)となられた2年後、正応4年(1291)、禅林寺殿を寺にあらため、龍安山禅林禅寺と名づけた。で、そこらへんから妖怪変化が吹き出だして難儀な事になっていたらしい。
伝承によれば、この頃禅林寺殿に夜な夜な妖怪変化が出没して亀山法皇やお付きの官人たちを悩ませたが、無関普門が弟子を引き連れて禅林寺殿に入山し、禅師として普通にルーチンに勤行/禅修行を開始すると妖怪はおらんようになったらしい。妖怪が居らんようになったので無関普門で開山ということになったらしい。
地図を見るとよくわかりますが、なんせ洛中と洛外の差がすごい。そりゃまぁわけのわからん大自然な恐怖もたくさんあったでしょうねぇ。とはいえ洛中にも怖いもんはぎょうさん跋扈してたみたいですが。鴨川を隔てた東、桂川を隔てた西はやっぱり異界か。京都洛外妖怪名所めぐりでは外せないポイントです(あはは)。

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大本山南禅寺全景
4万五千坪
春の値千金絶景かな、ですが、秋がそれ以上に素晴らしいです。

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かなーーり濃いエリアです。
どっちむいて何処に歩いてもおもろい。
ていうか、京都には濃くないエリアはないんですが(あはは)。

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牧護庵
杉村孝作わらべ地蔵さんが座っています。

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こうして京都で歩いていると、
いろんな事を思い出します。

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寄り道しましたが、
今回の旅のテーマ、スタート地点へ移動します!
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心くまなき月をながめて

2017.05.23 09:00|away-soul
シリーズキヨトその9
こちらも同じく入場にお札が授与されます。



東山慈照寺、臨済宗相国寺派に移動してきました。
御本尊は釈迦如来、ファウンダーは足利義政、延徳2年(1490)。
相国寺の境外塔頭で、テストに必ず出る(笑)室町時代後期の東山文化を代表する素晴らしい建築物と庭園です。
昨日書いた金閣の開基は三代将軍義満、義満の5男義教(六代将軍)の息子で七代将軍義勝の異母弟がこちらの開基、八代将軍義政。義政は天才ではあるんですが、残念な事に政治か武士としての天才ではなかった。政治はそっちのけで趣味の道に走り倒し、先の大戦応仁の乱が起きる原因はこの義政のキャプテンシーのなさとタイトル/地位役職上リクワイアされる仕事をしなかったこと、及び能力がなかったことが大原因。文化人としては天才、日本史上軽くベスト5に入るほどのセンスの良さとクオリティの審美眼を持っていたとおもいます。
日本史上極悪な不適所不適材。

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観音堂、銀閣
というわけで、シリーズキヨトの主テーマ応仁の乱についてさっくりと主観的にまとめると。まず義政の正室側室がいがみ合いが野放し、富子側が今参局一派を隠岐の島に流罪(1459)後宮パワーバランスがぐだぐだ、さらに歴史的によくある最悪パターンで側近も女方についていがみ合う。時を同じくして天変地異、大規模旱魃、享徳の乱、台風で飢饉発生、さらに水害と旱魃が交互に起こり、虫害、疫病も発生し、長禄・寛正の飢饉(1459〜61)寛正2年1461年の最初の2ヶ月で京都で推定8万2千人死亡、賀茂川の流れが餓死者の死骸で堰止まったと言われている。その中で、政治トップの征夷大将軍が自宅や庭園の造営と猿楽やパーティに耽溺、さらに災害ではなく花の御所改築に予算や人員投入、当時の第102代後花園天皇の勧告を無視してまで、災害飢饉に対処しなかったことは有名。
寛正5年(1464)富子に子ができなかったので、実弟の義尋を時期将軍にする為に無理くりに還俗(足利義視)させる。
寛正6年(1465年)に富子、男児(後の義尚)出産。

 ま、、もめるわな

見事にティピカルに揉めパターンですわ。

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かつてライバルを追い落とす為に濡れ衣を着せて(ほんまに呪詛したかもしれんが)遠流にしたような正室富子、すでに次期が決まっててももちろん横槍ですわ。義尚を次期にするために山名宗全と手を組む。もちろん義視も負けてないです、細川勝元と結託。
そこで義政(あ、居ったの忘れてたってぐらい政治の役に立たない男)、文化系趣味に耽溺したまま、ふにゃふにゃとどっちつかず、なにも決めない決められない決めたくない(諸説あるが、単なるうつ病体質的逃避型かと)
で、
寛正6年(1465)武衛騒動(管領家の畠山氏、斯波氏のお家騒動)
文正元年(後土御門天皇即位1466)文正の政変(伊勢貞親、季瓊真蘂ら追放され)
義政を甘やかしつづける腐敗側近が追放、義政はさらにやる気を失い。大名たちは野放しへ。

そして、
応仁元年(1467年)ひとよむなしい、応仁の乱へと突入

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樹齢500年の千代の槇
てなわけで、室町幕府管領家の畠山氏、斯波氏のお家騒動から、細川勝元と山名宗全の勢力争いに発展し、義政の次期継嗣争いやらなんやらかんやらなんかもうわけわからんほどの揉め事が加わって、ほぼ全国に争いが拡大
主要な戦場となった京都全域が壊滅的な被害を受けて荒廃。この時失われた文化遺産はものすごい量やろねぇ、、。
ともかく、そんな大戦のトリガーになった義政
大戦では花の御所を焼失したので、戦後、東山山荘の建築に本腰を入れる。が、戦後すぐでヒューマンリソースもお金もない(復興費用はガン無視な義政)。諸大名から費用の毟り取ろうとするが、もちろん無理。公家領・寺社領から費用をむしり取る。
美意識だけをプライオリティに立地や姿などを具現化させていったんでしょうねぇ。まず、東山にあった某寺の墓地を無理やり召し上げて勝手に建築スタート(一説によると戦後のどさくさに紛れて正式な許可なく造営開始したとか)。さらに応仁の乱や飢饉などのための災害復興費を横領し銀閣関連施設の造営費に投入。自分の目に叶うランドスケープマテリアルを徴収、たとえば鹿苑寺の庭石、仙洞御所の庭石、東寺の蓮、等持院の松など、もともと選りすぐって造営された庭や施設からさらに選りすぐったいい材料をかっぱらって、、

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義満が憧れた祖父義満の金閣をモデルに、
美のすべてを投入して造営された銀閣
この美しさは数十万の死の上に君臨している。
美しくなくてどうするよ。

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東求堂(とうぐどう)
観音堂(銀閣)とこちらの東求堂が国宝。
銀閣は東求堂から眺めるのが一番いい姿になるように計算されているらしい
東求堂から銀閣の方を見ると
こんな感じ

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右手に見えるのが本堂(方丈)で、目の前にナナメのシマシマに形成されているのが銀沙灘(ぎんしゃだん)。このナナメをみていると幻惑される、ていうかフィジカルにちょっと三半規管がグルグルして嘔吐感が。ぐぼっとなりながらも、この向月台の真上に満月がぽっかりと浮かぶ様子を想像してみる。月明かりに光る銀紗の波のうねり、、。2010年宇宙の旅も真っ青なSF的美しさというか、チチェン・イッツァのような信仰的な美しさというか。

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向月台(こうげつだい)
非常に美しいが、夜に一人でこんな美しい目眩がおきるような庭にいたら、月なだけにほんもののルナティック(Lunatic)になりそうです。紙一重の危うさもまた美の要素なんでしょうかねぇ。

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庭園はもちろん王道、錦鏡池(きんきょうち)を中心に据えた池泉回遊式。西芳寺の庭園を模して造ったと伝わっているが、現在のこの状態は江戸期にメジャーチェンジしているのでかなり違う庭になっていると思われる。
超絶趣味人が人道を無視して作ったのがこの銀閣
はっきりいって仏道には程遠い、芸道というか、数奇道集大成

”くやしくぞ過ぎしうき世を今日ぞ思ふ心くまなき 月をながめて”
存外後悔しているのは月の美しさにはまだ程遠いと感じる自分の造営した庭の出来なのかもしれんねぇ。自分が原因になっといて、大戦がなかったらもっといいものが作れたのに、もっと資金や人員を(庭や建物に)投入できたのに、、と、美しい月を眺めながらこっそり正直なところを歌っているのかもしれない。

金閣は人を狂わせるかもしれないが、銀閣ははなっから狂っているのだった。
狂ってなければ具現化できないの美の極み。
てなことを考えながら、

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鹿ケ谷(ししがたに)を歩く
応仁の乱よりも290年も前、清盛が政権を獲るきっかけとなっていく鹿ケ谷の陰謀の鹿ケ谷。鹿とかいて”しし”と読むんですが、そういえば昔、あるブロガーさんとオフで会っていたとき、鹿威し(添水)を見たその人が「しかおどし、しかおどし」と言って騒ぎだしたので、「それは”ししおどし”って読むんやで」と止めたんでですわ、そしたら、その方のブログ記事で私が「獅子おどし」と偉そうに教えたようなことを5倍サイズフォントで書かれてしまいまして、非常に恥ずかしい思いをした、というような事がありました。それ以来、オフ時で誰がどんな間違いを言うても、訂正しないぞと心に誓ったと、。そうだ、それで誓ったんやったなぁ、、と思い出しました(忘れてたんかいっ)。訂正もアレやけど、「そうやね」とか適当に相槌を打っていたら、あとで私が先導して言うてたような事になってたりするんで、それも実際すこぶる難儀な事で。ま、長い事ブログをやっていると色々人生勉強にもなってきたなぁ、、と、。鹿ケ谷を歩きながらつらつらと考えたわけです。
で、鹿ケ谷を抜けると南禅寺なんですが、途中でものすごーく魅力的な喫茶店が目についた。

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喫茶はく
ちょっとコーヒーブレイクのつもりが

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ハムサンド うまーーーー

カラシの入り具合が絶妙。
って、あかんやーーーん。
なんというか、熊野の山で修行してやっと煩悩に打ち勝ったと思いきや、那智の滝でチュドーーーーンというのと同じような煩悩っぷりですわ。さっぱりわややな。
ということで、シリーズキヨトつづきます。
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金閣が眠っているのを見たことがない

2017.05.22 09:00|away-soul
シリーズキヨトその8
一休さん(テレビアニメ)世代なので、足利義満としんえもんさんが金閣寺でぶらぶらしているのが脳内再生されます(笑)

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北山鹿苑寺、臨済宗相国寺派に参りました。
ご本尊は観音菩薩。ファウンダーは足利義満で応永4年(1397)。有名な”金閣寺”は舎利殿で所謂仏舎利、お釈迦様の遺骨を収める建物なんですが、お釈迦様の骨も物理的な量の限界があるので(とはいえ世界各地の仏舎利を集めるとウルトラマンぐらいのサイズのお釈迦様になるぐらいは余裕であるらしい)、イコンとして宝石なんかを納めている塔が多い。受難も多い金閣、先の大戦では西軍の陣だったので建物全てに大ダメージを受け、江戸時代になって修理&再建。そして、明治のアレ金閣と庭園を公開し拝観料を徴収して寺収入として生き残ったので、早いうちから観光収入でなんとかしていたお山であるとも言える。
昭和25年(1950年)7月2日、放火により金閣(国宝の舎利殿)と安置されていた国宝足利義満坐像、伝運慶作の観世音菩薩像、春日仏師作の夢窓疎石像等10体の木像等もすべて焼失。昭和30年(1955)に創建当時の姿を復元した金閣が再建されたが、国宝は解除されている。世界遺産古都京都の文化財には登録されている。

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たまに思うんやけど、美しいものというのはあるいみインフルエンザウイルスみたいな怖さがあるわな。フルなんかも感染した人全てが発病するちゅうもんでもないし、感染した時に病んだ体や老いすぎた体であると命の危険が生じたりもする。金閣寺の美しさに感動したからといって、燃やそうとは思わへん。”普通”はフェルメールの絵をみたからって買おうとか盗もうとか破壊しようとは思わへん。ただ、その時に心が病んでいたり、常識がなくなっていたりすると、トンデモナイ方向に行ってしまうんやろかい。そんなんで、感動と感染は似てるように思う。発病してしまったら、発病したのを抑えるチカラが、免疫や体や心になかったら、それは呪詛になっていくんやろうねぇ。とはいえ小説『金閣寺』にはしびれる美しさを感じるが、一転モデルになった林養賢の方には八つ裂きの刑になればいいとおもうほどの憎しみを感じてしまう。罪を憎んで人を憎まずってなことを言いますが、罪の種類にもよる(私的主観で)。美に対してどうしようもない感情を抱くこともあるだろうけど、それは己の中だけで文字にするなり絵にするなりなんらかの形で昇華するべきで、実際に対象物にフィジカルに害をなすものは許せん。
「美は誰にでも身を委せるが、誰のものでもない」のだと私も思う。

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五用心(五戒)ちゅうのは在家の信者がまもらんとあかん戒律ですが、ちょっと優しめのんが書いてありました。とはいえ、私は仏教徒ではないので守らんでもええんですが、仏教徒でなくても人間としてのガイドラインやと思います。どの宗教でもほぼ同じような戒律ですし。
1不殺生戒 生き物を殺してはならない
2不偸盗戒  他人のものを盗んではいけない
3不邪婬戒 不道徳な性行為を行ってはならない
4不妄語戒 嘘をついてはいけない
5不飲酒戒 酒を飲んではいけない
とはいえ、額面どうりにはいかんからねぇ。特に1、肉や魚くいたいし、蚊とか見たら撃墜したいからねぇ。4、厳密にいうと嘘でも、正直に言うとアカンという場面も多いからねぇ。5、般若湯はねぇ、溺れないことですねぇ。
日本的に何事も常識枠で中庸というかグレーゾーンを大切にしたいです。

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拝観料を収めると入場券=お札
1950年の金閣寺放火事件の前は三層にのみ金箔がのこっていたらしいが、再建時に二層まですべて金箔がほどこされ、多分この状態が義満がみていた金閣の姿に近いかと思う。

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宝冠釈迦如来像と足利義満像がみえている
去年、はむちゃんといっしょに都美で若冲展覧会を楽しんできましたが、その時にこちらの鹿苑寺の大書院障壁画もたっぷり拝見しました。葡萄小禽図、松鶴図、芭蕉叭々鳥図、菊鶏図の襖絵、それに竹虎と鳳凰も鹿苑寺のんでしたねぇ、、今、目をつぶっても叭々鳥の姿が思い出せます、、あれはすばらしかった、、(ため息)。

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白蛇の塚
もともと鹿苑寺の地所は鎌倉時代西園寺公経(藤原公経)が西園寺と山荘をスタート。以後、子孫の西園寺家が代々所有していた。西園寺家は朝廷と鎌倉幕府との連絡・関東申次を務めていたが、鎌倉幕府滅亡するともちろんその役職もなくなり失業。当時の当主西園寺公宗は鎌倉幕府北条氏残党らと結託、北条高時の弟・泰家を匿う。西園寺公宗と北条泰家は後醍醐天皇をここに招いて暗殺し、伏見法皇を擁立して新帝を即位させるというクーデター計画を企てる。しかし、異母弟・西園寺公重の密告で計画が発覚!!西園寺公宗は日野氏光(公宗の正室・日野名子の兄弟)たちとともに捕縛、出雲国へ配流に決まっていたのに、その出雲への道中に名和長年により処刑。西園寺家の莫大な所領と資産は没収。
この白蛇の塚とよばれる五輪の塔は、弁天さんやとかあっさりとした説明立て札がありましたが、家運に神徳がある弁財天をかぶせているところが、家運が尽きた西園寺家の無念を鎮めるもんなんかと感じます。
ぞわぞわするねぇ。
存外こちらの金閣や鹿苑寺に災いが起こるのは西園寺家の呪いなのかもねぇ。とはいえ、足利家はそこらへんで呪われるようなことをしまくっているわりに、結構ちゃんと祀ってないのでラジカルな家のような印象がありますが。

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銀河泉
足利義満がお茶の水につかったと伝わっているらしい。
ま、当時は水質もすばらしかったんかと思う。

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貴人榻(きじんとう)
昔高貴な人が座った石らしい。
室町幕府から移設されたと書かれていたが、燃えた後の花の御所からもってきたんやろか、とか、この石も燃えたんやろか、、とか色々と想像してしまった。

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あわてないあわてない、ひとやすみひとやすみ
鹿苑寺はいつ来ても、なんかものすごく疲弊します。
金っていうのが心を狂わすんかねぇ、、。あんまり心安らかにいられない私です。
金閣とくれば、、、次は?
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2017.05.21 09:00|Birding
シリーズキヨト途中ですが、ルーチンの鳥も差し込み
ですが、ちょっと宣伝
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鳥屋野潟です



コマドリ
今春はこちら定点観測地の鳥屋野潟以外でも遭遇することが多かったです。
コマドリ当たり年か?

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時間があまりないときに観察するのには向かない小鳥ですが、
ボケーーッと長時間見ていると、最初はチラチラっとしかでてこなかっても、だんだん大胆になってきます。ていうか、私が居るのが気にならんようになってくるといったほうがいいかも。とはいえ、なかなか長時間鳥見に割けないので大抵はアホガミルトリノケツになってしまうんやけどね〜(あはは)

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あっ!咲くの忘れてたっ出遅れたっ

って、桜の木がいっぽん。とんでもない早い時期に咲くのも1っぽんあります。いったいなんなんだろう、木の体内時計。メジロがわっさーーーっと鈴なりになっていました。他に吸うとこないからな(爆)

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オオルリも激減
メスは増えた。

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時を同じくしてキビタキもメスと1年坊主ばっかり。
このキラキラバード達は最初にオス、次にメス、最後に1年坊主のグループというふうにやって来る時期がビミョーにズレてます。

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ルリビタキもメスばっかり

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クロジのメスがおった。
鳥屋野潟ではぽつぽつ見かけるバンティングなので、先にキラキラバードたちを見てから後でちゃんと見ようとおもったら、おらんようになっていた。ということでこのわかりづらい写真だけであります。

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じーーーっと松ぼっくりの隙間を見つめるアオジ。
アオジは相変わらず一定数います。
アオジとクロジは写真で見ると似ているのですが、実際に動いているのをみるとクロジのほうがでかくてフワフワ感あります。アダルトオスは見間違いしないですが、メスはしっかりとランプ(rump)を見ると一目瞭然、クロジ女子は栗色のオケツです。どっちも可愛いけどね〜。

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アオジが見つめるだけ見つめ倒して、なんにもしなかったマツボックリ群
今度はシジュウカラが来て、ディーディーディーディーいい倒して、眺めて、
またもや何もせずに去って行った、、、。
この松ぼっくりには何が?
かなり気になったが、なんとなくきしょくわるい気がして触らずにおいておく。

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公園に子供連れの親子グループが数組ピクニックを楽しんでいた。
お弁当&お菓子の入ったトートバッグを不用心にレジャーシートの上にぽんと置いてあったのを目ざとくボソ父が発見。ボール遊びを始めてレジャーシートから少し遠ざかったとたんに、チャッと近寄ってトートバッグから未開封のアソパソマソスナツクをかっぱらって来た。器用に開封し、一つは自分が食い、次は嫁に食べさせ、また一つ食べ、次は嫁に、と、嫁がまた地獄の亡者のような声でグエエエエエと鳴きながら羽を下げてパタパタさせて赤ちゃんポーズ、、イチャイチャイチャイチャと盗んだ菓子を食っていた。もちろん食べた後のゴミはそこらへんにほっぽらかし。
実はこのあたりのお菓子の袋放置はこいつらが犯人というのが結構あるんではなかろうか。全部ブト&ボソの所為ではなかろうが、少なくともこの白い袋はこいつらが犯人です(あはははははは)。

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重なりあった芸術

2017.05.20 09:00|museums
シリーズキヨト途中ですが、差し込み
ニーツに来ております。

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どえらい土砂降りだった日藤城清治影絵展
藤城清治というと

「ケロヨ~ン!」「バハハ~イ!」

と、ケロヨンの作者で有名ですし、カルピスのキャラだとか、銀河鉄道の夜とか風の又三郎とか、私が読んだ賢治の絵本は全部挿絵がフジシロ版。ということで作品には大変ファミリアーではありますが、原画を鑑賞するのは初めてです。

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新津美術館、展示室内はカメラ禁止でこのエントランスにつながるホールは撮ったって良いというのが通常なんですが、今回は全館すべて撮影禁止。かなりの物々しさです。ちなみにこの写真は土門拳の時のん。

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会場内で上映されていた制作風景のDVDで、作業台の上でやりたい放題の猫たちが可愛すぎる。藤城清治作品にはものすごく生き生きした猫たちがたくさんでてくるんですが、これはこの猫たちやな!と感じました。
それに実際の原画をみると、切り口や重ね具合、糊や風合いがプリントとは大違い。なんか、なんていうか、生きてるんですわ。この”切り絵”という分野の美しさに目からウロコがぼったぼた。スイートなばっかりのメルヒェンかと思いきや、妙に凄みもあって非常に味わい深い。

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小鳥に説教する聖フランシスコ
ケロヨンやカムパネルラ、オツベルやゴーシュなど超有名作品もたくさん出品されていましたが、彼の作品内に出てくる鳥や獣、猫の表情は絶品。

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佐渡のシリーズや、萬代橋がものすごく嬉しい。
今回の展覧会用に3月21日に弥彦神社に来訪、実際にスケッチされて制作された作品も展示されていました。残念ながらニューすぎて絵葉書がなかった、、。他にも三陸町や気仙沼、博多や長崎や札幌などの作品もありリアルな世界がファンタジーになる不思議な感覚が味わえる。
これはもしまだ藤城清治の生作品を見たことがない人は必見やと思います。切り絵というと大道芸とか寄席の前座とか、そんなんしか見たことがなかったのですが、切り絵はきっぱりと芸術作品ですわ。切って貼って重ねるというのがこんな芸術になるんですねぇ。いやはや、感動。
さて、心がいっぱいになったところで
お腹もいっぱいにしましょう。次の晴れた日、どうしても外食で”ちょっといい”カレーが食いたくなったので、インターネットで検索して探したところ、ガタ駅の近所にええ感じのカレー屋発見

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カレー屋
潰れてました(チーン)。ていうか、ほんとーにインターネットで探してもどもならんガタ生活情報。たまにネットでひっかかってもこの体たらく。あかんやん。呆然と立ち尽くしたものの、この近所にあるココイチにしようかとおもったが、今日食べたいのは”ちょっといい”というコンセプト。ちょっとだけ、ええモンというか椅子も雰囲気もええ店がいい。食後のコーヒーとかも飲みたい。またインターネットで探す(懲りてはいるが、他に探す方法が私にはない)。が、カレーはネットではでてこなかったので、グーグルマップを呼び出して、単純に
”レストラン”
と、入れて検索してみた。するとフツーのカフェが近所にあったので

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歩く
ほんの3ブロックほど
歩道橋があったので登って見渡す。
これぐらいの高さは全く問題なし。下が川とか水ならさらに怖くないです。
ただし、ヒビがはいっていたり、軋んだり錆びてたり穴があいているとかなり脂汗がでます。

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Alleys アリーズ
ネットでみるかぎり、所謂普通のカフェのような感じで安心感を感じる。
そういえば、知り合いにJさんというかなり偉い爺さんがいて、その人に何か食べにいこう誘われると、最初はイタリアンやアメリカンなどが候補にあがるものの、実際に行くのは必ず中華料理になるという、、。それでよく笑っていたんですが、よく考えると私もエンドアップがフレンチフライが付いている料理(サンドイッチか魚のフライかケンタッキーカーネル)になるという、、人のことは笑えない。

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店内、テーブル席とソファ席があって
ソファに案内された。座りこごちはいい。が、テーブルがコーヒーテーブルなので低い、地べたに座って食べるちゃぶ台の高さに近い。これは、コーヒーとか酒飲むにはいいですが、食事にはちょっとナニ。カトラリーの使わんようなものを頼むことにする。

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アリーズバーガーにしました。
ベーコンチーズバーガーにフレンチフライとオニオンリング
ぺらっとキューカンバーピクルス(一本つけてほしい)
普通に満足しましたが、個人的好みでいうとこの自家製黒糖パンというのが甘すぎ、柔らかすぎ。肉汁でぐずぐずになるし、甘すぎてケチャップとマスタードに今ひとつ合わん。これ、もそっと固めのカイザーとかのパンやったらめっちゃうまいんとちゃうかな、と思う。もしくは南米系フランスパン(この前のセルヴィツーのパンが理想)。
ともかく、コーヒーはそこそこうまかったし、まずまず満足しました。
食ったので、少し歩く
すぐ近所がブラブラバンダイなので紀伊国屋へ寄る。
エスカレーターでぷいーんとのぼっていくと、大きなトラフズクが、、

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実物大ト卜口
どんぐり共和国とかいう新しいお店ができてたので、もしかしたらカリオストロ公爵家の家紋グッズとかあったら欲しいなぁ、、と寄ってみたが、なかった。知っているキャラクターもあるが、知らんのも多いということを確認した。また機会があれば知らない作品もみてみたいとおもう。隣の卜卜口さんというと、昭和。1988年ですねぇ、あんまりアニメとか見ないようになってた年頃やったような気がするねぇ、卜卜口よりもビートルジュース、ビッグ(トムハンクス)、レインマンのほうが記憶に残ってます。あ、ランボー2とかミスティックピザもこの年やったんでは。
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